いろいろな形で激励のメッセージをいただいて嬉しい

本日もブログを書いている途中で、勝手によそのページに移ってしまって書いた原稿が消えたのだが、こういうメッセージをいただく

「先生は以前より、アメブロの使いにくさを指摘すると同時に、使い慣れているため移行しにくいということを仰っているかと思います。
実際、アメブロは他社サービスへデータを移行するためのデータのバックアップサービスを提供していません。
FC2ブログ、ココログ、gooブログ、はてなダイアリーといった他の大手が当たり前にこうしたサービスを提供しているにも関わらずです。
こうした状況ですので、一般の人がアメブロから他社サービスへデータを移行するのは難しいのが現状です。
ですが先生の場合は、多少事情が異なると思います。
というのは和田先生ほどの著名な人物であれば、各社とも自分のところのサービスを利用して欲しいと思うのではないでしょうか。
そうであれば、移行先の会社の著名ブログ担当者の人にコンタクトを取れば、専門のスキルを持った人がそうした処理は全ておこなってくれるはずです。」(引用終わり)

こちらからコンタクトをとるのは、ややだるい気がするが、どこのブログサービスでも、向こうから声をかけてくれれば喜んで移行する

よそのブログ会社の人がもし読んでいてくれるなら、ぜひ声をかけていただきたい

いっぽうで、返答できないメッセージもあることをご寛恕いただきたい

昨日のブログだが、政治家と言うのは、それで飯を食っているのだから、国家の将来像を考えるのは当然のことだが、テレビに洗脳されたせいか、国民がものを考えなくなっているのも哀しい

選挙で政治家を選ぶ以上(この大原則は崩したくないというのが私の信条だ)、福祉をやってくれない政治家を選んで、老後苦しむのも、生活保護を減らしたり打ち切ったりする政治家を選んで、自分が失業したり、うつ病になったり、離婚して、つらい思いをするのも、ある意味、自己責任と言える

人間、生きている以上、3分の1くらいの確率で寝たきりや要介護になることや、離婚や失業の可能性も2割や3割はあることも考えないで、福祉切り、生保切りに賛成するのなら、やはり想像力の欠如としか言いようがない

たまたま、テレビをみていたら、優秀な人材を引き留めるために、長期休暇をふくめて、あの手この手を打っている姿をみた

実は、終身雇用というのは、意外に優秀な人材を確保したり、引き留めるのにいい方法である

私は、91年から94年までカンザス州に留学していたが、現地でもっとも就職人気のある会社は、ホールマークと言う日本でも人気のあるグリーティング・カードの会社だった

この会社の人気の秘訣は終身雇用で、安心して子育てができるとか、病気になったときに保険があるということもあって(アメリカでは失業した途端に民間の保険を買わないといけないが、これが高額だ)、優秀な人がみんなその会社に行くそうだし、社員の帰属意識も高く、会社を生き残らせるために真剣に考える

そういうことでホールマークは世界的なグリーティングカードのブランドになったし、ネットの時代でも生き残っている

ほかにもハーレー・ダビッドソンなども終身雇用で有名だった

会社がつぶれると損をするのは自分だから、欠陥品が出ないように真剣にバイクを作る

結果的にアメリカで唯一と言っていいブランド品になっている

そういうものは高くても売れる

IT企業などは高額の給料で引き留め、最大4億円などという会社もあるらしい

利益率が高いから、人材がいちばん大事なのだという

だったら、たとえば年収1億円くらい稼いでいる人について、年収2000万円にする代わりに、終身雇用の提案をしてみたらどうだろう

8000万円は会社が代わりに貯金して、歳をとって、バリバリに働けなくなっても2000万円の年収が得られる

そんなことをすると中高年以降さぼると言われるかもしれないが、会社がつぶれると、会社に代わりに貯めておいてもらった金がパーになるから、おそらく会社がつぶれないように頑張るだろう

終身雇用が確保されるなら、安心して子育てもできるし、家も買える

1億円を10年もらって、あと、働けなくなるより、2000万円で50年雇ってもらった方が、税制面でも有利だし、老後も安心だ

トヨタはやはり終身雇用のおかげで、引き抜かれることが少ないどころか、代々トヨタに勤めるという人が多いらしい

そうやって車のクオリティをあげていった

セールスの人もトヨタ一筋で、顧客に名前を覚えられるような地域密着型のセールスをするらしい

こういう効用をみれる経営者が減ったから、日本のブランドイメージが落ちていくのだろう