今日の仕事をすぐに終わらせる。残業も特にない。隣ではまだ飛鳥がまだ仕事をしていた。
星野「ごめんね飛鳥。先帰るね。」
飛鳥「うん。頑張りなよ。」
星野「うん。ありがとう。」
そして飛鳥ではない方の隣の席では、
堀「ふぅーー 終わったぁ みなみちゃん終わった?」
星野「はい、終わりました。」
堀「じゃ行こっか。」
星野「はい・・」
私は未央奈さんと一緒に会社を出た。
堀「みなみちゃん私と話したいって言ってたけど・・ とりあえずファミレスでも寄ろうか?」
会社からすぐ1分ほどのファミレスに私たちは入った。時間はまだ5時。それほど混んではいなかったので、すぐに座ることが出来た。それで私と未央奈さんそれぞれ頼みたいものを頼んだ。
堀「で?話したいことって?」
星野「あ・・えっとー・・久し振りに未央奈さんに会えてとても嬉しかったですし、楽しかったです。」
堀「うん。私も嬉しかったよ。ごめんね、急にいなくなって・・」
星野「はい・・ で言いたかったことなんですけど・・・」
堀「うん・」
星野「わ、私・・みお・・・・」
店員「お待たせしました。」
勇気を振り絞って言おうとした瞬間、店員が頼んだものを持ってきた。なんてタイミングなの!?
星野「あ、ありがとうございます。」
店員「ではごゆっくり。」
堀「変な所で切れちゃったね。」
星野「はい・・もう一回言います。」
堀「うん。」
星野「未央奈さん・私・・未央奈さんのこと好きです。」
堀「好きって・・どう言う意味の好き?」
星野「未央奈さんと付き合いたいです。」
堀「そっかぁ えっとね 私もね・・」
翌日、未央奈さんが帰る日。
飛鳥「よかったね。告白できて。」
星野「うん。とってもよかった。」
飛鳥「でも何で・・未央奈さんも同じ気持ちだったのに付き合わなかったの?」
星野「未央奈さん、私より好きな人がいるんだって。私は2番目。もしその人に振られちゃったら、私と付き合いたいけどそんなことはしたくないって言ってた。そこも未央奈さんらしいなって。きっぱり諦めれたよ。未央奈さんの気持ちが滲み出てたからね。」
飛鳥「そっか。じゃあ私と付き合おっか?」
星野「飛鳥。その顔は飛鳥がふざけてる時の顔だぞー。」
飛鳥「えー。バレたー。」
桜井「みんな!集まって!堀さんが帰っちゃうからみんなでお見送りしよ!」
いよいよ未央奈さんとお別れ。前の別れは後悔だらけだったけど今の別れに後悔はこれっぽっちもない。
堀「みなみちゃん!」
星野「はい!」
堀「元気でね!」
星野「未央奈さんも!」
私たちは元気にお別れした。私は未央奈さんの姿が見えなくなるまで手を振った。
桜井「よし!じゃあ仕事に戻るよ!」
桜井部長の一声で日常が戻ってきた。私は未央奈さんという心の引っ掛かりが消えて仕事に集中できるようになった。
未央奈さんとはときどき連絡している。未央奈さんはずっと好きだった人に告白して上手くいって付き合っているらしい。私は心から喜んだ。
こうして私の初恋は失恋に終わった。でもこの失恋は失ったものばかりではない。得たものもたくさんあった。
私の初恋の人は今では愛してはいけない人
初恋の人以外の人を愛しなければならない
昔の私だったら無理だった
でも今の私はそんなことは簡単だ
私は次の恋をしたい