どうも、和田です。

 

昨日は、広尾の

お寿司屋さん「廣瀬」にて

ものすごく特別なお寿司の会がありました。

 

 

マネックス証券の松本大さんが

クリエイティブディレクターの

さとなおさんのために

企画されたんです。分厚い友情です。

 

 

さとなおさんは

こちらにも書かれているように

今年の3月に、突如

アナフィラキシー・ショックになり、

血圧が20に下がるほど、

生死をさまよわれました。そして

(さとなおさんのブログを引用すると)

以下の食べ物が全部ダメになったのです。

 

鮨や刺身はもちろん、鮭・アジ・サバ・秋刀魚などの焼魚も、アジフライやエビの天ぷらなどの揚げ物も、カレイやキンメなどの煮付けも、冬のお鍋全般も、サラダとかに混じるシーチキンとかも危険です。

厳密に言うと、魚でとった出汁(ダシ)も危険。そうなると味噌汁やうどん蕎麦、魚系ラーメンも危険・・・。
ついでに言うと、オキアミを使っているキムチも危険。エビエキスを使っているカレーとかも危険・・・。
もっと言うと、なぜか肉類の内臓料理もダメという症例も出ています(そう患者指導を行うべきとリンク先に書いてある)。レバーやフォアグラやホルモンまで・・・。

 

おいしいものが大好きな

おいしいお店の本を出すくらい

グルメサイトを作るくらい

食べること、味わうことが

大好きな、さとなおさんにとって

いやそこまでグルメじゃなくても

お味噌汁飲めない人生って

とても、悲しい現実です。

 

さとなおさん、

そんなわけで

元気になった後も

やっぱり元気がなかったのです。

 

そんなときに

松本さんから

連絡がきました。

 

「さとなおさんをメシに連れ出す企画に乗って欲しく

最近、貝はオーケーだと分かりました

今日、鮨屋で、貝づくしの企画を相談してきました

一緒に行きましょう!」

 

 

「貝と蟹の足は大丈夫とのこと。海苔もOK。

平貝の磯辺焼き、つぶ貝、赤貝、みる貝、北寄貝、蟹の足、

干瓢巻き、カッパ巻き、梅しそ巻き、エビとか入れてない卵焼き、

わさびの酢漬け、ワカメ、ミョウガ、ダイコン、そんなとこかなぁ。」
 

 

おまけに、

 

「念のため救急病院の近くで、クルマ待機させて。

私の中学からの親友で医者も参加させます」

 

とのこと。

ここまで念密に企画されました。

 

 

聞いているだけで愛がいっぱいすぎて

涙うるうるでした。

 

ええ、わたしは

なんにもしてない

役立たずなんですが

友情ってすごいなって思います。

もうね、

さとなおさん、大変だけど

さとなおさん、愛されすぎで幸せです。

 

と、お寿司屋さんの

廣瀬さんも

いっさい、魚をだし汁をなど

使わないオリジナルメニューを展開。

これも、松本さんとの

すごい連携プレーでした。

 

では、

「さとなおさんを笑顔にする

 特別お寿司メニュー」公開です!

 

 

 

青柳

 

みる貝

 

とり貝

 

酢飯をねばねばにしてクリームにしたもの

 

ええと、貝です

 

ミョウガ、オクラ、ピーマンのあえもの

ジャガイモの出汁で。

 

ええと・・・・

 

はまぐりです

 

みる貝です

 

トマトととうもろこし

 

やさい

 

 

高野豆腐のしみしみ

 

 

じゃがいものおひたし

 

梅と干瓢巻き

 

技を見せた大将!

 

 

 

飲みすぎましたが(日本酒)

とにかく、心あたたかい夜でした。

 

松本さん、さとなおさん

お医者様の小林さま

なにもできないのに

同席させていただきありがとうございました。

 

とにかく、感動です。

 

わだ