今回 隆平永宝、富寿神宝、承和昌宝 の３銭を分析してみた
富寿神宝までは比較的安定した品質だが 承和昌宝になり突如、品質が悪化しているのがわかる
銭径の縮小など、この頃より材料の銅の不足は深刻なものへと変わってきていることが伺える
隆平永宝 Ｒ０３３４
ポイントA ポイントB ポイントC ポイントD ポイントE
Ｃｕ ８０．２１ ７１．９４ ７３．２２ ６３．７９ ７６．３１
Ｓｂ ２．１４ １．６１ ４．９３ ０．２３ ２．８５
Ｐｂ ８．２２ １１．０２ ７．２４ １２．４７ ２．４４
Ｆｅ １．５２ １．５５ ４．３２ １．６８ ３．７３
Ｓｎ ２．４７ ２．７５ ２．７５ ４．３３ ６．９２
他 ５．４４ １１．１３ １８．６７ １７．５０ ７．７５
他は Ａｓ砒素 Ｂｉビスマス Ｍｇマグネシウム Ｚｎ亜鉛 Ａｇ銀 Ａｕ金 Ｃａカルシウム Ｓｉ珪素 Ｓ硫黄 Ｐリン Ｎａナトリウムなど
富寿神宝 Ｆ０３１７
ポイントA ポイントB ポイントC ポイントD ポイントE
Ｃｕ ７５．６７ ８４．２７ ７１．２７ ８２．２２ ７５．３２
Ｓｂ ２．６１ １．５３ ５．０１ １．１４ ５．１３
Ｐｂ ９．３２ ４．１５ ２．３３ ８．２４ ６．５７
Ｆｅ １．５６ ２．６８ ２．０５ １．２２ ３．３６
Ｓｎ ２．７８ ２．１１ ３．５８ ０．５４ ０．２５
他 ８．０６ ５．２６ １５．７６ ６．６４ ９．３７
他は Ｂｉビスマス Ｍｇマグネシウム Ａｇ銀 Ｃａカルシウム Ｓｉ珪素 Ｓ硫黄 Ｐリン Ｎａナトリウムなど
承和昌宝 ＪＹ０２１９ｃ
ポイントA ポイントB ポイントC ポイントD ポイントE
Ｃｕ ６６．５１ ７２．６８ ５７．５２ ６９．２６ ７７．１４
Ｓｂ １．２５ ２．１０ １．３３ ４．５３ ０．３１
Ｐｂ １４．１５ ９．３６ ２．８９ １７．３２ ８．５６
Ｆｅ ２．４４ ４．０１ ０．７４ ３．７９ １．４４
Ｓｎ ３．８９ １．４６ ４．２２ ２．８０ ４．７５
他 １１．７６ １０．３９ ３３．３０ ４．３０ ７．８０
他は Ａｓ砒素 Ｍｇマグネシウム Ｚｎ亜鉛 Ａｇ銀 Ａｕ金 Ｃａカルシウム Ｓｉ珪素 Ｓ硫黄 Ｐリン Ｎａナトリウムなど
