MSNの産経ニュースで、ガールズバーで酒を飲まされて急性アルコール中毒で亡くなった少女のことが書かれていた

結局、元経営者が、その少女を病院に連れて行かなかったということで、保護責任者遺棄致死ということになったらしい

で、酒を飲ませれば飲ませるほど(ここに自分が飲んだ分も客につけられるので、結果的に自分もたくさん飲むことになる)お金が入ってくるシステムも断罪された

でも、ふと思うのだが、この少女は18歳である

ブランデーを5杯も飲ませた客が罪に未成年者飲酒の罪に問われないのがおかしい

相変わらず、警察は法律があっても取り締まらないことを平気でやっているようだ
(徳田毅のときもそうだったが)

なんのために法律があるのかわからない警察国家である

確かに、客を取り締まるのは実効性が高い

未成年者の買春にしても、客が取り締まられるようになってから、はるかに減ったようだ

おそらく、風俗に行くにしてもデリヘルを呼ぶにしても、慎重に相手の年齢を聞くだろう(知らなかったとしても罪になるのだが)

そういう意味では、店の女の子が20歳未満だと、飲ませると罪になるなら、そんなばかなことをやる人間は多少は減るだろう(酔っているとそれもわからなくなるかもしれないが)

パチンコの換金にしても、実は賭博の場合は、客も罪になるので、本当はこれが適用可能である

それを見せしめでやれば、そういうことはすぐに激減するのだが、警察が絶対にやらない

そういう点では、児童ポルノの単純所持も捕まるようにするというのは、確かに有効性はある

ただ、これに私が反対するのは、ひとえに私が日本の警察を信用していないからだ

あきらかに未成年者飲酒の疑いのある徳田毅が、警察の事情聴取を一切受けていないように、この法案に賛成する自民党の議員は、チクリの電話や投書があっても、まず捜査の対象にはならないだろう

しかし、私のような警察批判者は、チクリの電話一発で、家のパソコンのハードディスクを全部調査されかねない

ウィルスにまぎれて、児童ポルノを送りつけられていたら、すぐに捕まる

日本の警察が、平等にだれても捜査するようになったら、児童ポルノの単純所持禁止にすぐにでも賛成する

税収や対北朝鮮、対韓国への国防を考えたら、せめてパチンコの景品交換をちゃんと警察が取りしますようになれば、警察をちゃんと信用する

さて、昨日は、ブログにも書いたように、とある介護グループの20周年ということで、記念イベントで私の映画の上映会をやってもらい、また基調講演もさせていただいた

介護保険の成立後、介護スタッフのレベルは確実にあがっている

彼らの研究発表を聞いていても熱意を感じた

実は、基調講演で、在宅介護制作をやめて、施設介護に変えるべきだとさんざん主張したのだが、最後にこのグループにちょっと遠慮して(デイサービスなどもやっているようなので)、在宅サービスも悪くないがとおまけをつけた

すると、終わった後、「あれが残念だった」という人が何人かいた

施設介護の人が、確実に自信をもっているし、家族を幸せにできると自負と生きがいを感じているのがひしひしと伝わってきた

政治はクズだが、介護の未来がちょっと明るい気がしてきた