長久手ライブ | 和太鼓奏者!篠笛奏者!邦楽器アーティスト”友永綾美”ブログ

和太鼓奏者!篠笛奏者!邦楽器アーティスト”友永綾美”ブログ

女性篠笛奏者、女性和太鼓奏者として全国で活動を続け、作曲・作詞・プロデュース・舞台構成や演出も手掛ける、名古屋出身のアーティストです。

10月19日、フロールフェスティバルでの和楽ライブにお越しくださった皆様、
どうもありがとうございました!!

太鼓が見たくて来た方も沢山いらっしゃったようで、大満足で帰っていかれたと聞いて、
ホッとしました★
ダカントのお二人も来て下さって、H君は『かぎろひが気に入りました★

また笛練習してみようと思いました♪』と言ってくれて、
二人で搬出を手伝ってくれました!

お誘いした生徒さんや皆さんも、手土産と、歓喜の言葉を届けにステージ裏まで来てくださいました!
とっても心強い力となります。
ありがとうございました!

何よりも・・・
この日は本番が30分間、いわば、通常のライブやイベントと変わらないプログラムではありながらも、
なぜだか、2時間コンサートを控えているかのような、
物凄いハードな日々を送っておりました・・・

連咲美称に、今回はお馴染み『はたの』さんをお呼びし、

あれよあれよという間に『せっかくだから音源作ろうよ 』という流れになり、
本番4日前に音楽製作の方と打ち合わせながら作業をしました。
実際の生演奏では、現時点でコード進行(和音)を必要とする楽器がないため、
製作さんに渡した譜面はメロディしか書いてありません。

それを頼りに作ったサンプルが、私の想像とエラク違ったのですが、
その日はお互いに予定が詰まっており、
自宅へ戻ってからコード進行を全て拾いなおし、
譜面をFAXすることにしました。

その、直してほしい箇所を全て直すには時間が足りないと、
翌朝さっそく電話が・・・^^;

その方は名古屋でも超売れっ子のクリエイターなので、
すべて直すには、一から作り直す必要があって、
日にちが殆どないとのこと・・・

とりあえず、できるところだけ直してもらって、

万一納得できなければ19日は通常通りの生楽器のみでいこうと思いながら、
お互いの予定があく、翌日17日の21時にスタジオへ訪問しました。

すると・・・
『時間が思わぬところで空いたので、できる限りやってみました』
と、修正版を聞かせてくれました。

『ムチャクチャ良い!!!』
生演奏版とイメージは違って、ゆっくりとした綺麗な音楽になっておりますが、
これだけ聞くと『この曲っていい曲だわぁ』・・・と
作者自身ながら感動してしまう仕上がりになっていました!!!!

さぁて・・・
美和子さんが、18日の夕方ごろ岡山から帰ってくるので、
それに合わせて音源をお届けするとして・・・

問題は、サブメンバーです。
音源にあわせて普通に太鼓を打つのは初めてです。
(鳴り物くらいはありましたが)
なのに、当日までに練習できる日は一日しかありません^^;

掲示板にも質問がありましたが、
聞こえにくい音源に合わせるには、馴れと正確な音だしができる技術も必要。
狙ったところにピンポイントで打てなければ、
自分の太鼓の響きで、綺麗なタイプの音は自分の耳に入ってきません。
(正直、ピンポイントでヒットする=音が完璧に重なり合い、

太鼓の音しか聞こえない・・・というのも事実。

結局イヤホンモニターでもしない限り、軽い音質のものは聞こえません)

返しのスピーカー(奏者に向けてあるスピーカー)は三味線の前とはたのさんの前に一台づつ。
あとは天井のスピーカーです。

何度かリハでも頑張りましたが、
やはり、太鼓の音に隠れる音源を聞き取るのは相当馴れてこないと難しく、
長胴のメンバーが何とか聞こえる音量を目安に設定。

結果、お客様には唄や笛や三味線が、音源の陰に隠れてしまう箇所が多く、
歌詞が聞こえなくて残念だった・・・・とか、
あの笛奏者の笛が聞こえないのは勿体無かった!!!
など、
ある意味嬉しくもありますが、申し訳ない限りの結果となりました。

でも、次回の音源使用時には、返しスピーカーの増台や位置を考慮し、
よいバランスでお届けできるようにしたいと思います。

ちなみに、友永はどうやって音源に合わせているのかですが、
掲示板にも書きましたが、
かすかに聞こえるテンポ(シンバルのチッチッ・・・とか、
3拍目に入るドラムの音とか)を頼りに、
体内テンポを一定に保つべく、どえらい集中をしています。

三味線と太鼓のコラボなんかでも、実は三味線のメロディーは所々しか聞こえてこなくて、
弦を弾くアタック音(ベンベン!バチバチ!みたいな)を頼りにしています。
三味線のメロディーや、曲は殆ど覚えていることが前提ですけど^^;

と、まぁ、演奏を迎えるまでに、連日深夜までやる事がいっぱいで、

睡眠時間が3時間ほどの日々が続きましたし、

自分の練習は全くできず、新しい津軽のメロディーを、
前日夜と当日に覚えこんだという、バッタバタの日々でしたが、
とにかく皆さんに喜んでいただけて、一安心です!

もっともっと良いステージをお届けすべく、日々頑張っていきます!

この日は合気道の演舞がありまして、その関係者がかなりの大人数で、
舞台裏は恐ろしい光景でした^^;
西川ヘレンさんにご挨拶したのですが、
あまりの綺麗さに驚き!!!!
そして、講演会の語り口調にオノノキ・・・
(そっか、元々芸人さんみたいにやってたんだっけ)

さて、実は、友永はステージ中に数々のハプニングと戦っておりました。
その話は次回の日記で・・・^^;

最後に、ホール打ち合わせの時に撮った会場の写真を貼っておきます。
演奏中の写真は、舞監の野田さんが、

いつものように手が空いた時に急いで撮ってくれた写真(急いでいるのでボケてはいますが^^;)を
写真のページにアップしておきます★



このホールは今までの中で一番のお気に入りです!!


いつかまた、ここでライブをやれたらなと思っております。