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赤はもちろん。“黄信号”も要注意!
尿酸値は体内で作られるほか、食品にも
含まれる「プリン体」が代謝されてできる老
廃物です。
尿酸値が7.0㎎/dlを超えると、高尿酸血
症と新普段されます。
しかし、酒好きさんのような「基準値を超え
なければ大丈夫」という考え方はNGです。
数値が7.0㎎/dlに近いほど、いつ高尿酸
血症になってもおかしくない予備軍だと考
えましょう。特に男性は、尿酸値が高くなる
傾向があるため注意が必要です。
また、この基準値は、尿酸が血液に溶ける
限界量をもとにいめられています。限界を
超えると、溶けきれない尿酸が結晶化、「風
が吹いてもいたい」ほどの激しい関節炎を伴
う、痛風原因になります。
ビールなどのお酒、白子やあん肝、レバーな
どの食品はプリン体を多く含んでいます。飲
む機会が増える年末年始は、特に注意が必
要です。
尿酸値を上げない納の飲み方や、食事の内
容に気を配ることが大切です。
高尿酸血症を招くNG習慣としては
*ビールをたくさん飲む
*あまり水を飲まない。
*白子やレバーなど、内臓系の食品が好き。
等です。高尿酸値の方は身近にできるものから
実践し、健康な体を維持するよう心がけましょう。
カチカチ&つまりを招くコレステロールにご用心!
コレステロールは脂質の一種でLDL(悪玉)とHDL(善玉)
の2種類があります。LDLコレステロールには、肝臓内の
コレステロールを体内の細胞に運ぶ働きがあり、HDLコレ
ステロールは、余分なコレステロールを回収して、肝臓に
もどします。
コレスレロールには、体内で作り出されるものと、食品か
ら摂取する物があり、その量は調節され、一定に保たれ
ています。
しかし、コレステロールを多く含む食品の食べすぎ等が原
因でバランスが崩れると、血液中のLDLコレステロールが
過剰になってしまうこともあります。
また、女性の場合、50歳以降にLDLコレスレロール値が上
昇しやすくなります。これは、女性ホルモン、エストロゲンの
分泌量が減少するためです。
是捨さんのように高めのコレステロール値が出たら、まず、
お肉や、揚げ物など、脂質の多い食べ物を控えるようにしま
しょう。
増えすぎたLDLコレステロールは血管壁の中に入り込み、プ
ラークト呼ばれるコブ状のものを形成します。血管壁が狭くな
って血液の流れが狭くなり滞るだけでなく、もろくなる、いわゆ
る「動脈硬化」の状態になります。
また、プラークが破裂すると、血栓ができて詰まる事もあります。
命に関わる病気を招く前に、食事をはじめとする生活習慣を見
直しましょう。
ちなみにLDL値の基準値は“60~119㎎/dl”(日本人人間ドッ
グ学会の基準による)です。
高LDLを招くNG習慣としては
*魚より肉を食べるのが好き。
*脂っこい料理や揚げ物が好き。
*バターや生クリーム、マヨネーズを使った食べものがすき。
*あまり運動しない。
等です。高血糖の方は身近にできるものから実践し、健康な体を
維持するよう心がけましょう。
甘く見たらダメ!その「おかわり」がリスクに!
糖堂さんのように高めの血糖値が続いてい
るなら、まづ見直したいのが、ご飯やパン、
パスタなど、糖質を含む炭水化物のとり方で
す。
通常、食事からとった糖質はブドウ糖に分解
されたあと、インシュリントいうホルモンの働き
により、エネルギー源として肝臓や筋肉、脂肪
に蓄えられます。
ところが、糖質の多い食事を続けていると、イ
ンシュリンを分泌する力が衰えたり、インシュリ
ンの働きが悪くなったりする可能性があります。
その結果、血糖値が下がりにくくなり、ブドウ糖
が血液中に溢れた状態である高血圧や、糖尿
病を招くことになります。
日本人はインシュリンを分泌する能力が比較的
低いことがわかっているため一層の注意が必要
です。
更に、溢れたブドウ糖が体内のたんぱく質と結び
つくと、AGEs(終末糖化産物)という物質に変化し、
血管を老化させたり、血管壁に傷をつけて、動脈
硬化などの原因となります。
まずは、食事で取る糖質の量を控えめにして、野
菜を多く取りましょう。
また運動してブドウ糖を消費するようにする事も
大切です。
ちなみに血糖値の基準値は“99㎎/dl”以下(日
本人人間ドッグ学会の基準による)です。
高血糖を招くNG習慣としては
*ご飯や、パン、パスタをついたべすぎる。
*矢先不足だと感じる。
*甘い飲み物をよく飲む。
*朝食を抜くことが多い。
*あまり運動しない。
等です。高血糖の方は身近にできるものから実
践し、健康な体を維持するよう心がけましょう。
高血圧は、自覚がないまま忍び寄る!
塩分やストレス対策がカギ、今日は血
圧の話について触れてみます。
血圧とは、心臓から血液が送り出され
る時、動脈の内側にかかる圧力の事、
日本高血圧学会が定める血圧値の分
類では、収縮期血圧“128mmHG”/拡
張期血圧”77 mmHG”は「正常高値血圧
」に当てはまります。これは放置している
と、将来高血圧に進む可能性がある事
を示しています。
高血圧は進行しても自覚症状がないため、
つい対策をおろそかにしがち、実際、国内
の高血圧患者約4300万人の半数は治療
を受けずに放置していることもわかってい
ます。
しかし、高血圧が進行すると、ある日突然、
脳卒中や心筋梗塞などの命に関わる病気
を引き起こすケースも、その性質から、「サ
イレントキラー」(沈黙の殺し屋)」と呼ばれ
る恐ろしい病気なのです。
高血圧を招く要因の一つは、塩分の多い食
事です。塩分を取りすぎると、浸透圧を一定
に保つために血液中の水分が増加、その結
果血液量が増えるため、血管壁にかかる圧
力が高くなるのです。
その他、ストレスや睡眠不足、喫煙、肥満、加
齢なども血圧を上げる原因になります。
高血圧の人はもちろん、正常高値血圧や高
値血圧の人も「たまたま高かっただけ」「忙し
いから」ト放置せず、今日から対策をスター
トさせましょう。
とりあえず日常生活で注意することは
① 食事の塩分をセーブする。
② ストレスを和らげる。
③ 十分な睡眠を取る。
になります。これから寒い冬を迎えるにあたり、
高血圧には十分注意しましょう。