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2022/03/03
ワダビジョン

こんにちは 和田ひろみです。

■氏神神社にお参りしていたとき
おばあさんに声をかけられました。

あ、声をかけられたのは
わたしではなく
もも専務(犬 ボストンテリア)
です。

「かわいいわね~
 わたし犬が大好きでね
 犬に会いたくて
 お散歩しているんです」

「そうなんですね」

「ええ、わたしもう
 88歳なんですよ。
 でもね、
 足腰がぜんぜん平気で
 ここから代々木公園も
 歩いていくのよ」
 (たぶん徒歩40分かかる)

なんかめちゃくちゃ
元気なおばあちゃんです。

そのときちょっと焦っていて
急いで家に帰って
原稿を書かねば・・・と
思っていたのですが

おばあさんから
「わたし、
 一人で暮らしているのよ
 だから犬と会うのが
 毎日の楽しみで」という
声が聞こえたので

なんとなく、
あとちょっとだけ
話し相手になってあげたいな
と思い
そのまま、おばあさんの話を
聞くことにしました。

■おばあさんは
生まれも育ちも
「ここ」(東京)で
田舎がなかったので
大東亜戦争のときは
福島(と言ったような・・)に
集団疎開したそうです。

「大変でしたね」と言うと

おばあさんは笑って
「ううん、
 他の子供もいっぱいで
 楽しかった」と。

「食べるものは?」と聞くと

「ああ、
 麦のいっぱい入ったご飯とか
 だったわね。
 でも、あるとき父親が
 電車にのって
 おにぎりを持ってきてくれたの、
 近所の人から分けてもらった
 大事なお米で
 つくったおにぎりをね。
 それがとっても
 おいしかったのよ」

「空襲でご実家は・・?」

「神社が近くにあって
 この辺は空襲免れてたのよ
 うちの家も
 だいじょうぶだったのよ
 ほんとここは神域よ、
 守ってもらえてます」

そして、おばあさんは
40歳までは
病気だらけの人生で
大きな手術もしたけれど

実はその後
風邪もひかない体に
なったらしく、
さらに虫歯も一本もなくて
全部自分の歯だといって
「ほらっ」と口を開けて
歯をみせてくれました。

■そんなわけで
なんだか、
おばあさんの人生の
断片を聞いたわけですが

このとき、「あっ」と気づいたんです。

この人は

「楽しい思い出しか話さない」
ってことに。

戦争の怖さ
集団疎開で親元から離れた辛さ
空腹のひもじさ
こんな便利な世の中に生きる
私たちからしたら
想像もできない経験があったはず。

けれどそうじゃなくて
今、彼女が思い出すのは

そんなときに
食べた
「一回だけのおにぎり」のこと。

彼女の元気な理由が
見えた気がします。

■歳を重ねたときに
思い出すことは何か?

それが「楽しいこと」であれば
人生は「楽しかった」ものとなります。

そしてその
「記憶」が人生そのものです。

■今、わたしにできることはと
よく考えます。

わたしの目の前にいる人に
陽転思考を伝えることができます。

みなさんが、
もっともっと歳をとって
人生を振り返ったときに
楽しい記憶だけを
取り出せるようになっていて欲しい。

辛かったことや
悲しかったことを
何度も思い出して
味わうようなことを
して欲しくない。

だから、
もうちょっとわたしも
伝え続けてみますね。
まずは88歳を目指して(笑)

■今日は渋谷駅前で
戦争反対のデモに
大勢の人が参加していました。

武力によって
問題解決をすることも
誰かが血を流すことも
どうにか避けて欲しい。
反対の声に大きく賛同します。

おばあさんの記憶は
楽しいものになったとしても
焼け野原の東京の、
そのときの景色は
きっとおばあさんの
記憶の片隅にあるはずだから。

■ところで、追伸です。
またもや、中小機構さんで
セミナーをさせていただきます。
前回は
リーダーになるための話でしたが
今回は
リーダーを作るには
どうしたらいいのか?という
課題です。

わたしもたくさん
失敗してきたので
その「失敗」から
話せることはたくさんあります。

たくさんの部下を持って
たくさんのリーダーも
20代の頃から育ててきましたが

性格的には
そんなに得意ではないですが
そんなわたしなりの方法を。

https://wadahiromi.com/leader0314

ではね~
和田ひろみ