未央奈さんが来てから3日。私はより元気になった。とよく飛鳥から言われるようになった。が、未央奈さんがいるのはたった2週間。決して時間があるわけではない。

堀「みなみちゃん、これお願いね。」

星野「はい。分かりました。」

この普通の会話も私は嬉しい。席は隣なんだから想いを伝えることは簡単である。

あとほんの少しの勇気さえあれば。

その勇気が出ず、また1週間。未央奈さんが帰る1日前になってしまった。  勇気が出ずにお別れになってしまうのかな? すると飛鳥が

飛鳥「みなみ、何か悩んでるでしょ?」

星野「いや、悩んでないよ。」

飛鳥「嘘、みなみは何か悩んでる。」

星野「飛鳥はお見通しだな。悩み聞いてくれる?」

飛鳥「じゃ、昼休憩のときね。」

昼休憩は全員外食に行くので、誰もいなくなる。私と飛鳥は外食が面倒なので会社の中にあるコンビニで買って食べることが多い。


昼休憩になると、私たちだけになった。

飛鳥「で?何だい?悩みって?」

私は未央奈さんへの想いを全て飛鳥に語った。

星野「私、駄目なんだ・・勇気出なくて未央奈さんに言えない・・」

飛鳥「そ、そうなんだ・・みなみは未央奈さんがずっと好きだったんだ・・」

星野「うん・・」

飛鳥の様子が何かおかしい。

飛鳥「バカヤロー!!」

星野「え!?」

飛鳥「なんで気持ちが言えないの?だた『好き』って言うだけじゃん。そんなことができないの?」

星野「ご、ごめん・・」

飛鳥「みなみもだけどさ、私も。」

星野「え?」

飛鳥「もう言っちゃうね。私・・みなみのこと好きなんだ。」

星野「え!?」

飛鳥「どう思った?私に告白されて。」

星野「どう・って・・    悪い気はしなかったよ。」

飛鳥「でしょ?未央奈さん、みなみに告白されても悪い気はしないと思うよ。失敗することを恐れちゃダメだよ。当たって砕けろ!」

星野「うん!」

飛鳥から勇気を貰った。絶対未央奈さんに告白する。

飛鳥「一応言っとくけど、今の演技じゃないからね。私がみなみのこと好きなのはほんとだから。」

星野「え?演技じゃないの?」

飛鳥「『友達』としてね。大好きだよ。」

星野「ふふ。私も飛鳥のこと好き〜」

今は前の私じゃない。確実に飛鳥に言われて何かが変わった。早速今日の会社の後未央奈さんと会う約束をした。