ライブツアーin名古屋 | 和太鼓奏者!篠笛奏者!邦楽器アーティスト”友永綾美”ブログ

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女性篠笛奏者、女性和太鼓奏者として全国で活動を続け、作曲・作詞・プロデュース・舞台構成や演出も手掛ける、名古屋出身のアーティストです。


 

4日前のツアー初日と違い、本来の和楽のみの舞台、

 

 

という事で気持ちは初日のつもりで迎えた朝。

芸創センターは搬入口から荷物をせりに乗せ、

 

そのまま舞台へ上げられるため、非常に楽

 


今回は受け付けスタッフ人数がギリギリで、

 

どのセクションも余分な頭数がなく、
突然来ていただくことになったスタッフさんが多く、

皆が初顔合わせの為、申し訳なくて私は朝から受け付けスタッフさんと

ホワイエの準備にとりかかる事に。

 

 

毎回、演奏に集中できないままの本番を迎えることに少々不安を感じながら・・・

 

 

 



その間、和楽メンバーが和空メンバーに指示しながら舞台準備をすすめる。
いつもは私に指示されながら仕事を覚えてきた和楽メンバー、

 

突然自分達が準備を進めなくてはならない。

何よりの勉強にもなる。
でも、いつも近くにいた和空メンバーだけに、準備もほぼ順調に進んだ。



今回からスタッフとして参加する愛子ちゃん

(タレントの付き人経験もあり、照明の勉強や舞台全般を勉強したいとのこと)も
初めてながら舞監の野田さんに教えてもらいながら頑張ってくれた。


今回は照明装置に一趣向懲らしている。

 


和楽の楽曲が、ある背景や風景をテーマに作った曲が多く、

 

それを視覚的に表現する演出が練られていた。
ネタは韓国のものだが、

事前に渡した資料とほぼ同じというネタを用意してくださったおかげで、
私たち自身では伝わりにくい曲かなぁと危惧していた古代の風景シリーズ

『竹霞~山の辺の道~』が、

アンケートでは大人気の結果に。



また『天高く』は曲が生まれた背景が、そのネタにより更に深みを増し、

短いながらも好評をいただき
今回一番の大作(空山一路の第一部のテーマ、

古代の日本を強く押し出した、万葉集シリーズ第一段)

『かぎろひ』は
走り火とともに皆さんに大好評だった。



関東地区の金子さんや関西地区の野田さん、津田さん、森澤さん、愛子ちゃんなど、

もともとはネットでスタッフを呼び掛け知り合った方々。
金子さんや野田さん、そして野田さんの紹介、津田さん、森澤さんは

キャリアのあるベテランスタッフです。

人への思いやりや尊重の心、舞台への思いで、
こんなにいい関係で舞台を作り上げられるものかと
周りを驚かせたくらい、
本当に良い方達と巡り合えた。

9月末あたりからの様々な諸事情で、
宣伝活動などに力を入れられず、動員数は

お客さまにも申し訳ないくらいだったが、


そのあたりMCで笑いのネタ(?)となり
真剣な私たちを、真剣に見てくださった。
アンケートにはその様子がよく伝わり、いいお客さまに見守られながら(?)
舞台を努めることができました。



浦安でももちろん私たちと共に数か月ツアーに向け活動し、

その思いや日々の仕事を見てきた美和子さんは

 

『袖で見ていて、涙が出てきちゃって、

 

フィナーレ出れないかと思ったくらい涙が止まらなかった』

 

と、終演後泣きながら言ってくださいました。

 



本当にこの間いろいろあり、その苦労や費やした時間に対しての

労いも形もないまま、
次の名古屋に向けて、残された日数で走り回ったメンバー。

 

 

全員それを『我慢』で飲み込み、
いづれ自分達で取り戻そうと前向きに頑張ってきた姿。
それがこの名古屋の2時間弱という短い中に凝縮された舞台でした。

 

 



アンケートの様々な意見やアドバイスは今後の舞台にしっかり反映させ、

ツアーの回数を増すごとに進化したい、
またアンケートや今までの感想にもあった、和楽だからこその感想、

その世界観をより完成されたものにするため、レベルアップしたい!



やはりツアーという同じ内容の舞台は、
反省点を克服し、手を加えたり引いたりしながら
また、毎回違うお客さまであるからこそ変わる舞台の雰囲気など
生物だからこそ、の楽しみもあります。

お時間のある方は、二度、三度と観にきてくだされば(*^_^*)と思います。

…最後は宣伝(笑)

写真は現時点でお見せできる範囲のものは随時、アップしていきます。
ツアー終了後には全ての写真をお見せできるかと思いますので
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