どうも、わだです~。

福島での縁日行ってきました。

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日鷲神社でのトークショーです。

なんだか、この神社での時間は
タイムトリップしたみたいに
ノスタルジックでした。


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神社の横にある
社務所の縁側で
おばちゃんたちが、餅を丸めて
あんころ餅をたくさん作っていて

白いステテコはいた
おじいちゃんが昼から日本酒を飲んでいて

みんな暑さでぼーっとしながら
なんとなく、とりとめないことを
だらりだらりと話していました。

とにかく時間がゆっくりと流れていました。



普段の私は
とにかく、時間に追われているわけで
今日はあれやって、ここ行って
あの人と会って・・と心がいつも走っていて
ゆっくりと流れる時間にゆだねることが
なかなかできない。

なんだかサボっているみたいで
ついつい
「お前、もっとがんばれよ」と
自分に言ってしまう。

過ごしている時間に
いつも何かの「意味」を求めてしまう。

でも、ゆったり過ごすことに
意味などないのだなと
福島の神社で、
ぼーっと出番が終って何もすることがなくなった私は
ビール飲みながら思っていたのです。

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さて、


南相馬のこの地域では当然ながら放射線の
線量が高いわけですが
見えない相手なのです。

見えない相手を怖がって生きるよりも
前向きに、今の生活をどうするのか
みんなで助け合って生きていこう!という
ここの人たちの思いは
「反原発」という運動とは
ちょっと違う場所にあります。

日鷲神社の西山宮司も
これを主催した熊谷さんも
みんな、みんな、
地元にいて、地元で生きて行く道を
探しています。


この日は、仮設住宅に住んでいる人とか
みんなが帰ってきていて
地元の氏子さんらで
神社は賑わっていましたが
みなの帰る場所が
ここなのです。線量の高いところでも
人が避けちゃうところでも
大事なふるさとなんですよね。


神社と御祭りは神様と人との共演だと聞きました。

まつりは神様のおとづれを「待つ」ということだそうです。

神様がとても
喜ばれている日でした。

そして、暑かったです。