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ワダビジョン
2023/03/14
こんにちは 和田ひろみです。
■先日、阿川佐和子さんが
ふかわりょうさんとのラジオで
おっしゃっていたこと。
（メモしてないので
こんな感じのセリフ
というイメージ）
「わたしね、無洗米が出てきたときに
腹が立ってね」
「お米は時間をかけて
ちゃんと自分で研いで
ようやく辿り着くことが大事なのよ」
「そうやって辿り着くから
たいしたものでなくても
それが自分のタカラモノに
したくなるのよ」
わたし、たまたま聞いていたのですが
ふと手を止めて
たしかに！と
膝をたたいたわけですよ。
そう、
「タカラモノ」という
フレーズにも反応したわけですが笑
無駄を省きすぎると
効率はよくなるけど、
心が豊かにはならない
そんなこと、
もうそろそろみなさんも
気づいていることだと思うけれど。
なんだか
大切なこと
おしゃっていますね。
■さて、明日はいよいよ
お芝居「タカラモノ」の
小屋入りでリハーサルになります。
いや、マジに
非効率です。
無洗米ではない世界。
それに
ドラマや映画のように
セリフを間違えたら
NGになって取り直しができるけど
お芝居ってぶっつけ本梅の
一回切りですしね。
だから
何回も、何回もお稽古必要で
時間かかるわりに
採算が合わない。
無駄といえば無駄。
でも、そこに
辿り着くまでのプロセスに
たしかにタカラモノがあるってこと。
■日曜日の
オンラインセミナーでも言いましたが
心を癒すには
時間がかかることもあります。
「早く切り替えよう」というのは
ものすごく正しいことだけれど
その事柄によっては
その悲しみの大きさによっては
三歩進んで二歩戻る
みたいな時間をかけた
進み方をすることもある。
焦って、まだ心が
癒えてないのに
無理をするから
余計に悪化することもあるんです
時間がかかっても
無駄じゃない。
■そんなわけで
今、効率がものすごく悪いことを
やっているわたしは
時間をかけること
あえて無駄にすることを
焦らずに楽しめる領域に
身を浸しているのです
まあ、若い頃
お米を洗うことに
情緒を感じてなかったわたしは
思い切り、無洗米を
買っていたわけで
偉そうに言えた立場じゃ
ないんですけどね～～
■明後日はゲネプロという
本番通りにするステージがあります。
ゲネプロというものを
するのも
生まれて初めてなんです。
なんかいろいろと
経験して
そこで新しい気づきを得て
またシェアしますね。
そんなわけで
最近は本業をあまりしてない気が
しないでもないですが
今は、終わってほしくない気が
しています。
そして
ついに、すべての日が
満席になりました！
ではでは～
和田裕美