★けん元大宝 長元 分割払下取OK 希少出土皇朝銭真正保証Ke0630C | 和同開珎ー皇朝銭専科のブログ

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★けん元大宝 長元 分割払下取OK 希少出土皇朝銭真正保証Ke0630C

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今回は皇朝銭最後のけん元大宝の中から長元 というタイプのものをご案内させていただきます

けん元大寳は直径21mm前後の大様と直径19mm前後の普通銭に大別されさらに長元、隔輪、短元などの種類が報告されております。
本品はけん元大宝の標準的サイズのものです。
元の字の足が前後ともに長いのが特徴です。

評価ですが、饒益神宝の次に入手の困難なものであるためそれなりの評価になります。



ちなみにですが某民間鑑定機関発行のカタログによりますと標準銭であってもきれいなものですと100万近い評価となっているものです。
いずれにいたしましても最後皇朝銭であるけん元大寳はその残存数も少なく入手困難な事には間違いございませ ん。

本品は全ての文字が判読可能でけん元大宝としては最高品位の個体です。 これだけの個体を手に入れるチャンスはそうはないかと思います。

本銭ですが、伝世品ではございますが奇跡的にブラシがけ以外のクリーニングは施されておりません。

皇朝銭の場合99.9%は出土銭であり、そのうち90%以上は出土時ほとんど文字が読めない状態で発見されます。

そうしたものを昔の収集家たちはブラシを使ったり細い彫刻刀のような工具で丹念に文字などを掘り起こし、輪などにあるホツレを修正する目的で外周を再研磨したり、荒れた表面を平坦に修正するため表面研磨を行いコレクションしてまいりました。

今回のものはそうした伝世品の中にあって奇跡的に無理な彫りおこしがされていない最高品質の個体です。

個体によりましては本来の銭文の形すら変形してし まっているものもございますし、流通によって摩耗している輪エッジなど再研磨してシャープに見せておりますために当時の特徴が消え失せてしまっている個体がございますが、幸い本個体はほとんどクリーニングは施されてはおらず、ブラシなどによる軽い錆落とし程度で済んでおります。

まだ出土地の土砂錆なども残っておりますので出土銭としての雰囲気も完全には損なわれてはおりません。

文字の特徴がよくわかる個体ですので入門者のみならず上級者や研究者レベルの方にもお勧めです。


詳細データ
細分類 けん元大寳 長元 
外縁外径 19.36-19.71 mm
外縁内径  15.40     mm
縁幅比   0.079
縁厚   1.56-1.47   mm
内厚   1.11-1.05   mm
量目      2.55   g

(簡易計測のため多少の誤差はご容赦ください また記載数値は最大値最小値ではございません)




穴銭の場合外縁内縁共に真円でないことが多く計測ポイント毎に数値が異なりますことから新たに画像解析ソフトを使用し最大径がわかる画像を掲載させていただきます(ソフトの公正性証明に10円青銅貨画像からの計測値もアップいたしますので追加画像のほうをご確認ください)

これまで測定不能でありました割れ銭なども比較的正確な数値がわかるようになりましたので参考にしてください


    
<銭の状況>  数値が少ないほど良好
磨耗       10~20  
劣化
       60
クリーニング
   20 ブラシなどによる錆落とし 
その他
      ★

(銭の状況は主観によるランク付けのため画像とあわせてご判断ください)