本日もいくつも有意義なメッセージ

全部紹介しきれないが、ブラック企業を労働者が訴えるのは難しいし、タイムカードなどの証拠も握られているというご指摘があった

その通りと思う

だから、客集めのために宣伝する弁護士事務所も宣伝しないのだろう

ただ、タイムカードなどの証拠がなくても、訴えに説得力があるなどの理由でブラック企業の損害賠償を認める判決が出れば、多少は風向きが変わる気がするが

受験と人間力についてのご意見と質問をいただいた

何が人間力なのは、私にもよくわからないが、一般的に、それが受験などで使われるときは、大学教授など、選ぶ側、つまり強者からみての人間力と言うことになるだろう

私は、そういうものが好きでないとしか言いようがない

本日は、関西テレビのアンカーに出演

好き勝手を(といっても、やはり時間の制約が大きいが)言わせてもらえる数少ない番組

山本さんほどの堂にいった感じはないが、岡安さんも誠実な感じがいい

少なくとも東京の偉そうなキャスター連中とは違ういい感じだ

夜は、映画のスポンサーを探してくれるという弁護士さんと会食

この人も、芸術のわかるいい感じの人だが、偶然、関西テレビの福井社長と知り合いとのことだ

さて、そのアンカーでも話題になったことに、経団連会長が賃上げに協力すると発言したそうだ

さらにユニクロの社長も

ところでユニクロと言う会社は売り上げが1兆を超えたらしいが、正規社員が少ないのか、従業員は5000人程度らしい。一人2億の売り上げと言うことだ

従業員に還元するというが、どれだけ払うというのだろう?

さて、経団連にせよ、利益がでたら従業員に還元と言うが、思ったより利益がでなければどうなるのか?

前から問題にしているように、製造業の就業人口などは知れている

第3次産業の就業人口が4000万人もいる以上、そういうところにお金が落ちない限り景気がよくならない

要するに、人々が生活に余裕ができて、サービスに対して金を払う気になるということだ

何度も話題にしているが、ヘンリー・フォードは従業員の給料を3倍にして、アメリカの平均賃金を飛躍的にあげて、車を買える層を自分で作った

要するに彼にとって、賃上げは「投資」だった

第3次産業が主流の時代には、この「投資:が大切なのだ

人々の財布が楽にならない限り、サービスにお金が落ちないからだ

日本の経営者は、最近、何にも投資しないが、いちばん投資すべきは、人に対して、そして人が金をもたせるような投資である

たぶん、そういう数学ができないから、従業員の学力が世界一なのに、長期不況にあえぐのだろうが