何通か、学力的にはどう考えても足りているのに、高校中退などの理由で落とされた方などからメッセージをいただいた

やはり医学部の受験面接を今の医学部の教授(患者を診ないで研究ばかりしているくせに、人を見る目にはやたらに自信をもち、10分やそこらの面接で、人間を判断できると思っているパラノイアの集まり)には、やらせるべきでないという確信が強まったが、落とされた人の心の傷(こういうことを考えられる人も今の医学部の教授たちにはほとんどいないことをはからずも示している)を考えたら、胸が痛む

安倍首相(教育改革で面接をもっと導入して、自分のようないいとこのボンボンが学力が足りなくても、もっと東大などに入りやすくしようと考えているように思えてならない人)の所信表明演説に対して、「意外にまずはまじめに経済再生をやって、安定政権を狙っているのかもしれない」と評したが、昨日の答弁を見る限りそうでもないようだ

原発の再稼働についても所信表明演説でなく、代表質問に対する答弁の形にしたようだし、憲法の改正も明言した

今度の参議院選挙以降、おそらく政治の運営は変わる

マスコミは民主党を根絶やしにしたいし、今のままでは民主党が負けるだけでも、自民党は勝手に勝ってしまうし、威信も憲法改正には賛成だ

結果的に、憲法は改正されて、貧乏人は、命の保証されない「テロとの戦い」に駆り出されるだろう

国立大学の授業料を大幅に上げて、国防軍に入隊する愛国心の強いものにだけ奨学金を出すというシステムにすれば簡単にできることだ

今の日本の首脳部の発想では、学力を上げるとか、多くの子供に学力競争をさせて、日本人の知的レベルを上げる(それは国力を上げることにつながるのだが)より、軍事大国になるほうが大事なようだ

さて、洋画の興行収入が過去最低になって、邦画が最高になって、洋画は邦画の半分くらいになってしまった

洋画のほうが、金もかかっているし、(DVDで観るより)映画館で観るには明らかにいいと思えるし、脚本だってはるかに練り上げられている

ただ、テレビ局が映画を作るようになって、バラエティ番組の中でまで、自社制作の映画の宣伝をしたり(こういうことは規制できないのだろうか?)、テレビ番組の続きのような映画を作るようになって、テレビに洗脳された国民は、そちらばかりを観るようになった

シネコンにしても、宣伝量をみて、小屋の割り当てを決めるから、どんどんテレビ局映画の比重が高まってしまう

ただ、こういうテレビ局映画は外国には見てもらえない

そういう中、韓国は映画に大量の補助金を出して、外国に韓国文化の宣伝に努めている

日本の場合、性能のいいガラパゴス携帯は、外国に売るために、外国の技術の傘下に入って、できの悪いスマホに乗り換えようとしているのに、文化産業である映画のほうは、外国に売れないものを作って、テレビ局に映画産業が支配されている

昨日も話題にしたが、領土なり、国の独立を守るのは、軍隊より、その国の外国からの評価の要素が大きくなっている

外国から勝手にルールを変えられたら、それに逆らえないし、実効支配している土地でも外国の承認がないと、領土にできない

マスコミも政治家もそういうことがわかっている人が少なすぎるが、学力劣等国になったと思ったら、文化劣等国の道に片足をつっこんだようだ(食文化はまだ日本は先進国だが、地方いじめ、格差社会化で、これもどうなるかわからない)