『お座敷小唄』って聞いても知らない人が殆どなんだろうけど叫び

子供の頃にはいつも音譜歌っていた


多分歌が大好きで いつも色々な歌を口づさんでいた母の影響


でもね・・内容を考えると どう考えても子供が歌うのはちょっと変あせる



♪富士の高嶺に降る雪も 京都先斗町に降る雪も

 雪に変わりがないじゃなし 溶けて流れりゃみな同じ


 好きで好きで大好きで 死ぬほど好きなお方でも

 妻という字にゃ勝てやせぬ 泣いて別れた河原町


 僕がしばらく来ないとて 短気起こしてやけ酒を

 飲んで身体をこわすなよ お前一人の身ではない


 一目見てから好きになり ほどの良いのにほだされて

 呼んで呼ばれているうちに 忘れられないひととなり 


 どうかしたかと肩にてを どうもしないと俯いて

 目にはいっぱい泪ため あなたこの頃来ないから


 唄はさのさか都都逸か 唄の文句じゃないけれど

 お金も着物もいらないわ あなた一人が欲しいのよ♪



こんな歌詞の歌なんで・・・あせる


歌っていたのは松尾和子さんとマヒナスターズ(古っ!!!)

リアルでちゃんと聞いたわけじゃないと思うんだけど

今でも覚えてて歌えるってことは しょっちゅう歌ってたんだと思う





で・・・先だってのサッカーアウェー神戸戦の後で 時間があったので行ったのが京都


京都は中学校の修学旅行で行って以来だから・・・かな~~り前

しかもいわゆる名所巡りみたいな事しかやってないし


旦那さんが一番京都らしい処に連れてってやるよビックリマーク

と言われて行ったのが 河原町&先斗町


普通なら神社・仏閣を巡るコースをチョイスするところが

うちの場合はちょっと違ってて どこへ行っても町並みを見ながら歩くのが定番

旦那さんが建築関係の仕事をしているので 視点もちょっと独特なんだわ



まずは↓これ 何だか判ります?


ネコの足跡


北野天満宮からちょっと歩いた所の学校


築20~30年位じゃないかということなんだけど(旦那さん談)

窓が庇ギリギリの場所に作ってあるのがわかります? 

これってかなり難しいんだって 全ての窓がこんな風に作ってあって

意識的に拘らないと こうはならないらしい・・・



↓ これは道路に面した塀 これにも拘りが見られます


ネコの足跡



ネコの足跡

寄ってみると判りやすいかな 



↓ 正面入り口の上にこんなのも


ネコの足跡


最後の晩餐のアート絵が貼ってあったりして

でも紙みたいだったから 雨雨に濡れてもったいないなぁ



この学校の傍からバスバスに乗って四条河原町まで


降りた所は東京でもよくあるような普通のワイワイした商店街

『え~~・・河原町ってこんなダウン』とブツブツ言ってたら



↓ 道を1本裏に入った途端にこの風景ラブラブ
ネコの足跡

高瀬川沿いに桜並木が続いて 突然の別世界にびっくりひらめき電球


そして川沿いにはずっとお店が 川ギリギリの場所に並んでいる光景

小さな橋があちこちにあって 

写真ではとてもキラキラ表現できないくらいの風情キラキラ 


ネコの足跡


ちょうど雨が降っていたり 紅葉の時期でもあったのでとっても綺麗


四条河原町から三条に向って 今度は先斗町へ・・



まず笑ったのが↓これ


ネコの足跡


先斗町は通りのあちこちに こんな風にして灰皿が設置してある

狭い路地の両側に ずら~~~~っと飲食店が並んでいるんだけど


歩きながらもポイ捨てした吸殻は見なかったなぁ・・


ただ単に『歩きタバコ禁止!』とか『ポイ捨て禁止!!』

と言うだけじゃ駄目なきがするわ

何気なくなんだけど この街のはんなりした優しさときっちりとした厳しさも感じたかも



馬鹿ウケしたのは↓これ



ネコの足跡


 電信柱がグニャ^!と曲がって立ってるんだよ

見て判るとおりで 通りも凄く狭い目


途中には

『自転車自転車は押して歩いておくれやす』なんて張り紙も見つけた


旦那さん曰く

『はっきり言って建築基準法的にはありえないんだけどな 全部違反だらけ(爆)』


そりゃそうだよね~ こんなに狭い道幅で・・

火事メラメラになったって消防車は絶対に入ってこられないもん


更に細い路地があちこちにあって くまなく歩いたら凄く面白そうだった音譜



三条橋 右奥の四角い建物が三条駅


ネコの足跡


先斗町は高瀬川と加茂川に挟まれた 中州のような街

途中で鴨川に出られる場所もあって そこからは三条大橋も見えるよん



↓すぐ間近まで行ってみた三条大橋


ネコの足跡

先斗町の外れまで来ると そこはもう三条大橋


牛若丸(義経)と弁慶が出会った五条大橋はこの逆方向

京都って本当に碁盤目状に道ができているから 凄く判りやすいもんね


そしてまた・・先斗町を戻って四条まで・・河原町を散策して五条方向へ・・


そして再び四条から三条方向へ・・・と

何度も行ったり来たりしながら 飽きる事無く町並みを眺めること時計3時間近く



最近流行の『ウォーターフロント』という言葉

これはまさに京都の河原町・先斗町界隈の暮し方そのものなんだと教えられたこの日


古くから都だった京都は 水(川)と隣り合って生活に欠かせないものとして当たり前のように川と生活していて

それこそが本当の『元祖 ウォーターフロント』


あちこちでこの言葉は使われているけれど

そんな事が言われる遙か昔から 京都の街には生活に密着した存在として川があったのね




現在東京は日本の首都だし 色々な面で中心地ではあるけれど

今回行って思ったのは 京都にはどこにも絶対に負けない根強いものが残っているんだ

首都東京とは言うけれど・・・どっこい 京都には適わないわあせる


この街には古来からずっと守り続けてきている大切なものが

本当にさりげない形だけど しっかりと残っていて

今も生活の中に根を下ろして守られている気がする



神戸・・大阪・・京都

たった2日間で駆け抜けた感じだったんだけど すごく面白い体験だったわ


神戸は やっぱり横浜と似た感じ

港町という共通点もあるし 歩いてる女の子も垢抜けてワンピースお洒落だな~

横浜よりものんびりした雰囲気がしたし 横浜でもやっぱり元町の雰囲気かな


大阪は商人の町そのもので 良い意味の泥臭さを感じるかな

神戸とは全く違う 女の子もそれぞれ自己主張があって好きな格好をしてる印象


京都は言葉で言うなら『はんなり』とした街

お寺巡りをすれば当然歴史の長さは感じられるんだけど

生活に密着した街を歩いて これほど歴史の長さ・深さを感じた街は初めてだったかも


かなり衝撃的な発見が沢山あって 驚きの連続!!



神社・仏閣は北野天満宮の前を通過しただけ(((爆)))という

普通ならありえない様な京都行きだったけど

こんな街の歩き方も意外に楽しいのよ~~♪


京都はまたゆっくり歩きたいなぁ・・・

もちろん町並みを楽しみながらの散策をしに行きたい

加茂川の向こうの祇園も行けなかったしね 



あ・・もちろん 神戸・京都のナイフとフォーク美味もがっつりと堪能してきたんで

それはまた次回ってことで