「私の父親は現在68歳で、難病特定疾患のパーキンソン症候群を患っています。年々、少しずつ悪くなっているようで父親自身もこの先が不安になるようです。なぜ、不安になるかというとやはり経済的な問題です。パーキンソン症候群は、医療費は全額無料ですが、この先どんどん症状が悪くなって長期入院するようになっても医療費(入院代)は全額無料になるのでしょうか?今の日本は、医療費を削減する方向に向かっているので、完治する見込みのない高齢者のパーキンソン症候群などを長期的に入院させてくれるとは私には思えません。パーキンソン症候群の症状が悪化して一時的には病院に入院させても、症状が少しでも良くなれば、すぐに退院させて在宅で家族が看病することを強いるような気が私にはします。その方が、医療費を削減できるからです。そこで、問題になってくるのはやはり経済的な問題です。父親は国民年金なので、平均すれば月に7万円程度しか貰っていません。預貯金は数百万程度で決して潤沢な老後資金があるわけではありません。自宅は持ち家ですが、田舎の古い家なのでほとんど資産価値もありません。私には兄弟が2人いますが、皆それぞれの生活が精一杯で親に援助をする余裕がありません。このような状況に置かれている人は、親の病気や介護についてどのような選択をしていくのが賢明なのでしょうか?」(引用終わり)

というメッセージをいただいた

実際のところ、私にはいかんともしがたい

こんなに高齢者が多いのに、そして、その中で要介護や認知症やこのような難病の人が多く、ある一定の確率でこのような状況に陥るリスクがある(原発を再稼働させて、なんらかの健康被害にあうリスクよりはるかに確率が高いとだけは断言できる)のに、いちばん福祉をやりたがらない自民党の、いちばん福祉をやりたがらない首相を選んでしまう、マゾというか、能天気国民が大多数なのだから、私には、この人の将来を保証できる自信がない

いつかは気づいてくれると思うが、今の日本の状況というのは、寝たきりの親と勉強のできない子供を抱えて、膨大な借金をしているのに、泥棒の心配ばかりして、用心棒になってくれる人との交際費や、セコムに使う金を何より優先させるバカな父親を、学力の低い子供も、父親の育ちのよさにほれこんでいる奥さんも、みんなが「それは正しい。確かに泥棒が怖い」といっている、精神科医からみると、家族精神病状態のようなものだから、早く治ってほしいが、その医者が現れないようなものだからだ

怖がりの人には、もっと優先順位が高いものがあっても怖いものへの対策を真っ先にするし、それにお金を使う

振り込め詐欺にしても何にしても詐欺師は、バカなカモを見つけると、まず怖がらせる

もう一つの手段は考える時間を与えないことだ

級に選挙をやったり、選挙期間が2週間しかないのは、振り込め詐欺の手口と似たようなものだ

そして、日本中の人がこの詐欺に引っかかったような気がする

そこで一つ確実に言えることは、超高齢社会は確実に進展していくのに、その対策はおそらくまともに取られることだろう

4年間のタイムラグは大きい

今でも一人暮らしの高齢者は500万人いるし、85最上の高齢者は500万人ほどいる

この人たちの数がさらに増え、4年間歳を取っていく

なのに、この4年間は、オリンピックと土建工事が景気対策とか、国土強靭化の名目で最優先される

もちろん、福祉予算はどんどん切り下げられる

そして、国の借金は膨らんでいく

当然、福祉は切り捨てられる

昔の自民党は福祉論者や地方と都市の格差を解消する論者もいたが、今回の選挙で安倍氏に逆らえる人間はいなくなったという話もある

しかし、これは国民の選択だ

私が留学中に、カンザスという田舎に住んでいたが、自分たちは確実に損をする政策をやるのに、強いアメリカを実現してくれると、共和党に入れる貧困層の人

がたくさんいたのに驚いたが、今の日本は似たような状況になっている

ということで、最初のメッセージの主に対しては、このまま日本国民のマゾと「明日は我が身」というまともな共感能力が育たない限り、悲観的なことしか言えない

一つ言えるとすれば、今でも、福祉の世界には良心的な人が多いから、いいケースワーカーやケアマネージャーさんを探せということくらいだろう

まだ、日本の国が本格的に貧乏になっていないから、そういう人がみつかればかなり救われるはずだ

この人でないような当時者の人以外の人にアドバイスをするとすれば、やはりきちんと子供に教育をつけたり、自分が教育を受けて、負け組にならないように気をつけることだ

あるいは、海外に逃げ出しても大丈夫な学力もほしい

もちろん気づくのは早いに越したことはない

そこで、私からのセミナーの案内を一つ


私の学力向上セミナー

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~直前期!親がすべきこと、してはいけないこと~

 予約制・先着限定30名 参加費:1000円

 対象者:小学6年生・保護者・学校関係者

 会場:〒113‐0033 文京区本郷3-21-12 RTビル3F

 ※氏名・参加人数を下記メールかお電話にてご連絡ください

 予約申込み方法:メール連絡先 rtseminar2013@gmail.com

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