昨日は、福島の原発で働く人のメンタルヘルスのボランティア

落ち着いてきたようだが、少し汚染水が出ると叩かれる

悪く言う人に、「お前がやってみろ」と言いたくなる

そういう点では、私は山本太郎氏は大嫌いなのだが、そのいっぽうで、天皇陛下にお手紙を差し上げたことで、あんなに叩かれるのが差別のように思えてならない

たとえば、ケネディ新大使が昔から陛下が好きだったと手紙を渡したら、美談になるだろう

東北の被災者が、自分たちの気持ちをつづったものを渡したときに、そのときのマスコミの気分で不敬といわれたり、美談になったりするのだろう

同じ行動で、気に入らない人がやったら、叩かれ、好きな人がやったら、ほめられというのは、少なくとも法治国家のすることではない

同じ言葉を女子社員にかけても、私のような汚い中年オヤジだとセクハラになり、イケメンに言われると喜ぶのと同じようなものだが、それをマスコミがやっていいのか?

ナイフの入った手紙が送られても、同情もされず、捜査もおそらくしないだろう

これでいいのか?

ところが、もし殺されたら急に同情される

今の日本の右翼は、小便ちびりなので、そこまではどうせしないだろうが

さて、世の中は、景気がいいようなことをいい、経団連の会長が賃上げに前向きな発言をして注目されている

そのいっぽうで、生活保護の人が苦しい生活をしているし、自己破産などという話も珍しくない

自己破産が今後の人生にどういう影響があるのかというメッセージをいただいた

私も、詳しいことはわからない

クレジット・カードが作れないとか、借金ができなくなるとかいう話は知っているが、これは、法的にそう決まっているわけでなく、個人信用情報機関のブラックリストに載るということのようだ

これが5-10年続くとのことだ

今後、ハードディスクの容量が大きくなって、もっと長期間になる可能性はないわけではない

逆に5年も借金やカードを使わないで済んだという実績で、金を貸してもいいと思う業者もいるかもしれない

ただ、借金を抱えて、いろいろなことの邪魔になったり、ちょっとお金が入ってきても、そのまま返済に消えることを思うと、自己破産をしておいたほうが賢明のように私には思える

さて、前にも問題にしたが、日本人は、生活保護の受給や自己破産、あるいは、自分がうつ病になることなど他人事のように思っている節がある

私だっていつ自己破産をするかわからないので、あわてて調べたのだが

日本人は確率が低いことには大騒ぎするが、確率が高いことには他人事扱いである

大地震が来る、中国や韓国が攻めてくる、また原発を再稼働させれば事故が起こる

これらの確率が正直なところどのくらいのものなのだろうか?

原発を止めて、地球温暖化が進んだのか、台風の大型化が現実に起きている

あるいは、水力発電の水位を上げて、水害が起こりやすくなっているし、現に死者も出ている

少なくともうつ病の生涯有病率は2割、5人に一人はいつか鬱になる

あるいは、離婚だって、3割という時代だ

生活保護を将来受ける確率は1-2割はあるはずだ

でも、みんなそんな心配をしていないから、平気で生保を叩く

何のために税金を払っているのか?

将来、食えなくなっても、福祉があると思って払っている人はそんなに少ないのだろうか?

確かに人間の確率の判断は雑だ

飛行機を落ちる心配をする人は多いし、実際に飛行機に乗らない人までいるが、ふつうに歩いていて車にはね殺される確率はその1万倍くらいだということを聞いたことがある

一般的に確率が低いことに不安が強く、高いことに無頓着というのは典型的な神経症パターンだ

もう少し確率を考えて行動ができないのだろうか?

いちばんひどいのはテレビ局だが