本日は、久しぶりに銀座の中にいたが、10時前なのでタクシーが拾えたが、やはり動かない

両側の車線に駐車車両が停まっているから当然のことだろう

そのくせして、10時以降はタクシーが入れず、自家用車と運転手つきの車だけが入れる(ハイヤーも入れない。要するに会社の重役でも入るのが難しいが、ヤクザと国会議員だけは大雨のときでも、ぬれずに車に乗れる)

渋滞緩和のためというなら、駐車車両を取り締まればいいのに、銀座ではやらない

タクシーの運転手さんに聞くと、これもヤクザのシノギだそうだ

一台確保しておくと何万円にもなるという

白タクが堂々と営業していたり、組の事務所が堂々と看板をあげているかと思うと、こんなこともやっているのだという

みかじめを払わないようにと警察が指導しながら、警察がヤクザを助けている変な町である

オリンピックのときに、外国人にどういう風に説明するのだろうか?

タクシー乗り場にまで歩かせるのか、白タクに乗せるのか?外交官は別として、白ナンバーの運転手を雇って日本にくる外人はそんなにいないだろう

おそらく、この程度のことならばれなくて済むだろうが、やはり、今回のオリンピックでは外国からどう見られるのかは気になる

前のオリンピックのときは、国の見栄のために赤線を廃止にしたそうだが、国の見栄のためには、意外に金がかかる

たとえば、2020年には独居高齢者が540万人にもなる。東京だけで80万人もいると推計されている

その中の高齢化も進み、2割くらいが85歳以上となる

要介護者や認知症が一人暮らしで施設にも入れない姿を外国に見せるのは恥ずかしいという発想は政治家にはないのだろうか?

格差社会化も、自民党政治が続く限り、もっとひどくなるだろう

ホームレスを追い出すにしても、外国人、とくに中国人や韓国人から、日本人は貧しいなと思われるようだと、彼らからの憧れは激減して、日本製品が安物扱いになるリスクがある

外国からみて豊かな社会とは、貧しい者のいない社会なのだが(大金持ちがどんなにリッチにしていても、貧しい国は貧しいと思われる)、それが見栄になることも、オリンピックがくるから見栄を張らないといけなくなったことも為政者は気づいていないようだ

そして、おそらく、オリンピックで、日本が格差社会なのだということを多くの地方の人が気づくことになるだろう

東京のホテルは外国人が優先されるだろうから、地方の人の泊まるところはなかかなない

チケットもプラチナチケット化して、金持ちとかコネのある人しか買えない

日本でやるのに、自分の目で競技が見られるのは、100人に一人といったところではないか?

要するに、自分たちは、相手にされない階級なのだと自覚する人が少しは増えるかもしれない

でも、むしろ、それで怒りよりしゅんとするだけだろう

日本の格差の固定化は2020年以降に本格的なものになると思えてならない