昨日のブログで、不安になった人や、若くてがんになった人を責めるようで不快に思った人がいるようだ

私としても、そういう人を責めるつもりはさらさらない

また、もちろん若くてがんになった人がみんなセックスでウィルスが入ってきたせいだという非科学的なことを言うつもりはない

そういう人もいる可能性があると私が信じているだけだ

子宮頚がんだって、セックスの多い人のほうがなりやすいし、HPVの感染症の説が強まっているが、だからといって、なった人がみんな不純な交遊ということはないだろう

エイズにしても当初は性感染ばかりが注目されたが、薬害の人だっている

ただ、だからといって、エイズの予防のために不特定多数とセックスをするのはよくないとか、きちんとゴムをつけろというのがいけないということにはならないだろう

そのほうが公益にかなっているし、若者には必要な啓蒙だからだろう

まだセックスでどのようにウィルスの感染が起こり、それがどの程度がんにつながるのかは、よくわかっていないというのが真相だろう

でも、多少のリスクはあるのは確かだ

だから、私は自分の子どもにだったらそういうリスクを伝えると思う

少なくとも放射能が怖いからと言って、外に出さないというよりは、リスク回避の上ではまともな親のやることだとは思う

学校現場でも、今、確実に、ゴムをつけないセックスが危ない例として、エイズのほか、HCV、HPVの感染くらいは教えていいだろう

さて、朝、テレビを見ていると、元オリンピック選手が出てきて、体罰を全否定するような発言があった

昔、今でもプロ野球の監督を続けているオッサンが、鉄拳制裁を自慢していた記憶があるが、こういう人こそ、もし本当にそれが選手を鍛えると思えば発言すべきだろうが、上手に逃げているようだ

ただ、私は体罰がすべて悪いという論者ではない

シンガポールのように担当の教員でなく、専門の人がやったほうがいいかもしれないが、平気で暴力をふるう悪ガキに、教師がまったく手を出せないというのは、やはりまずい

刑務官が暴力を禁止されてから、刑務所の中をヤクザが仕切るようになって、まずい状態になったという話を聞いたことがある

娑婆で暴力をふるって人を傷つけた人間に暴力をふるってはいけないというのは、あまりに、理想主義だ

もし体罰を禁止して、教師が一切暴力をふるってはいけないというのなら、すぐに学校に警察をいれて、暴力をふるう悪ガキを排除すべきだ

暴力をふるう悪ガキがいないのに、暴力で処罰というのは問題だが、暴力をふるう人間には、どうやってそれを止めるかを考えないと、結局は、弱い子どもが割を食うということや、弱い教師がひどい目に合うということは、喧嘩の強い文化人やスポーツマンやタレントにはわからないのかもしれない