本日はネタがないので、アメブロのニュースをちょっと読んでみる

バックナンバーだが、国際ジャーナリストの落合信彦氏の面白い記事があった

http://www.news-postseven.com/archives/20101006_2680.html

これは、その通りだろう

注目を浴びたり、謝礼がほしくて嘘をつく脱北者はいくらでもいるだろう

拉致被害者がまだ北に残っているという事実を否定する気にはならないが、脱北者の一般市民が、そういう人に会える可能性はそんなに高いとは思えない

存在も知らされていないし、顔も知らないから、会ったってわかるとも思えない

でも、日本人はみんな簡単に信じる

目撃証言などはあてにならないのは、ロフタスの実験でも明らかにされている

http://news.ameba.jp/hl/20130812-302/

という記事も

なんども言うように、輸出産業の就労者など、下請けもあわせて500万人くらいしかいない

アベノミクスで景気がよくなったと思わせられるのは、おそらく錯覚だろう

実質成長率だって第二四半期は2.6%というが、ドルベースならマイナスと言うことだろう

韓国にも抜かれたという報道もあった

ただ、みんながそう思ってくれていると景気がよくなる

実際には、就労人口の受け皿は、やはり飲食とかサービス業なのだ

でも、この就労が伸びても、ペイが増えないなら、実はあまり国の成長に寄与しない

もっと高級化しないといけないのだ

それより、情報通信業の雇用消失率が気になる

産業構造が高度化しない日本で、まともな成長があると思えない

ところで社会保障が充実している北欧では、簡単に人々が失業するが、それでも食っていける

すると、企業が首をきりやすいから、産業構造の転換が楽だし、高給の職業しか生き残らないそうだ

ノキアがダメになって、フィンランドがアップアップになっているかと思ったら、アングリーバーヅなるゲームソフトを出しているロビンとかいう会社が絶好調だそうだ

ノキアはつぶれてもいいと政府も援助をしないようだ

生活保護が充実しているほうが、経済発展にも寄与することを誰も言わない

さて、本日いちばん注目したのはこの記事だ

http://jp.reuters.com/article/jp_socialmedia/idJPTYE97B03C20130812

選挙目当てかもしれないが、庶民の本音を聞こうとするスタンスは重要だ

最近、子供ができて話題になったウィリアム王子にいたってはホームレスの生活を知るために、自ら路上生活をしたそうだ

先日、偉い人をたくさん知っている人と話をしたが、安倍氏は悪い人ではないが、悪気なく、生活保護を切り下げたり、貧しい人に冷たいことをやるのだろうという話になった

おそらくその通りだろう

麻生氏だって、悪気はないが、偉そうな人で、失言も多い

やはり小学校から付属校上がりの人に、庶民のことを想像しろと言われても、貧乏人など見たことがないし、少なくとも貧乏人の知人がいないからリアリティがないのだろう

ならば、こんな形でいいから、庶民の気持ちを知るような努力をしたらどうだ(安倍夫人が、貧しい人の中に入って、ボランティア活動を実践していた話は聞いたことがあるが)

このまま二世議員が当たり前になり、かつ、そういう人が、地元の学校でなく東京の学校で、というか東京のボンボン学校で、子供時代から送るようになれば、大衆のことはわからないだろう

でも、その大衆が豊かにならないと、国は成長しない

現代精神分析学学では共感と言うのがキーワードになっている

相手の身になって相手の心理を想像することだ

そういう能力を養うことがエリート教育には必要と思うのだが