前にストーカーについて書いたが、今回の三鷹の女子高生殺害事件で、実は私も予想していたことだが、それなりに(私に言わせたら高校生でまだ早いとオッサン的なことを言いたくなるが)親密交際をしていたようなことが(その証拠までばらまかれていた)週刊誌に出ていた

やはり、ネットで知り合ったような相手のことがよくわからない状況で、親密になるとストーカー被害のリスクは大きい

殺されなくてもリベンジポルノが流されたら、それを消すのは事実上不可能だそうだ

昔と違って、結婚に処女性が求めれらなくなったようだが、たとえば、この被害者のように女優を目指しているとかいう場合、あるいは、女子アナを目指しているような場合、ゴシップ誌に流されるリスクは大きいし、そんなことで夢がうまくいかなくなる(といっても、コンドーム写真を流された人も今は人気者なので、そんな心配は大きなお世話かもしれないが)リスクもある

ストーカーが何をやるかわからないことを考えると、私は高校生以下の人の、ネット上の出会いには公的、あるいは親の制約があったほうがいいような気がする

大学生になっても、未成年だと酒やたばこを勧めると捕まる世の中なのに、もっと危険なものが放置されるのには違和感を感じる

酒やたばこと違って、メリットもあるという考え方もあるが、酒やたばこにもメリットがないとも思っていない(何度もいうが依存症のリスクがあるので、積極的に宣伝をするのは感心しないと思うだけだ)

子供のうちはダメというものがいくつもないと、子供は楽なのだから、大人にわざわざなりたいと思わないだろう

大人になれば8時間も働いていないといけないのに、子供は3時間の勉強でも地獄というのだから(学校を労働と考えれば、3時間の勉強は確かに残業ということになるが)

いくつか気になるメッセージについてコメントしたい

現行の受験制度についてどう思うかというメッセージをいただいたが、ベストではないが、まだましとは思う

一発入試のデメリットは確かにあるが、デメリットについては前に書いたとおりだ

あと、たとえば国公立の医学部受験が、5回も10回もできるようにしたら、できるやつが、一人で何校も合格してしまって、結果的に補欠入学だらけになりかねない

それによる差別はないだろうが、できるやつばかりが得をする制度のような感じがどうしても私にはしてしまう

外国の場合、とくに一流大学に行きたい場合、推薦状とか、高校時代の評価(授業以外の生徒会活動やクラブ活動も含まれる)の割合がかなり高い

結果的に、高校中退者などが相当不利になるようだ

日本も推薦やAOが増えているようだが、教師のいいなりの生徒が増えるという問題のほか、再受験のチャンス、高校中退者のチャンスを奪っているという点で感心できない

「ほな、オマエが政治家になれ」というのは、「これらの言葉を聞いたとき、思うことがあります。この人達は、モノを考えない人なのだ、とか、モノを考えようとしない人なのだと」(引用終わり)というメッセージ

これはその通りと思う

「日本は製造業よりサービス業が、今や三倍くらい多い、と言うことのようですが、これが、と何時も思います。

 引きこもりの人を増やしてしまっているのではないか、と。引きこもりの人の性格は、高倉健ではないけれども、とても"不器用"です。対人交流能力と言うものに於いては、とても不器用です。
 製造業なら、"男は黙ってサッポロ黒なま"ではないですが、黙って、人と対話することもなく、黙々とひたすら指先を動かしていればいい。けれども、サービス業は、対話と笑顔、です。
 不器用で寡黙な人間に、と思います。そんなことができるか、と。努力せよ、といわれたところで、こればっかりは、持って生まれた性格だから、どぉにも仕方がない、と思うのです。
 そぉなると、当然、仕事に一旦ついても辞めてしまうでしょぅし、職探しに行ってもある仕事は、サービス業ばかりだから、もぉ、探そうともしなくなると思うのです。
 そぉなれば、と考えます。後は引きこもるか、引きこもる場所がないと、ホームレスになるかの、どちらかしかない、と。(ハローワークに行けば、努力しなさい、怠けるな、と言われるのでしょ。福祉事務所では生保も受け付けてもらえないでしょう)
 世の中、と考えます。皆が皆、テレビに出てド厚かましく喋っているような人間ばかりではないのだ、と。世渡り上手で口八丁手八丁で、対人交流能力に長けている人ばかりではないのだ、と。」(引用終わり)

これは、私も気付かなかった視点だが、その可能性は十分ある

ただ、ロボットが実用化されるとますます製造業に必要な人が減るので、この傾向はどうしても高まってしまう

政治がまともに対策をしてくれればいいのだが

さて、TPPについていろいろなことを言う人がいる

今は、日本に限らず世界の、とくに環太平洋諸国の国々の経営者は強欲なので、やはり何にしても一番安いところで作るという話になるのではないかという気がする

要するに、各国に分担を決められて、いちばん安く作れるものに特化した経済になる

オーストラリアは小麦と羊毛と牛肉とか、そんな具合だ

まさに、世界がプランテーションの時代に逆戻りする

その際に、高くても自国のものを買う愛国心が重要になる気がする

たまたま、アメリカにいて、スーパーで買い物をすると、紙袋がアメリカ製であることを誇らしげに書いていた

繊維摩擦の時でも、自動車摩擦の時でも日本のほうが安くていいものを作っても、アメリカの愛国心は強かった

そしてアメリカ人の雇用のために、向こうに工場をつくらされて、セクハラそのほかでいいがかりのような裁判を訴えれれて、高額の賠償金を払う

この手の国民の団結と、政治家の政治力がないのに、TPPってちょっと危険な気がしてならない

愛国というと、小さな島のことで、嫌いな国のことだけを騒ぐことだと思っている国民も多いし、政治家も多いのだから