本日も温かい励ましのメッセージをいくつかいただいて、若干照れくさくなるが、素直にうれしい

さて、最高裁が、婚外子の相続格差に違憲判決が出された

民法がまた変わるのだろうか?

成城や田園調布や銀座の土地が、細分化されたのは、相続税が高いせいだと金持ちは強弁するが、実際は、平等相続のためだ

成城の140坪の土地(もとは一区画140坪だったそうだ)と家を相続しても、相続税なら、実勢価格の1,2割だろうが、3人兄弟で相続した場合、長男が家を継ぎたければ、その家と土地の値段の3分の2を現金で残りの兄弟に払わないといけない

ほとんどの人は無理だろう

このブログの読者の方はご存知と思うが、私は基本的に相続税100%論者だ

そして、例外を認めるほうが現実的だと思っている

農業をやっている子供は0%にして、東京に出て行っている子供は100%にしたほうが、よほど農業の継承がうまくいく

地方と都会の格差解消という意味でも、実家に残っている人は相続権があるが、東京に出てきた人間は100%にすればいい

あと、相続ができると思うから、金持ちの強欲が止まらないが、100%になれば外国に出ていくか(かなり悲しい死に目になる)、金が残せないなら名を残すという話になるだろう

そうなったら、初めて、金に汚い人間がきれいになって死ねる

なんと幸せなことだろう

言いだすときりがないので、ここでやめるが、マーケットは消費税増税をしないと、日本を不信任にして、株が下がるという話があった

そうかもしれない

日本が財政破たんした際に、日本国債は整理され、債務が圧縮される

その際に、損をするのは国債をもっている金融機関などなのだろうが、そのために、預金が半分になったりするかもしれない

貯金がない人ほど、その被害は少なく、金持ちほど被害は大きい

それを消費税という形で貧乏な人にまでおっかぶせることができれば、金持ちは損をしなくて済む

だから、金持ちは消費税増税を喜ぶ

それで景気が減速しようが、中小企業が価格転嫁できずに倒産しようが知ったことではない

金持ちの意図の通りの政治が正しいのか一度考えてみたほうがよさそうだ