母の一周忌と新盆を兼ねて、7月中旬に帰省していました。



久しぶりの実家の空気や景色に、たくさんパワーをもらって帰ってきました。


美しい富士山の夕暮れ。電信柱がじゃまだけどね〜。



実家の近くでは、真夏でも青々として美しい紫陽花が咲いていました。



ところがところが、

帰ってきてから

コロナになってしまいました。



体は本当にしんどかった!



熱は二日ほどで下がったのですが、

食欲がまったくない。



倦怠感がひどくて

うどんを温めるのが精一杯。



うどんを温めて、休憩

食べて、休憩
片付けて、休憩…

あとはひたすら眠る。

こんな日々を過ごしてました。



感染から2週間経ちましたが

いまだに咳と痰がきれずにいるし、まだしっかりしていない感じが残っています。



コロナになったとわかった時

私の中では

自我が大騒ぎしていました。



ちょっとちょっと!

やばいじゃない!!

仕事休まなきゃならない!

まずいよー!

どうするのよー!



私の部署を一時閉めるので

掲示もしないといけない。



お客様から

「わー、コロナかー。

坂田さんと話したのはいつだっけ…。」

と思われるのも嫌だ。

恥だよ、と思う気持ちが出てきました。



仕事を休まなければいけなくなり、

申し訳ない気持ちと

なってしまってごめんなさい🙏
という罪悪感がありました。



「奇跡講座」「奇跡のコース」には、365日毎日やるワークブックレッスンがありますが、当時のワークが


私は肉体ではない。私は自由である。

私は今も神が創造したままの私なのだから。


をテーマにレッスンの復習期間に入っていました。



「…とは言ってもねー

食欲ないし、頭痛いし、しんどいよー!

『私は肉体ではありません』なんて、とても思えないよう…」

と文句を言ってました。



ぼーっとしながらも

それでも毎日のワークしている中で

「このしんどさに流されたくない!」

という思いがだんだん出てきました。



孤独や苦しみ、悲しみ、痛みなどを経験したくない。



肉体の状況がどうであれ

日々の出来事がどうであれ

それをこえて、愛や優しさ、人々とのつながりを感じていたい。



それを人生のメインに据え置きたい。





この機会を通して

私は何を受け取りたいのか?



嘆きを受け取るか

愛を受け取るか



どちらを受け取りたいのか、

ただ決心すれば良いだけでした。



あとは体を休めて、ひたすらゴロゴロしていました。



その結果、確かに私は優しさをたくさん受け取っていました。



友達や家族、上司、関係先からは、優しいメッセージをたくさんいただきました。



一足先に回復した娘からは

山ほどの野菜、肉、魚、豆腐、納豆などの食材を買ってきてくれました。



お客さんからも、スポーツ飲料水、バナナ、ゼリー、パン、お菓子など、すぐ口にできるものを玄関前にたくさん差し入れしていただきました。



スーパーが遠いので、本当に助かりました。

感謝〜!!



休み中は仕事上のトラブルはほとんどなく、落ち着いて過ごすことができ、先週の月曜日から出勤しています。



大勢のお客様からも、

「実は私も以前コロナになってね…」

という体験談や、

「大事にするのよ。」といたわっていただきました。



コロナになったことによって、

多くの愛が私を取り囲んでくれていたんだ、とあらためてきづくことができました。



何が起こっても

その中において何を見たいか

それを決心することって、とても大切だと思います。



意図したものはちゃんと見えました。



自分が見たいものを見せてもらえるなら、

私は誰に対しても

その方の真の強さ、命の輝き、愛を見ていきたい。


ますますそう強く思えるようになりました。




コロナにはかかったけど

(家族みんなかかってしまったし

私の体調も万全とは言えないし

父はまだ入院しています。)

私の中では、それは大したことではなくなり、優しさをたくさん受け取ることができた出来事でしかなかったです。



「愛はそこにあるんか?」

CMのキャッチコピーのようですが、

あるんです。



最初から愛はそこにあったんです。

私が、恐れや疑いの心で、それを見ようとしていなかっただけ。



そこに愛があるのだから、

見ようとすればそれは見えるに決まっているんですね。



今回、私を脅やかすものは何もなく、

「何も起きていなかった」という経験をすることができました。





立秋をすぎたとはいえ、猛暑での疲れも出てくる方もいらっしゃるでしょう。

皆さま、どうぞ、睡眠と栄養をしっかり摂ってくださいね。



ありがとうございました。