昨日はモナコの映画祭のオープニング

私の第二作『「わたし」の人生 わが命のタンゴ』もかなりの好評で、欧米の人がこのテーマで泣いてくれるのは本当に嬉しい

一作目の『受験のシンデレラ』のときもみんな泣いていたが、人の感情というのは文化を越えたもののようだ

だから映画を作りたくなる

初日は、デビット・リンチデイのような感じで、デビット・リンチの新作のドキュメンタリーはやるし、夜はリンチの主催のパーティをやっていた

ということで、デビット・リンチに会えることをとても楽しみにしていたのに、残念ながら本人は来なかった

代わりにフィルムでのご挨拶だった

挨拶のための1分くらいのフィルムだったが、得意の白黒画像でなかなかカッコいい

やはりフィルムメーカーはこうでないといけない

で、昨日の禁止ワードだが、アメブロから下記の返事がきた

和田様


「日頃よりAmebaをご利用いただきまして、
誠にありがとうございます。

頂戴しておりました件について、以下回答させていただきます。
お忙しい中、大変お手数ですが、何卒ご確認のほどよろしくお願いいたします。


【禁止ワード設定の主旨】

昨今、大きな問題となっておりますステルスマーケティングの横行を受け、
Amebaでは、芸能人・有名人ブログに禁止ワードを設定、
読者の皆様、芸能人・有名人の皆様の利益を守るよう努めております。
以下に詳細を記載しておりますので、ご一読いただき、
禁止ワード設定の主旨をご理解いただければ幸いです。

▼Ameba有名人・芸能人ブログ健全運営のための取り組み
http://www.cyberagent.co.jp/corporate/safety_ameba.html

今回お問い合わせいただきました文章については、
「にんちてきふきょうわ(メールの原文は漢字)」という表現の一部が禁止ワード扱いとなってしまっております。
大変お手数ではございますが、こちらの単語を丸々削除いただくか、
別の表記でご投稿いただければアップできるかと存じます。

以上、大変ご不便をおかけしますが、
何卒、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。」(引用終わり)

ということだった

驚くべき話である

別に差別用語でもなんでもない

心理学者としては、社会事情や人間の認知の歪み、誤った判断などを説明するのに、ものすごく使う用語である

心理学の事典どころか、Wikipediaにも出てくるありふれた概念だ

この言葉を作って、世界的な心理学者になったフェスティンガーに謝れと言いたいくらいだ

要するにアメブロとしては、世間の人が自らのバイアスにしたがって行動しているほうが商売がうまくいくし、心理学者にこういう言葉を使われて、そのバイアスが緩くなると商売がうまくいかなくなるということだろう

要するに、人々が、「にんちてきふきょうわ」の状態にいるほうが、都合がいいということだろう

日本のIT会社は、依存症を誘発したり、金儲けのやり方がとにかく汚い

どこか、いいブログがあれば、そちらに引っ越したいので、紹介してほしい

Livedoorも考えたし、アカウントも作ったのだが、この会社も、私のような小物は相手にしないらしく、まったく音沙汰がない

どこかの声(公式ブログにしてくれるとか)がかかるまでブログはたぶん休む

少なくともアメブロのやり方は許せない