仕事がお休みの金曜日 良い感じにお天気も良くて
数年前から行きたいと思っていた『戸倉城跡』
リア攻めに行ってきました🏯
あきる野市にある山城で 登城ルートは3つほど
今回は大石定久(北条氏照の養父)の居館跡と伝わる光厳寺(こうごんじ)側からのルートで登城❣️
お寺さんの駐車場に車を置かせて頂いて
まず最初に向かったのが⤵️
樹齢400年を超える 東京都の天然記念物の山桜🌸
初めてこちらを訪れた数年前は 台風による崖崩れで
近くまで入る道も立ち入り禁止になっていました
それでも 立派な桜の木の存在は見えていたので
春に来てみたいと思っていたのですが 想像以上でした
本当に素晴らしい巨木で 満開の山桜は圧巻です
こちらのお寺さんは 季節を問わずお花がとても綺麗で
四季折々に美しいお花が楽しめると思います
それでも1番のお勧めは やっぱり春の桜の時期
山桜を堪能したら いよいよ戸倉城へ登城します
⤴️真ん中の写真の 盆堀(ぼんぼり)城山方面が登城ルート
最初はかな〜り ゆるっとしているんです
・・ここで油断してて 後でとんでもない事になるのですが・・
下の写真⤴️ 拡大してみて❗️
城山山頂(急坂)って表記してあるんです😱
途中から段々と傾斜が厳しくなってきた辺り
小さい曲輪のような場所もあったりしますが
ここからが本番スタート‼️
これだもの⤵️
ちょっとギョッとするような傾斜になってきます
本当に上に行けば行くほど 傾斜角度が凄くなってきて
降りる時の事考えたら💦💦
そして更に⤵️ こんなですよーー
上の写真の岩だらけの急坂を越えて行った所に
下の写真の手すり付きルートが見えてきます
手すり付き・・とは言え 人1人歩く程度の幅しかありません
右側は岩盤で とても登れるような感じではないし
手すりがなければ崖から落ちそうな感じでした
そして ここを登れば頂上かな〜💕 と思って岩場を曲がったら
その先に更に岩場 そして手すりはそこまでで途切れています😱
ここで写真を撮る余裕がある全くなくて 笑
岩場をロッククライミング状態で 文字通りよじ登る
それこそ四つん這いで這って登ってる感じでした
登りきった所が山頂(本丸)になります
眼下に広がる景色は 頑張って登ってきたご褒美♬
もっと天気が良ければ 東京タワーやスカイツリーまで
ずっと展望が広がる場所です 本当に素晴らしいパノラマ
標高434.1mだそうですが
光厳寺さんが既に少し高い場所にあるので
登ってきた高さ自体はそれほどでもないはずですが
傾斜角度が半端ないのと 何より最後の岩場が凄すぎた
こっちのルートは中々ハードと聞いてはいたけれど
想像を超えるハードさ加減でした😅
怪我もなく生きて帰れて良かった〜
とても同じルートで降りるなんてこわくて無理なので
反対側から西戸倉の方に降りるルートを選びました
こちらはほんとに楽なハイキングコース🚶♀️ 全然違うの‼️
階段状に道が整備されていて 歩きやすいルートです
こちらをトコトコ降りて 光厳寺さんに向かうと
出迎えてくれたのが⤵️ こんな景色
もう・・言葉を失うほどに美しくて 美しくて
さながら桃源郷の様だと思いながら歩きました
光厳寺さんのすぐ下の急坂の途中です
『大桜通り』と書いてありました
光厳寺さん境内の 花海棠と桜の共演
どこを見ても ため息が出るほど美しくて
そこかしこに春が溢れていて 命の力強さを感じられた1日
もう一度同じルートで行くのはちょっと・・だけど
また桜の季節になったら行きたいと思う
そんな春の戸倉城跡なのでした🌸
城郭遺構としては 竪堀があったりもしましたが
それほどでもなく
本丸の曲輪も狭いので 狼煙台として使われていたのかな?
北条氏の狼煙台ネットワークの1つと考えると
とても納得が出来る場所でもありました
本丸からだ降りてくる所に石垣が2段ありましたが
これはいつのものなのか・・・後世に積まれたかな?
改めて見ても 新しそうな雰囲気がありますね
下山したルートには 両脇に石垣
これはいかにもっていう感じだけど😓
でもそこそこ苔むしていたり 蔦の絡まる様子は
ちょっとした風情を感じさせてくれるので これはこれで良しかな
そして 今回すごく感じた大事な事
山城に行って歩いている方が 私の体調が良くなるんです
多古町の山城ツアー以来 どこにも行っておらず
仕事では歩いているけれど それほあくまでも平たい所です
山城だとアップダウンもあるし 木の根やら石やら岩場やら
普段使わない筋肉も総動員して使う事になるし
何よりしっかり歩く事で 血流が圧倒的に良くなる
コレは大きなポイントなのでしょう
中医学では『不通即痛』という言葉があって
血流が滞ると痛くなるという意味の言葉なのですが
私はまさにコレ‼️
山城に行って歩いて身体を動かすのは 理に叶っている訳です💕
さぁ 次はどこの山城を攻めに行こうか🤭