本日も飲み会でメロメロになっている

前回のブログに対して、勉強できるだけましというメッセージをいただいた

受験勉強については、確かにできたことはいまでも神に感謝している

ただ、映画や著書については、勉強ができるというより、勉強をしているという感じだ

私自身、映画の才能がないが、ほかの映画が大したことがないのと、僕らくらいの年代の監督で勉強しているなと感じさせる人がいないので、どうにか生き延びることができるかもしれないとも思っている

実際、受験勉強のときは、やっているのにできないという(おそらくはやり方が間違っているのだろうが)人が大勢いて気の毒だった(今は、ゆとり教育、AO、推薦などで、まともに家で宿題をやっていない、分数の計算もできないような奴が大学生をやっているのは、事実だが、つまりやっていないからできない中学生や高校生のほうが、やっているのにできない学生より、ずっと多いだろう)、社会に出てからは、本当に勉強しない奴が多い

現実に、ビジネス雑誌の総発行部数が60万部、3人で回し読みをしているとしても、ビジネス誌に目を通すレベルの勉強をする人間が200万人しかいないことになる。日経の発行部数もそんなものだ(いい記事もあるが、やはり新聞記事は短いので、勉強という感じにはならない。勉強のネタの提供という感じだろう)ビジネス書だって、最近、100万部を超えることはない

しゃべれるだけで、しゃべる中身がないと外国のエリートには相手にされないのに、勉強というと英会話くらいで、しゃべる中身を勉強する人も少ない

最近、飲み会が多いので、自分で運転しないで、タクシーを拾うことが多いが(警察の悪口を書いているので、痴漢えん罪が怖くて電車に乗れない。贅沢というより経費がかかると思っている。ブログを書くコストは、私の場合は実はむしろ持ち出しなのである)、同じ方向にばかり空車がいって、逆の方向に走っていないことが多い。また高齢者が多い地域で流せばいいのに、相変わらず、銀座や新宿で流している。頭を使わないのなら、稼げないのは当たり前だ。

日本の医者は免許の更新がないことは批判されるが、まだ医者のほうが、外国のように勉強時間が勤務時間の中で用意されていないのに、勉強しているほうだ

何が言いたいかというと、私は、才能がない代わりに勉強はしている

経済学者とかから、門外漢と言われるが、彼らより、むしろ経済以外のこと(社会のこと、外国のこと、そして心理学)の知識が多いうえに、一般的な勉強もしているので、論戦で負ける気がしないのだが

本日も、また日経平均が下がっている

調整局面なのか、アベノミクスの崩壊なのか、いろいろ取りざたされるが、門外漢から言わせてもらうと、外国人投資家が売り浴びせて、アベノミクスの本気度や限界を試している気がする

選挙前にやるのと、選挙後にやるのでは意味が違う

選挙前のほうが無理をするだろうし、選挙後では大した無理はしないことを外国人投資家は読んでいる

要するに株価が下がったときに、さらなる金融緩和をやるとか、日銀がリスク債権や、場合によっては株まで買うという、マーケットを支える姿勢があるかを試している

政府や日銀の動きが悪ければ、もっと試してくるだろう

早く、ちゃんとマーケットに金を流せという恫喝にも聞こえる

株で儲けた金は消費に回らず、また預金に戻らず、株を買っているはずだから、こうやって外国人に打ち浴びせられたら、あわてて今のうちに売っておこうということになるか、その株が塩漬けになるから不況にもなり得る

選挙前ですら、政府も日銀も動かないのなら、アベノミクスも大したことがないと外国人から見切られてバブルは崩壊するだろう

問題は、能天気首相と、自信家日銀総裁が、このサインを読んでいるかだが、2,3000円日経平均が下がるまで、このサインが読めないのではないか?