どんな身体技術も一流の人間は姿勢が良く、フォームが美しいと言う共通点があります。


施術系の世界も例外なく身体操作の技術が高い人ほど姿勢やフォームが美しいです。



私の技法で言えばどうしても相手の生体反応を読み取るためにはこちらの姿勢を良く(機能的に)しなければ技術が行使出来ません。


良い姿勢(機能的)は脊椎の神経を潰さず、適度なリラックスを産み、体がフラットになります

その状態は相手の生体反応を感じるのに非常に理想的な状態です。



さらに手を使う時に意識するのは手の力が抜けていることも重要です。

体のフラットができても手に力が入っていると相手の情報を感じ読み取る感覚が削がれてしまうからです。


そのため施術系の世界では流派や方法がいくら違かったとしても、手の抜けだけは上手な人に共通しています。

これで私は同業者のレベルをある程度判断しています。


私の言う感覚基準の技術系も出来る人は施術を見れば分かります。

この手の感覚技術は施術界における極意なので、これは習得している人だけの共通感覚として皆お互いに力量を見極める事ができます。



ただ流派や技法によってこの感覚はさまざまな言葉で表現されています。エベレストをチョモランマという地域もあるみたいな感じです。



そう言う人を見ると私はワクワクします。ライバルというより仲間!と思って感動してしまうのです。

「習得までのあの大変さを知っている人...!」みたいな感じです。

それくらいに同系統の人は稀有なので会ったら仲良くしたいと思っています。



手の抜けは達人にいたる為の最低限の基礎技能なので入門が難しいです。そして出来るようになっても抜けには際限がないのでその深みを知るとゴールが見えないという絶望に駆られる人もいます。


私にとってはこの技術への挑戦は比較や誰かと競うものではないので追求には楽しさしかありません。


そして自分も楽しいし、それがすぐ患者さんに還元できるのは治療院系を行なっている人間の醍醐味かも知れません。




この世界も楽しい部分がまだまだあります。

もっとレベルアップしていきたいですね

また載せていきます!