本日もいくつかありがたいメッセージ

いろいろな説を聞かせていただいたり、親が戦争体験をお持ちの方など読んでいてうなるものがあった

下記の励ましのメッセージも嬉しかった

自称「底辺大学卒の自営業」の方から「先生にメッセージを送ってくるたくさんの方はどんな例を見て、東大の人がダメだと決め付けているのかわかりませんが、少なくとも私の仕事の現場では、「情報収集・整理」「比較検討」「やるべき事・成さなければ成らない事を抽出する」「属事思考(ダメだと思ったら、悪いのはやり方と割り切って次に行く能力含)」それらの能力が高いレベルで融合したうえで、質の高い仕事を決められた期間内でやってのけるのが東大・京大卒の人間という印象です。
そしてこれらの能力は全てきちんと受験勉強をしないと現代日本では身につかないのでは無いかと言うのもいまさらながら身にしみてきています。」(引用終わり)

こういうことをもっと伝えていかないといけないのだろう

私自身が、一匹狼のようなことをしているので気づかない視点かもしれないが、実際に仕事をされる方からの情報はありがたい

「ブログから推察するに中途半端な努力で偉ぶっている人を先生はあまりお好みにならないようです。
実際はその人達は努力の詰めが甘かったり、本当に楽をしたい欲望が強くて現在のそれぞれの『自分』が存在しているのでしょう。僕もその一人ではあります。(先生の本でだいぶ良い方向に修正はされていますが)先生の嫌うマスコミに洗脳されたように『学歴が全てじゃない』という人々は無責任な部分があります。今の自分があるのは過去の失敗をカバーしてくれる様々な人との出会い・助けがあったことでしょう。そう言える人達は幸運の持ち主なのです。そういう意味で彼等は小・中学生に悪い影響を与えていると思います。
一方で、先生が生活保護受給者の方々の不正受給くらい目をつむってやれというようにそういう自己満足的な部分で生きている人にも目をつむってやってもいいと私は考えています。実際、そういう人がわんさかいます。でも、彼等が日々の業務の中で、何がしかの社会的役割を担い、感謝もされないが明日を生きる為に今日も動く。その日々の営みがどこかの誰かを助けていると信じたいのです。」(引用終わり)

私もその通りだと思うし、受験に失敗した人が中途半端な努力とは思っていない

おそらくやり方がうまくなかっただけだろう。中途半端な努力さえせずに、小学校から親の力で入った私立学校から大学まで行って偉そうにしている人(もちろん、その親世代も戦争に行かず、高みの命令をしていた人)が偉ぶるのと比べると百倍いい

昨日、ラジオを聞いていたら、国際化社会の中での徴税の難しさが問題になっていた

スターバックスが、イギリスに本社を置くのに、ベルギーの会社から高い値段で豆を買ったり、その会社に商標料をつけかえたりして、税金逃れが問題になった

このときに、イギリスで不買運動が起こって、結局、スターバックスが三十億円払って話が治まったそうだ

このときのレポーターをやっていたジャーナリストの人(ふだんはいいことを言う人でとても参考になっている)は、これに否定的で、やはり企業活動の自由性をもっと認めるべきというようなニュアンスだったが、私は、ここに国際化社会時代の税の本質をみた気がした

要するに、税金を払う気のない会社や人間は国賊だということだ

私は右翼ではないが、税金を払わない人がいると、福祉が打ち切られることになって同胞が死んでいくのが許せない

アメリカが脱税に厳しいのも、そうでないと世界一の軍事力が保てないという意識が強いからで、徴兵逃れ以上にひどいことだという扱いを受ける

日本の右翼は、国粋主義というより、反共=資本主義の手先だから、金持ちの味方で脱税に甘い

実際、肝心の右翼集団が税金を払っていないような奴らばかりだ

金もないのに、戦争が戦えると思っているほうが能天気のきわみだ

9条改正の前に、税金を払わない腐った人間の心根を叩き直さないことには、貧乏人からむしりとることにしかならないだろう(それでいいと思っているのが日本の右翼だが)

でも、ちゃんと税金を人が払わないと国も守れないし、治安も維持できない

だから、税金も払わないで、のうのうとその国で営業をしている売国企業のものは不買するというのは消費者の当然の選択だし、民主主義が根付いているイギリスの市民の勝利と言える

これ以外に、税逃れに別の国に本社を移す企業を叩きのめす方法はない

私は世襲は嫌いだが、トヨタの愛国心は買っている

彼らは、外国で得た利益の7%(だったと思う)を日本に還流して、日本国で税金を納めている

日本への利益還元だという

買えば買うほどフランスに金が流れていく日産でなく、トヨタを買おうと国民運動をしたいくらいだ

企業の国際化の中で、われわれが、命や国防やあるいは福祉を守り、自分たちの消費税を少しでも安くするには、税金を払わない企業の不買しかない

まさにイギリスに見習うべきだ

しかし、日本のマスコミは非国民の巣窟だから税金を払わない企業を叩かず、グローバル化ともちあげる

あんなに広告費を払ってくれているトヨタでさえ、この偉業をたたえない

さらに、日本の経営者は、給料をけちって、自国のマーケットを潰してでも、外国でものを売ろうとしているから、ひょっとしたら不買も堪えないかもしれない

でも、やはりこれは真似をする価値がある

尖閣や竹島より、よほど売国企業の不買をやるほうが、多くの人の命も、われわれの生活も守られることは忘れてはならない

これが可能になれば、企業だって、税金を宣伝費とかその国で商売をやるショバ代として、きちんと諦めてくれるだろうし、法人税の値下げ競争もしなくてすむ