練習の時の心構え | 和太鼓奏者!篠笛奏者!邦楽器アーティスト”友永綾美”ブログ

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女性篠笛奏者、女性和太鼓奏者として全国で活動を続け、作曲・作詞・プロデュース・舞台構成や演出も手掛ける、名古屋出身のアーティストです。

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いきなり関係ない写真からすみませんm(_ _)m

これは以前モーニングを食べたときの写真。

しらすとチーズの組み合わせは良いが…
胡椒はどうなの…?(゜_゜;)

先日生徒さんも言っていた、あるスポーツ選手のモットーに共通していた『練習』というものについて。

私達や皆さんがやっている音楽や芸術の練習は時間や内容が大体同じように流れているだろうから、きっと納得していただけるかと。

みんなで合わせる時。曲を流すとき。リハやゲネプロでいえば練習ではないから当然ですが、
『本番と思ってやる』ということ。
よく言ったり聞いたりしますよね★


まず簡単な解釈で言えば、私も生徒さんに『本番と思って声出して!表情!立ち居振る舞い!』などなど言ったりする、それ。
練習でやってないことは本番では出来ない事が殆どなので、
また、日頃の悪い癖なんかが無意識に出たりもする(立ち居振る舞いは特に)。
だから本番と思ってやってみてもらう『テスト』でもある。

もう1つ上へと意識を上げて解釈すれば…、
『本番と同じ緊張感、やり直しがきかないという緊張感』で曲通しなどを合わせる。

本番とは。
『やり直しがきかない』
そして、特にこれが仕事なら不可欠なこと、
『今出来る事を最高の状態でお届けする』
ということ。


練習は、出来ないことを出来るようにしていく時間。
本番は、今出来る事を最高の状態でお届けするもの。

パフォーマンスも空気感も、瞬時に本番モードに切り替え、最高の自分を一発で出せるように、
そういった意識(それが訓練)が必要だと思うのです(*^-^*)

初めて間もない頃は、ほっといても
『あ~どうしよう…わかんない、難しい、ついて行けん…』的な緊張感のおかげで、
練習も本番も『緊張感』は保てます(笑)
教える側だったり上級者やプロになれば、それが無くなっていくし
教える行為(常に周りを見渡しながら、など)が癖になってしまったり、自分の立ち居振る舞いが疎かになったりする人も…

いわゆる『良くない風に緩む』というか。

あ、緊張といっても良い意味の緊張感の話です。

普段の自分、良くない緩み、そんな状態で『本番』は見せてはいけませんよね
(^^;)
本番と同じ精神状態(パフォーマンスも)を、
合わせで一発でやりましょう、という心構え。

そういったことも、練習(訓練)になりますね(*^-^*)

出来ないことに挑戦する練習やトレーニングは、そういう時間(合わせじゃない時間や空き時間、自宅練習など)で積み重ねる。
練習中の復習タイムなんかや、基礎タイム、
沢山タイミングはあります。

曲を通すときは、本番オーラを纏いましょう!
放出しちゃいましょう!


ってお話…

私もそこを完璧に出来なきゃなぁと思ってます。

Michael Jacksonって、舞台リハなどでは声や体を駆使しないよう、
彼なりのリハモードでやってますよね。(勿論他の一流の方々も、同じくです)
ただし… 一流のオーラは光りまくっている!

本番では更に光るわけで…

一流の域に行けるまでは、練習の時から変えていく意識がないと当然無理だよな(ーー;)
と、自分を叱咤する、私も、まだまだそんな1人です…(汗)