神功開宝 長刀 鋳放し 小町銭 | 和同開珎ー皇朝銭専科のブログ

和同開珎ー皇朝銭専科のブログ

和同開珎をはじめとする皇朝銭のことなら!!!

★神功開寶 鋳放し小町銭 分割払下取OK出土皇朝銭 真正品 J1208a


こちらは青錆の美しい出土の 神功開宝 長刀(小字)と呼ばれますものとなります
しかも珍しい 
鋳放し銭
 をご紹介させていただきます。
鋳放し銭とは、その名の通り鋳造時のエラー銭など仕上げにまわされることなく、そのまま放置されたものです。

流通銭がどこからでも出土する可能性があるのに対し、鋳放し銭は鋳銭所近辺からしか出土しないことや、そのほとんどが再び鋳銭のための材料に再利用されてしまうことからその残存率は極めて少なく学術的にも極めて貴重なものであるといえます。

これまで10種ほどの神功をご案内させていただいておりますが今回は人気の
長刀
をご案内させていただきます。
これまでのものと比較してみてはいかがでしょう?
神功開寶は 刀神功 と 力神功 に大別されるのですが、今回は刀神功類の中より比較的一般的な長刀タイプ(
(小字)
)を出品いたしますので、これまでのものと細部を比べてみてください。

まずこちらですが、
神功開寶の中で側功や力功に並び一般的で人気の 長刀
 というタイプとなります。

おそらく一般の方が普通に目に出来る神功開寶はこのタイプと大字小様タイプ、力功くらいまででしょう。

本銭の特徴をいくつか挙げておきます。

功の力部が刀です。
従いましてお約束の開の字は隷開となります。
功のノ画の長さが長く刀が立っています。

神功開寶の中では比較的スタンダードなタイプとなります。
本銭はご覧のとおり鋳造後に仕上げられることなくそのまま放置されたものです
孔内側はバリで塞がってしまっており 
小町銭などと呼ばれ珍重されておりますエラー銭です

また1時~2時の位置に湯道がそのまま残っております
表面には出土地の砂がまだ残っており歴史を感じさせてくれます
また何といっても本銭はご覧のとおり全ての文字がくっきりとしておりますが、乱暴なクリーニングによるものではなく非常にナチュラルな状態であることです
これだけナチュラルな状態で全ての文字がくっきりとしている個体は本当に珍しく、博物館などでもなかなかお目にかかれないクラスといっても過言ではございません
学術的にも非常に価値のあります逸品ですのでこの機会にどうぞ


もし今後、他の銭にアップグレードをご希望される場合、お買い上げ金額そのままで下取りさせていただきますのでご予算に応じて少しずつアップグレードされるのもよろしいかと思います。

皇朝銭上級者~研究者にお勧めの逸品です

細分類  神功開宝 長刀 鋳放し 小町銭

外縁外径 24.81-25.28 mm
外縁内径  20.10   mm
縁幅比    0.080
縁厚   1.94-1.94   mm
内厚   0.61-1.18   mm
量目      5.15   g

(素人による簡易計測のため多少の誤差はご了承ください)