私がネット上で市川団十郎氏を侮辱したことになっているようで、抗議のメッセージと嫌がらせのメッセージをいくつか受けた

抗議というのは個人を侮辱するな、すぐに撤回しろというものだ

私としても、根拠がないから妄想かもしれないと断っているが、たとえば、週刊新潮と週刊文春の昨年の12月20日号には、こぞって中村勘三郎氏が生前いかにもてたかの特集記事が出ている

市川氏がたくさんの女性と性的関係をもったと私が空想しても、それほど妥当性がないものでないように思う

ただ、私がいいたいのは、それが侮辱かどうかである

世の中にはいろいろな文化がある

アメリカのように、たくさんの女性を相手にするような人間はpromiscuousとして軽蔑する文化もあれば、それが芸の肥やしとして尊敬される文化もある

今は変わっているのかもしれないが、梨園というのは、もてることのほうが勲章のような世界の印象をもっている

今はそんなことはないし、市川氏はそういう人でないということで、ご遺族から抗議がくれば、すぐにでも謝罪するし、もちろんブログも撤回する。損害賠償の訴訟があれば、受けて立ってもいい

それによって、私も歌舞伎の世界への認識をたぶん変える

私個人としては、性的なことにうるさくなった日本で、そういう大らかさが歌舞伎の世界に残っているとすれば、むしろ誇らしいことだと思っているし、日の丸、君が代を唱える明治以降の脱亜入欧の日本が日本の伝統とか文化と思っている人間より、それ以前から続いている歌舞伎の文化のほうが尊敬できると思っている

要するに、外野の人間が、外野の価値観で侮辱だとかいうのには、まったく応じる気がない

また、それによって、病気になると言っているわけでもない

でも、病気のリスクが高まるのは、おそらくかなり確率の高いことだ

それをわかっていても、芸のために、あるいは文化のためにやるとすれば、もっと尊敬できる

嫌がらせのメッセージは、私がもてなくてオナニーばかりしていたというものだ

その通り、私はもてない

しかし、もてるからと言って、女性を傷つけたり、女性に病気のリスクを増やすより、オナニーをしているほうがましというのが、私の価値観である

ただ、私のようにチビでブオトコがもてるようになれば、勉強しているとあんな人間でももてるのがということで、子供がもっと勉強するようになるのなら、もう少しもてたいとは思う

さて、私は基本的に猜疑心の強い人間なので、常に情報操作を疑っている

アメリカで女性が強くなりすぎて、社会的に成功しても、もてることが許されなくなったり、離婚のたびに莫大な慰謝料を取られたりすることが、男の成功モチベーションを下げているという説がある

このままでは、中国や日本に抜かれるので、そういう価値観を日本や中国にも押し付けたい

日本では成功したが、中国はしぶとい

彼らのほうが情報操作に疑念をもち、立ち向かう気があるからだろう

こういうメッセージもいただいた

「先生は米国のミュージカルコメディドラマ「Glee」をご存じですか?
このドラマでは社会的にマイノリティであったり、(世間一般が)好ましくないと思われる言動・風貌をした登場人物達が悩みを抱えながら、徐々に胸を張って生きられるようになっていきます。
その中で「ローレン」という女子高生が出てくるのですが、彼女は明らかに標準体型をオーバーしています。しかし、堂々としています。しかも、学校一のワル「ノア」から求愛されます。
現実にあり得ないことであっても、こういうストーリー・登場人物を考えられるアメリカの脚本家・テレビ局は勇気があると思います。
日本のドラマはアメリカのドラマを半期遅れでパクっているのはよく知られていることですが、どうせパクるならそういうところもパクるべきなのに、日本版は質が劣化する上にヒロインや女性登場人物はほとんどやせ型です。もしくは豊かな体型の人が出てきたとしても、やせ願望がありスリムに変身するというありさま。」(引用終わり)

やせ願望のおしつけやメタボ批判もアメリカの洗脳だと私は思っている

それによって、日本人が思春期の時期に栄養障害をきたして、脳の発達の悪い人間が増えれば、彼らの思うつぼだ

そして、本国では、すぐにそういう情報を打ち消すために、番組を作る

アメリカにせよ、韓国にせよ、ドラマなどは国益を考えて作る

だから、最近のトレンドは頭のいい人間を主役にして、それにあこがれさせることだ

しかし、日本では、そういう愛国的なドラマは『相棒』くらいしかない

その中で、いちばん、日本人が情報操作されている点が、二世とかルックスのいい、そして発言だけは勇ましい人間が人気が、政治を牛耳るような仕組みを作る点だ

数学のできない、パンパカ政治家が日本の支配層になれば、アメリカは武器を売りやすくなるし、経済戦ではアメリカや中国が勝って、日本の企業が乗っ取られたり、日本の財産が次々と収奪される

二世やルックスのいい人のほうが、努力してきた人間より、選挙で強ければ、子供たちは勉強しなくなる

現に山口県などは二世が偉くなってから、東大合格者数は6分の1に減った

こういうことが、頭の悪い、国のことを考えないマスコミが自主的にやっているのか、それとも、アメリカに留学した文化人(彼らがスパイとは言わないが、CIAの息のかかった大学教授に教えてもらうことはよくある)に洗脳されたのかはよくわからない

ただ、向こうのインテリジェンスの思うようにことが運んでいるのは事実だ

円安、株高で喜んでいるが、外国人の投資家が儲けているということは、最終的な損は日本がかぶるということもありえる

そして、円安の間に日本ペイントのような優良企業がシンガポールの会社に買われている

でも、日本はインテリジェンスがないために、いまだにインテリジェンスの仕事は情報をとるスパイ活動だと思っている

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130206/chn13020611080002-n1.htm

それより、外国のインテリジェンスが、こわいのは情報操作で、それによって、国民の知的レベルを下げたり、頭の悪い政治家を国のトップに据えたりだということに気づいている(と書くと私が妄想だと言われそうだが、少なくともそういうことは疑っていい)日本人がほとんどいないことのほうが怖い