先週末に突然思い立って行って来たのが
漆黒の城 松本城🏯‼️ カッコえぇーーーー😍
黒い板は漆喰の壁が雨に濡れて崩れないようにと
漆を塗ってあるのだそうです
加えて豊臣秀吉への忠誠の意思表示でもあったとか(大阪城も黒かったから)
旦那さんと数年前にも訪れているのですが
その時は天守閣入るのに2時間待ち⏰
しかも夏真っ盛りで 炎天下で待つには辛過ぎて断念していました
松本城は子供の頃に家族で行ったのですが
天守閣の最上階で 当日3歳だった弟が『おしっこー❗️』
😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱
父が弟を横抱きに抱えて 下まで大急ぎで駆け降りたそうです
でも 行った方はご存知かと思いますが
ここの階段って大変なんです 狭いし急だし 段差が高いし😣
よくあそこを駆け降りだと思いますが
まさか国宝の天守閣最上階から・・致すわけにもいかないですし
この話はずっと語り草になっておりましたwww
それ以来の天守閣のあるお城でしたが
普段は山城ばかり行っているので(天守閣なし)
逆に新鮮で楽しかったです🎵
大好物の石垣も たっぷりと堪能してきました
もうね・・素晴らしくないですか?
お堀と石垣と天守閣 美しい眺めです😍
月見櫓から見たところですが
瓦の先端部分 瓦が違っているのが分かります
これは凍った雪などが落下して 丸瓦を痛めないようにと
先端部分に平瓦を乗せてあるのだそうです
昭和の大改修の際にやったそうですよ
旦那が見ていて気が付いて 何で先端だけ瓦が違うんだろう?って
多分上から雪や氷柱が落ちてかて
屋根を痛めないためだろうと話をしていましたが
まさにビンゴでした❗️👏
降りて来た時には 既に入場時間を過ぎていて
人も少なくなっていた松本城 少し陽が傾き始めていました
この日は他に どうーーーしても行きたかった場所に立ち寄っていて
旧制松本高校(現信州大学)です
実はここ亡くなった父の母校だったりします
少し先輩に作家の故北杜夫さんが在籍されていました
学ラン・学生帽・黒いマント・朴葉の下駄がトレードマークで
バンカラの校風で知られていたそうです
昔の校舎や講堂などの建物が残されていて
旧制高校の博物館や市民グループの活動場所などとして使われています
建物の中は 殆ど当時のまま残されているので
父もこんな景色を見ていたんだろうか
友達とここでどんな学生生活を送ったのだろうか
色々と考えると感無量な気持ちになりました
早くに父親(私にとっての祖父)を亡くしていたので
一家の大黒柱として頑張らなければならなかった父にとって
松高での時間は 一番楽しかった時間だったと聞いています
父の没後に 母と訪れた事があったのですが
その時は運悪く休館日の為に 中に入る事が出来ず
その後訪れる機会が無いままに母を見送ってしまったのが心残りでした
大きく育ったヒマラヤ杉の並木を歩きながら
若かりし頃の父を想像しつつ
ゆったりとした時間に泣きそうになったのは内緒🤫
松高卒業後に大学への進学を泣く泣く諦めて教員になった父は
赴任先で母と出会う事になります💕
赴任初日は学ランにマントに朴葉の下駄と
バンカラ学生そのままのいでたちだったと聞いています😆
私の中では いつかどうーーしても行かなければと思っていた場所
ようやく 長い間の約束の場所に立てた様な気がしました
主人にもそんな話はチラッとしていたので
『やっと来られたね』と一緒に喜んでくれて 本当にありがとう
梅雨入りも遅れているし お天気も良い日でよかったです
亡き両親へも気持ちは届いたかな・・