昨夜も飲み過ぎのためにブログを更新できなかった

朝テレビを見ると、横浜では、市議会が自分たちの交通費は実額以上の弁済を受けるのに、同じ時期に障害者の交通費の有料化をやったというニュースが出ていた

自民党政権の本質を見た気がする。もちろん、横浜も最大会派は自民である

公務員は生活がかかっているから、どんどん給料を下げろというのには賛成しかねるが、議員はボランティアでもいいくらいだ

イギリスなどのように地方議員は原則タダの国もある

嫌なら選挙に出なければいい

市議会など、次の選挙で当選をあきらめれば何でもできる

次がなくてもいいやということで過半数の議員がつるめば歳費月1億、視察旅行はファーストクラスで行き放題ということだって可能だ。もちろんリコールができるだろうが、それまでにもらったものの返済義務はない(住民からの行政訴訟は可能かもしれない。詳しい人がいれば教えてほしい)

今の自民党は代わりの政党がないから、やり放題だ

どんなに嫌われても、受け皿がないから勝てるとふんで、特定秘密などの法案も通すだろう

ただ、その番組でも、VTRをおりてコメンテーターが偉そうなことを言うと一気にしらける

議員よりたくさんの収入があり、往復ハイヤーで送り迎えのコメンテーターが、議員の高額報酬や交通費の弁済を非難してもしらけるだけだ

どこの局でもいいから、コメンテーターのいないニュース情報番組を作れないものなのか?

「うちの局は取材に金をかけます」とでもいえば、そっちを見る人だっているだろう

実際、時間別視聴率では、どの局もV部分のほうが、スタジオ部分より死調理るが高いのである

コメンテーターが通り一遍のことを話し始めると、それだけチャンネルを変える人が多いということだ

さて、昨日は、飲み過ぎは家でだった

『夕凪の街 桜の国』というDVDをいただいたので、ワインをチビチビやりながら、観ていた

佐々部清という監督が好きなこともあったし、3代にわたる広島とのかかわりというテーマも好きだった

出てくる人間がみんなカープファンというのも(ちょっと広島弁が下手なような気がしたが)

さて、この映画は、原爆の後遺症で、戦後13年もたって姉が死に、被ばく者だった妻も40代で死ぬという設定だが、確かにガンになる確率は多少高いかもしれないが、死に方がみんな不自然で、医者の立場からするとちょっと納得いかなかった

でも、被害者の立場からすると、そういう感情になるのはよくわかる

『はだしのゲン』の反日表現が過激で、日本の右翼を怒らせている

確かに、私からしても、歴史的事実と異なる自虐史観だとは思う

でも、中沢氏は、現実に原爆で父、姉、弟を失った被害者である

自らも建物の影に入って奇跡的に助かった被爆者だ

そのため、中学しか行けずに、看板屋で働くことにもなっている

被ばく体験もなく、大学を出たインテリが、中沢氏を悪く言うのが、生理的にしっくりこない

慰安婦問題にしても、おそらくは、親が金をもらって娘を売ったというのが真相だろう

でも、終戦後、親はおそらく強制的に連れ去られたと娘にうそをついたことだろう

ときどき、あこぎな女衒もいて、実質強制的に、暴力的に連れ去ったということもあっただろう

昔のスタンダードでなら、兵隊が現地人をレイプするより、金で解決して、兵士の秩序を守るほうがはるかにまともなことなのだろうが、今のスタンダードでなら、金を払ったとしても強制連行であったとしても、女性を売り買いすること自体が悪なのだから、日本の弁解が苦しくなってしまう

むしろ、被爆者とか、引揚中に朝鮮人にレイプされた人間が同じように、アメリカで訴えたほうが、はるかに米国市民に訴えるものが多いはずだ

この手の心理戦術が下手なのに、秘密保持ばかりほざいて、まともなインテリジェンスができるのだろうか?