栃木県20代男性です。
本日、高校生クイズを数年ぶりに拝見しました。
かなり、問題がやさしくなりつまらなくなりました。
クイズに体力をつけるのは明かに蛇足です。
もっと、インテリに敬意を払う番組を作れないのかと思いました。
変な番組しか作れない日本の放送局は視聴者だけでなく投資家からも見放されて当然です。
(日本の放送局のほとんどは収益が悪くROEが低くなりがちの傾向にあります。)
(引用終わり)
というメッセージをいただいた

その通りだと思う

最近、テレビでは、朝日批判がひどい

確かに私も朝日は嫌いだ

以前、週刊朝日で、映画評をやっていたとき、命を賭して、麻薬組織のルポを続けていたヴェロニカ・ゲリンという女性記者の伝記映画を評したことがある

その際に、「日本の新聞記者は世界でいちばん給料が高いのに、世界でいちばん殺されない」と本当のことを書いたら、デスクか編集長から、根拠がないということで書き直せと言われた

嫌なら掲載しなければいいと言って、その代わり週刊文春に顛末記を書く(当時、文春に知り合いがいた)とすごんだら、そのまま載せてくれる代わりに、一ヶ月後にクビになった

そういう会社である

暁に祈る事件というのもある

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%80%8C%E6%9A%81%E3%81%AB%E7%A5%88%E3%82%8B%E3%80%8D%E4%BA%8B%E4%BB%B6

私は朝日の記事は基本的に信じていない

しかし、誤報をやるのは朝日だけではない

読売だって、森口某のiPSの臨床応用をスクープと称して、一面で取り上げた

冤罪事件だって、たいがいは、警察情報を垂れ流して、大誤報の連続だ

足利事件の菅家さんだって、当時のあてにならないDNA鑑定で、100%犯人のような書き方をされた

しかし、こういう事件で新聞の社長が謝ったり、当時のマスコミが断罪されたことは私はほとんど知らない

しかし、今回は首相も、自民党の幹部連中もボロクソに叩いている

大嫌いな朝日だが、ここだけ叩かれるのはフェアではない

ということで、私は朝日以上に、韓国を叩いても、パチンコ屋の機嫌をとっているテレビ局のほうがもっと嫌いだし、テレビ局が作る映画は文化破壊だと思っている

ということで、私はテレビ局が作る映画とは違う映画を作り続けていきたいのだが、たまたま、プログラムピクチャーの誘いがあって、映画を作った

『仁義なき戦い』のときから憧れていた松方弘樹さん主演、ヒロインは姿月あさとさん

銀座版の伊丹十三映画を狙って、銀座に詳しくなれて、娯楽性も高い映画を作ろうと、原作の倉科遼先生にしつこく聞いて回って、脚本を思い切り書き直した映画だ

現場は過酷だった

朝から始めて、朝の5時に終わった日もあった

どうにか形になって、倉科先生も自分の映画ではじめて泣いたと言ってくださった

それが『銀座並木通り クラブアンダルシア』である

小屋に来た人間が銀座にきた感覚になれる、昔のプログラムピクチャーだと信じている

http://ginzanamikidori-movie.com/

下記が私のインタビュー

http://www.cinematopics.com/cinema/topics/topics.php?number=1454

9月13日に、まず有楽町のヒューマンとラストでレイトショーから始まるので、ぜひ見に来てほしい