昨日は、マンガ原作者の倉科遼先生とかと、映画の打ち合わせだが、その後、何軒もはしごして、酩酊状態でブログもかけず、久しぶりの朝寝坊

朝の9時半にテレビを見ていると、地上波、BSを含めて、1局もニュースも、ニュース情報番組もやっていない

ニュース専門局がないことを含めて、この国の知性はどうなっているのかと思う

ただ、嬉しいことはあった

学校名を出していいのかわからないが、緑鐡のPRをしていいという条件で、うちのスタッフとある高校に講演に行った

大学の付属校ということでなめてかかっていたところもあったが、昨年一人東大合格者を出して意気があがっているとのことだ

講演もおそろしくまじめに聞いてくれるし、だれた感じがしない

うちの学生スタッフの話まで、すごく真剣に聞く

終わった後は、サイン攻めにあうが、とにかく、自分で将来を切り開きたいという感じがムンムンと伝わってくる

この学校でオール10で、中学3年生から緑鐡を始めたという女の子の目がキラキラ輝いていて、ビックリした

何とかして、志望校なり東大に受からせてあげたいし、それができなければ、こちらの問題である

そのほかの生徒もみんな元気にあいさつしてくれるが、わざとらしさがない

制服がすてきで、女の子が日本一元気のある学校というところを見学したときよりも、好印象だった

教師のほうの熱意もすごい

私のファンの教師の方が何人かいて、本当に、こちらが気恥ずかしくなる(そのあと、飲んだくれているようだからなおのことだ)

生徒に緑鐡を積極的に勧める教師の方もいれば、校長に、最後の年は、受験勉強に専念できるように授業時間を1,2年に詰めて、3年は楽になるようにしてやってほしいと何度もかけあう教師もいる

大学に受からせることだけが学校の仕事ではないという冷めた目もあるが、教師たちが本気でそう思っているのは、見ていて気分がいい

それも学校の名誉とか損得のためというより、こいつらを受からせてやりたいという生徒への温かさを(面接だけで人がわからないと主張している癖にと思われるかもしれないが、長年の精神科医人生とそれ以外の人生経験からの実感である)、本心から感じた

こういういい学校が世の中にまだ残っていることに救いを感じたし、探せばけっこうあるのかもしれないとも思った

少なくとも、今後もこの学校と仲良くして、何年か先には東大二桁を目指したい

受験屋とバカにされても、私にできる精一杯なのだから