某○○組合の黒歴史 | 和同開珎ー皇朝銭専科のブログ

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まるで当方の作品の如くの記事が作られました

今後のためしばらく証拠集めと思っておりましたが、ここらで一旦反論をしておきます

 

俄かには信じがたいでしょうが、これが山師といわれた 骨董商 の性根にあるものです

 

確かにこれは酷い!

被害にあったショップはたまったものではないが、自業自得な部分も・・・

 

戦後の動乱期、闇商人たちが暗躍した時代、様々な闇品が市場にはあふれていました

やがて日本の経済は徐々に安定に向かい闇商人たちはそれぞれの道を進みだしました

あるものは自らのアイデアと行動力で新事業を立ち上げ、またカリスマ性のある者は人を惹きつけ宗教を起こし、あるいは政治の道へ進んでゆくものなど様々な方向に進んでゆきました

生活に少しずつ余裕が出てくると人々は、娯楽に時間やお金を使うようになります

そうした娯楽の一つとしていつの時代にも存在するのが収集というものです

古くは弥生時代から美しく磨かれた石をコレクションしていた痕跡なども発見されております

古銭収集なども既に江戸時代の初期には一部の人々の間で盛んに行われていたようです

そうした収集のひとつに郵便切手というものもあり、皆さんもそうしたコレクターのお一人であると思います

戦後闇商売で暗躍していたもののうちの一人が趣味で集めていた古い切手の再現に挑戦、見事再現に成功

試しに知人に見せたところこれは商売になるのでは?ということになったのでしょう

二人は「 好き人 」を捜し求めては作品を持参し売り込みに歩き回りました

そうして次第に顧客を増やしながら新しい作品を次々と増やしてゆき店を構えるまでになりました

当時は切手1本ではなく、何でも扱う骨董店であったのでしょうが、仕入原価のかからない偽造切手の販売はよほどおいしかったのか、やがて切手の専門商として開業します

誤解があってはいけないのと、悪意のないお店の名誉のために述べておきますと、これから書くことは、戦前より他骨董などとともに古い切手を取り扱っていたお店で、現在も某組織の加盟店などでもあります全てのお店が、というわけではありませんことをここに述べておきます

 

 

やがて、切手は簡単に金になると噂を聞きつけたものたちが集まり彼らはグループで製品の製造を始めました

ここからは手彫切手だけに的を絞ってお話させていただきます

使用されたのは、オフセット印刷機です

理由はいくつかあります

まず単色印刷が可能、またドットによる印刷ではなく本物のようにベタ印刷が可能であること、最後が恐らく決め手になった理由でしょうが、銅版印刷法の場合、緻密な銅版を再現するのに特殊技能を要すること、またどんなに熟達した職人であっても、手彫切手の線文形状を全く同じに描く事は不可能・・仮に彫りまでは完璧にコピーできたとしても、その後待っているエッチング工程で線の太さ、深さ、あるいは予期せぬ保護膜剥離による版傷などは現代の科学の粋を結集したとしても再現不可能なものである(だからこそ手彫は全てのポジション、版で微妙に表情が異なるのです)が、オフセットの場合、元となる画像さえあればコピーのように全く同じ線文形状での製版が可能であり印刷ができるからでしょう

 

当初彼らは古い文献を元に製品を次々と作ってゆくのですが、紙やインキ、色合いなどどうしても資料どおりの製品の再現ができないものが次々と出てきたのでしょう

そこで彼らがとった手段は、製品を資料に合わせて作るのではなく、できた製品に対する資料を用意したのです

「 研究資料は、戦前のものだけにしなさい 」 これは今は亡き私の師匠が私に残してくれた最大の教えでした

戦前の資料と戦後の資料ではその記載されている内容が大きく異なります

当初その理由がわからなかった私は、古い資料は情報も少ない中で作られたものだから誤った内容が多いのだろう程度に考えていました

しかし違ったのです

新しい資料は贋作師たちによって捏造された情報だったのです

そうした目で様々な切手をみてみると、なるほど、と合点がゆきます

お手元に切手商から購入されたもの、あるいは古くから市場にあったものがある方はそれらをテーブルの上に並べてみてください 判りやすいのは洋紙ものです

10枚並べてえ見た方は10枚が、100枚並べた方は100枚がほとんど同じ表情(紙の色合い、インキの色合い、インキの濃淡など)ではないでしょうか?

それらのほとんどはオフセット印刷物です!

 

銅版印刷については過去に私自身実際に検証を行っておりますのでご覧ください

手彫銅板印刷 | Wind & Thunder Boy (ameblo.jp)

手彫切手と比べると線の太さ、緻密さなど圧倒的に荒いですが、その特徴、特性は十分にこの検証でわかります

余白部のインキ、線のカスレなどなど、こうした特長が僅かにでも見られる個体がテーブルの上にありますか?

情報の操作をしながら彼らは知ってか知らぬか、はわかりませんが、彼らの先代、あるいは先々代あたりが作った作品を本物と称し、我々こそが絶対と公言しているのです

科学は嘘をつきません

どんなに見た目美しく仕上げたとしても、印刷法の特定、使用された原材料の年代特定はできます

ムシメガネと多数決で判断しているところと科学的根拠の積み重ねの元判断しているところのどちらが正しいか・・

最大限あちら側の鑑定を尊重した意見を述べさせてもらうとして、そもそもあちらがわが基準としている 比較法(本物とされるもの)との比較だが、その比較品は本物なのか?って話です

先代が残した贋作見本(その贋作の特徴を本物の特徴と偽った記載の文献で溢れ返っている)を本物の比較として使っていれば、当然それに似たものが本物、似ていないものは贋物といった判断に至るしかないわけです

 

コレクター自身でできることはまずは戦前の古資料をしっかりと読み込むことです

最近 蛍光X線分析を使って当方の鑑定に疑問を抱かせるようにしむけている某組織組員がいるが、そもそも1%未満の必要情報を得るために、なんで精度の低い全量対象分析をしているのでしょうね

インキの成分の99%以上は有機物質と鉱物由来の非金属物質であり、これらは鑑定の邪魔をすることはあっても、判定の足しになる情報はほとんどないのです

せいぜい鉱物由来の顔料が使われているのか、そうでないのか・・程度の判断しかできないことは私自身、蛍光X線分析を開始した当初、すぐに気がついたことであります

 

カタログ評価格も然りです

当方の出品物を鑑定することもなく贋作のみほんとされていましたので 和紙6銭を例に挙げてお話いたします

和紙6銭の発行枚数は 51万枚と確かに少ないですが竜半銭の31万枚よりはずっと多いことが古資料から確認できます

これほど多くの切手が発行されたのにイロを除く未使用全てが400万円以上のプライスをつけております

一方不発行の和紙20銭カナはイを除き200万円です こうして全ての切手の発行枚数とカタログ評価を照らし合わせて見ますとまるで、発行枚数に比例した金額設定でないことがわかります

何を意味するのか?

単に彼らが大量に刷ったものは安く、ほとんど刷らなかった物は高く設定したのに過ぎません

和紙6銭は恐らく刷ったもの、某お店の先代うっかりさんがほぼ全てに消印を入れてしまったのでしょう

確かに和紙6銭は市場には比較的少なめでいざ入手しようとするとなかなか出てきません

しかしこれはこうした誤った評価情報を真に受けたコレクターが単に手元にしまいこんでいるに過ぎず、実際には発行数に見合った量は残っているのです

とにかく彼らは長年をかけ情報を操作しつつ、コレクターを食い物にしてきている連中です

大切な資産を食い物にされないよう、くれぐれも判断を間違えないようにお気をつけください

どこかのインチキ店も言っていますが、 「 科学は嘘をつきません 」 これだけは私も同意見です!

 

 

 

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2024年2月29日夜 

インチキ詐欺店によるミネラルモード分析について

どこの店とはあえて言いませんが、ここは少なくとも朝の記事で触れた先代、先々代等による悪行を承知の上でその事業を引き継いでいることは明白です

 

今回はこのインチキ店によるXRF(蛍光X線分析)実証についてみてみましょう

この店によると私がデータに何らかの加工あるいは異なる試料のデータをつけているような記述がされていますが、とうのご本人作成の分析リストをご覧ください

ありがたいことに、ご丁寧に私の販売品と、この方が言う本物(オフセット印刷による先代からの遺産)の比較検証をしてくれています

データ内容云々はここではさておき、何か気づくことはありませんでしょうか?

私の販売品のスペクトルグラフはほぼ反応していないように見えるのに対し、この店の試料のものは、ガッツリとスペクトル波形が出ているものをのせています

この方いわく、同条件で・・とのことですが、スペクト横のグラフ軸の数値を見てください

キャプチャ画像のため解像度は悪いですが、私のほうの個体の分析は標準波形でデータを記録しているのに対して自らの試料分析時にはスペクトルを最大限に誇張してレポートを作っています

紙面の都合で2試料データのみ掲載しておきます

数値の改ざんだけがデータの改ざんではありません

またタンブルポスト記事を一緒に掲載することで、あたかもここに出ている品物を私が販売したように錯誤させるよう記事をアップしています

こうした記事やデータのグラフを見た方の多くはしっかりグラフが出ているものこそ正しいデータと勘違いをしてしまいますし、この記事は当方の事を書いているのだと誤った先入観を持ってしまいます

まさに素人を欺くための小ざかしい細工や情報の操作です

そもそもインキの判定にミネラルモードで分析を行うことのメリットといえば、せいぜい鉱物顔料を含むインキかそうでないインキの差を見られるといった程度で、これとて、XRFでは鉱物の種類や産地の推定、特定はできません

単に鉱物由来と思しき顔料が含まれる可能性あり といったデータしか得ることは出来ません

産地や鉱物の特定のためには顔料粒子の分析が必要でありそのためにはEDX分析は不可欠です

もちろん当方ではEDX分析もできるほかSEMによる検証も可能ですのでそうした詳細についても調べようと思えば不可能ではないと思います

しかし実際はそこまでは行っていません

なぜなら真贋の判定にそれは必要ないからです

コインの話になりますが、皇朝銭の場合、原材料の産地は重要な判断材料になります

必要な検査を必要なときに行う!これでいいと思うのです

 

インキの全組成の99%以上は有機物質や、こうした顔料由来の非金属物質です

ミネラルモードで分析を行った場合こうした顔料由来の鉱物の中の一部と、ごくごく一部の金属元素しか拾うことはできません

またそうして拾ったいくつかの元素のうち大半を占めるのが判定の妨げになる非金属物質です

金属モードで分析を行った場合、そもそも判定に不要な非金属物質にはマシンが反応しませんので(検出しない)判定に必要なデータのみを取り出すことが可能になります(一部の軽金属は非検出ですが)

本当はこのあたりの事はしかるべき場所で証明しようと証拠固めを進めていたのですが、この程度の相手にそんなコソコソとした手を使わなくとも十分に証明ができると判断したのでこうして公開しました

またこの方XRF(蛍光X線分析)の結果が絶対!のようなことを言っていますが、私のところではXRFデータはごくごく一部の最終確認程度にしか判断材料として使っていません

鑑定書にそうしたデータを添えている事実は否定しませんが、手彫の鑑定で優先順位をつけるとすれば

8割  印刷法

1.5割 ネリ組成

5分  インキ組成

といった感じで、実際初期判定はまず印刷法を確認しています

そこでNGであったものが後の鑑定でOKになった経験はこまで1件もないからです

中には印刷法の特定が難しい個体もあり、次のネリ分析まで判断ができないものはありますが、少なくとも印刷法を調べた段階でNGだったものは100%贋作であると見抜ます

続きはおいおい暇を見つけて明らかにしてゆきます

 

 

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2024年3月13日 待ちに待った証拠が揃いましたので・・・

 

出版物による情報操作

某組合の黒歴史については前述の通りです

今日はこの組織の常套手段である出版物による情報操作についてお話します

その昔、まだまだ戦前の本物の資料が数多く残っていた時代、やはり当時の偽造団による贋作は見る人が見れば・・・というレベルのものでした

彼ら自身もその点は承知していたのでしょう

といって、そのときの彼らにはそれ以上の作品はどうしても作り出すことが出来ませんでした

そこで彼らは○○コレクションと銘打って何冊かの個人コレクターのコレクションを紹介することを装い彼らの作品をその出版物に並べたのです

それと共に、どうしても改善できない、あるいは特徴的なものを隠すのではなく逆にそれが本物であるかのような記載をしたのです

あらゆる情報がいとも簡単に集められる現代とは異なり、当時の人々の情報収集源といえば書籍など出版物しかありません

やがて、そうした出版物が広がってゆくと次第に人々の判断の材料としてそれが利用されることになり古い出版物=古い判断によるもの・・という意識が自然と人々の間に働くようになりやがて、古い真実の情報は忘れ去られてゆくことになるのです

こうして1冊、また1冊と、彼らの作品に疑問を投げかけられるたびにそれを打ち消すための出版物を刊行してゆき現在に至っているのです

昭和50年代、空前の切手収集ブームの並に乗り彼らは勢力を広げ、もはや彼らを脅かす存在はなくなったようにも思えましたが、あまりにも大量の贋作をばら撒きすぎ市場が飽和状態に陥ってしまい、そのせいで昭和60年代に入ると急速に切手ブームが衰退したことは皆さんもご存知の通りです

多くの切手商はこの時代に廃業しましたが何割かは苦しい時代を乗り越え細々と食いつないだのです

やがてインターネットが普及し彼らは再び息を吹き返し現在に至っているのです

昭和50年代頃までには彼らの作品が本物と錯覚させるに十分な書籍は一通り出版し終えていました

出版とは別に、彼らは自らの作品を様々な資料館や公共機関などに積極的に惜しげもなく寄贈をし、そうした場所で展示してもらったのです

惜しいわけはありません、彼らはただ、新たに印刷をすればいいのですから・・

現在多くの資料館などで掲示されている郵便物の多くはこうした寄贈品です

○○氏寄贈などとなっているものはだいたいが組合の関係者です

実に巧妙な手法だと思います

資料館や博物館に展示されているものがまさか贋作であるとは普通の人は思わないのですから・・

 

 

前置きが長くなりました

 

出版物で情報操作なんて・・・と思う方がほとんどだと思います

事実私も今回の事がなければ古い資料と異なること自体、単なる誤記や見解の相違?程度にしか見ていませんでしたから・・

今回たまたまひとつ良いネタが見つかりましたので紹介したいと思います

既に多くの方が目にしていることと思いますが組合発行の郵趣2024年3月号で大々的に書かれている事で、当方の出品中の和紙6銭ルを贋作の見本として紹介しております

しかしこの切手ですが、私は私の師匠から15年ほど前に譲っていただいた後一度も表に出したことはない切手です

聞くところによると師匠もこの切手は長らく手元に置いてあったもので他人に現品を見せたことはないといっておりましたのでまず30年は私と師匠以外現品を見たこともない品なのです

つまり彼らは私の画像だけでこれを偽物であると判断したわけです

印刷法、紙、インキ一切の情報無しにということです

また私がこうした切手を大量に印刷して何人かに販売をさせているという記載までしているのです

私の密造工房の画像でも押さえての事なのか、あるいはこっそり私の家に侵入し印刷機に仕掛けられた製品か原版などを見つけたという事なのでしょう

実は少し前から敢えてこうした嘘の情報を流すのを待っていたのです

これ以外にも既に証拠はかなりの数にのぼっているためそろそろこちらも本気でゆかせていただくことにいたします

一般の方はくれぐれもこうした情報操作に惑わされることなく真実を見極めてほしいと切に願います

近々真実が公になるはずです

今この時期に、私の出品物を買ってくださいとはいいません

しかし同時に現在市場にあるほとんどのものが現組合関係者等によってばら撒かれたものです

一旦全ての収集を中止されてでも、今回の顛末を見届けてから再開されることをお勧めします

 

何度でも言いますが科学は嘘をつきません!