忙しくてブログの更新がなかなかできていないが、言いたいことはたまっている

すでに10日くらい前の話になったが、首相官邸にドローンを飛ばして、福島の砂の入った容器ごと首相官邸の中に入れた男が逮捕された

威力業務妨害とのことだ

その容器には放射能マークがついていて、官邸事務所の業務を妨害したとのことだ

仕事の邪魔になれば、なんでも業務妨害ということになるのだろうか?

右翼の大音量で騒いで仕事の邪魔になって困るが、まず業務妨害で捕まった話はない

官邸は特別ということなのだろうか

これが放射能のマークでなく、首相が完全にコントロールされているとおっしゃった福島原発のお潜水ですというものを容器にいれて送った場合はどうなるのだろう

汚物を送りつけたらなんらかの罪になるのはわかる。でも、、無害なものを送る場合でも、邪魔だと思えば罪になるのだろうか?

家で取れた大根ですと送った場合、料理なんてしないからゴミになるので手間がかかるから業務妨害だという話になるのだろうか?

郵便物で送っても、チェックが入るだろうから、ドローンで送るという手を使うかもしれない

私が言いたいのは、ちゃんと法整備をしていないくせに、変なことがあるから、あとから無理に法律を曲解して、なんにでも使えるなら、集団的自衛権とか秘密保護法がとても怖い法律だということだ

脱税の時は、今の法律では仕方ない場合は、無罪にするどころか、利息までつけて、その上手に脱税をした人に金を返して、あとから法律を変える。不快だが法治国家なら仕方のない部分はある。こんな税収不足なのだし、相手は大金持ちなのだから、裁判所がもう少しまともに判断してほしい(下級審ではそういう判断が出ている)と思うが、こういう場合は金持ちの味方である

でも刑事事件で、本来法律上はセーフなのに、偉い人に対しては許さないというのでは、およそ法治国家といえない

と、どうでもいいことなのだろうが、それを書こう書こうと思っていて、時間がなくて書けなかった

ほかにも書きたいことがたまっているが、本題に入る前に、それに関連するメッセージをいただいた

「ビリギャルで慶応大学はもともと成績が良かった」と題したメッセージで下記のアドレスが添付されていた

http://news.livedoor.com/lite/article_detail/10072560/

私自身、うちの通信教育では、毎年のように偏差値が50を切るような子を慶応や早稲田のちゃんとしたキャンパスの学部(ビリギャルが合格した総合政策学部の受験科目は、英語(あるいは数学)と小論文の2科目だが、ちゃんと3科目あって、日吉だの早稲田にキャンパスのある学部)に何人も合格させているので、これがどこが珍しいのかと思うが、学科が1科目の学部に中学受験をして、それなりの学校に合格したことがある生徒が、週3回も塾に通うなら、1年で足りないほうがおかしいというのが、私なり、私の通信教育の講師たちの共通認識のはずだ

実際、私の通信教育(緑鐡受験指導ゼミナール)では、地方の無名校から東大や医学部に毎年何人か(合格者は何十人だが、無名校というのがどの程度のことを指すかわからないが、少なくとも、このビリギャルが在籍した学校よりはるかに偏差値の低い学校から数人は毎年合格させている)合格させている

ただ、本当に強いのは、というか、偏差値レベルで30くらいギャップがあっても合格させているというのは、やはり早慶などの私立大学である

なぜかというと理由は単純で、このビリギャルは偏差値を40も上げたとか、明治とかほかの大学も合格させた(本命の慶應文学部は落ちている)とされているが、我々は、そういう発想をしないからだ

要するに第一志望校の合格者の最低点を突破させるのを目標とした勉強をさせる

このビリギャルは、慶應の総合政策の入試に関係ない日本史の勉強にかなり力を入れたようだが、我々なら、もし総合政策が第一志望なら日本語のリテラシーのトレーニングや英語の長文読解力そして、型書きの小論文作成のトレーニングなど、それに特化した対策を進めるだろう

要するに、1年間を英語と小論文対策に特化して、慶応のSFCやそれに類した入試パターンの学校の合格を目指す。これがうまくいかなくても、浪人すれば、SFCに合格できるようになるだろうし、浪人になってからは英語が得意であることを利用しつつ、国語や社会科も鍛えておけば、早慶の通常の学部のどこかに合格できる

ただ、通常は、SFC対策はあまりよそに通用しづらいので、英国社の学校や学部を勧めることが多い

社会は暗記モノなので、国語の読解力があまりにない場合はその調整が必要だが、努力次第でそこそこ点がとれるから、SFCほど冒険でない(現にビリギャルもSFCの問題が苦手だったと書いてある。別の年に受けていたら受からないかもしれない)

早慶くらいの合格で満足してくれるなら、緑鐡なら週3回の塾通いよりよほど安いし、結果も出しやすい(この本でも書かれているようにモチベーションは大切だが)

受験学力というのは、志望校に突破する学力をつけることで、第二志望や第三志望にがんがん合格できても意味があまりないと私は考えている(運よく、そういう学校のほうがいい教員や学生との出会いがあるかもしれないので無意味とは言わない。ただ、成功だと誇れるわけではない)

私の通信教育の宣伝ばかりしていても仕方ないので、志望校を決めて、その学校に合わせた受験計画の立て方から、一日や一週間の受験計画の立て方、、最初の3日間でお試しの受験計画を作れるアプリまでついた、自学自習のための受験計画作成術の本を書いた

それが、拙著『受験計画の立て方』(ブックマン社)
http://www.amazon.co.jp/dp/4893088416/
である

かなりの自信作なので、受験生の方や受験生の親の方はぜひ手に取ってほしい