相変わらず、よそのブログ会社からのお誘いはないが、激励のメッセージがすごく多い

本当に書きたいことがあるときだけは、書こうかと思っている

で、モナコの受賞者のリストが手に入ったので

http://www.monacofilmfest.com/2013program/winners.php

で、本日は何でブログを書こうと思ったかというと、やはり尼崎の集団監禁事件が気になったからだ

43歳の女性が、少年少女を自宅に住まわせ、暴力で支配し、売春を強要するなどの事件だが、この事件も、その家の騒音や怪しい人間の出入りで、やばい家だと気づいていたようだ

でも、尼崎の警察は動かなかった

尼崎というと思いだされるのはいわゆる尼崎事件である

首班とされる女性(マスコミは平気ででたらめの顔写真を出していた)が兵庫県警の留置所で自殺したため、闇になった部分は大きい

兵庫県警は昔からいい加減な警察として知られるが、尼崎はもっともひどい

Wikipediaによると、「しかし、警察(兵庫県警尼崎東署、香川県警高松東署、高松南署)は再三親族や、T一家の父親、近隣住民などから被害相談や通報が36件もあったにもかかわらず、全く対応することはなく、「事件ではないので動けない」などと繰り返し、結果的に長年の間、被害者たちはなすすべもなく主犯Xらの暴力、虐待の前に見殺しにされ、2011年管轄外の大阪府警がある被害者女性の駆け込みを信じて捜査を行ったことで、ようやく事態が公になった。被害者たちは、何度も逃げたが、そのたびに連れ戻されていた」(引用終わり)

警察がこんなのだから、尼崎は犯罪をやり放題の土地となっている

ピンクサロンでは本番で有名だし、公然と遊郭も営業しているそうだ(私は子供のころに尼崎に住んでいたことがあるが、実は、その後、尼崎で降りたことがないので実態を知らない)

尼崎がガラが悪いと思われるのは気の毒な話だ

警察がダメなだけなのだ

警察に税金を払う以上、たいして死亡事故が減らないのに(取り締まりが厳しくない国でも交通死亡事故が減っているので、減っているのは警察のおかげでなく、車の性能がよくなったからである)、地域の産業をぼろぼろにしたり、車のない人間が生きていけない土地で免許をむしりとったりしている交通警察にばかり人員を配置して、治安に人を割かない(交通警官は偉そうにできるが、治安のための警官は命の危険があるので、みんなが交通警官を志願するらしい)警察など、早く民営化して、地元のニーズにこたえるようにしてほしい

ただ、今の自民党と連立与党は、警察を使って、自分たちが法律を破ってもよいようにして、利権を得ようとしているように思えてならない

実は、尼崎の某宗教団体をバックにした政治家を一度だけ目にしたことがある

羽田空港で、伊丹に行く飛行機を待っていた時だ

整備に時間がかかるということで1時間も足止めをくったら、その国会議員(宗教団体の政党の幹事長だった)が乗ってきた

そして、すぐに出発である

その飛行機には、もともとは左翼なのに、国土交通副大臣のポストがほしくて与党に寝返った女性議員も乗っていた

そのときは、その国会議員のことを怒っていたのに、自分が今度は飛行機を止めるほうに回りたかったのだろう

もちろん、似たような地域もいっぱいあるのだろうが、尼崎ほどひどい地域がないというだけでも、日本の治安は捨てたものではないのかもしれない