和傘を使われる環境で思いつく物って?

時代劇
歌舞伎
踊り

などなど

日常で和傘がなかなか使われなくなってる中
和傘で思い浮かぶのはやはり時代劇とかなのでしょうか?

僕はそうでした(^_^;)


今回の書籍は

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東京の和傘職人「藪田武」さんの聞き書きを
江戸川区教育委員会が発行した物です

和傘の歴史の事や作り方
ちょっとしたコツと拘り
演劇に使われる和傘と雨傘の違い…


これは今でも入手可能です
江戸川区教育委員会の社会教育課文化財係に問い合わせたら在庫がまだ有るかと思います( 'Д`)
そのうち、もう数冊は手に入れとこうと思ってます(笑)


藪田さんは
演劇、歌舞伎関係の傘を作っていた方です

雨にさす傘と違い舞台で使う傘には
役者の顔が三階席からも見えなければいけない
その為、傘の開きの角度が雨傘とは変えないといけない

など

舞台道具ならではの拘りも書かれています

今は残念ながら和傘職人は引退されています
いつかお会いしたい方の一人です


作り手の拘りと 使い手の拘り
道具は使い手に合わせる事で道具になると思ってるので
読んでいて頷く事も多かったです(^^)

道具は使い手が有って初めて意味を持つのなら
使ってもらえる為の努力は作り手として拘り続けなければいけないのだと
この本を読んでると思ったりします( 'Д`)



和傘では無いですが
法隆寺の宮大工棟梁 西岡常一さんの本を読んだ時にも同じ感じがしました
西岡棟梁の色々な話を収録されてるCD BOXもたまに聞きながら仕事してます(笑)
凄く勉強と刺激を受けながら( 'Д`)