この2日は、本当に死んでいて、ブログの更新ができなかった

監督経験のない人の監督の手伝いを頼まれたのだが、3日撮りというハードなスケジュールだった

で、とくに2日目があまりの分量で、夜の12時の時点で15シーンも残っていた

たまたまプロデューサーの自宅での撮影だったこともあって、後日にと頼んだが断られてしまったので、メイク替えなし(衣裳だけはもちろん替える。通常は、衣装を替えるとメイクも替えるのだが、これをやる時間がないと判断したのだ)、照明も最低限のモードで2カメラで回して、移動もなかったので、2時間で撮り終えたが、出来には自信がない

もしいい出来に仕上がっていたとすれば、役者がうまかったのと、勘でカメラアングルを決めたのが当たったのと、今のカメラがよくなっていて照明があまり要らないということを意味するのだろうが、もうこういうのは、二度とやりたくない

で、昨日は、まったくのオンタイムで3日目の撮影を終えて、クランクアップ

3時半まで打ち上げで飲んでまったくのボロボロ状態である

体に悪いと言えば悪いのだが、私は映画を撮っているとやせるし、元気になる

3食ロケ弁の上に、この期間はお酒を飲まない(打ち上げで飲むから帳消しかもしれないが)

普段は夜に必ずワインは半分あけるし、昼間、家で原稿を書いていれば、昼間からワインを飲む

それと比べると体にいいのかもしれない

実は、私は体にいい、悪いというのは、まさに二分割思考だと思う

酒のように少量なら体にいい、多量だと肝臓にも悪いし、自殺や依存症のリスクを高めるものもある

コレステロールのように、循環器には悪くても、免疫機能や精神状態にはいいものもある

タバコだって、心筋梗塞も肺がんも肺気腫も確実に増やすが、どうも自殺をリスクを減らすものもある

自殺が増えたのは、喫煙率が下がったせいかもしれないのだ

あるいは嫌煙運動のせいかもしれない

財務省の役人からすると、心筋梗塞や肺気腫のような長患いをする病気が増えてもらうと困るし、自殺が増えたほうが、財政上は嬉しいのかもしれない

やせ形がやや太めの人より6―8年も短命な代わりに、医療費が安くつく(がん以外の成人病が少ないからだろう)ということがわかっている

それを考えるとメタボ対策は、医療費を下げて、人々を早死にさせることで年金財政を楽にする財務省の陰謀かもしれないと考えるようになったが、嫌煙運動も、同じく財務省の陰謀かもしれない