本日もたくさんのメッセージをいただいた

一つだけ誤解をしてほしくないのは、私は学生スポーツを否定するつもりはない

コーチがよければ、人間的な面も含めて発達に役立つというのも否定しない

ただ、勉強をしないでスポーツだけというのはいかがなものかということだ

前も、そういうメッセージを紹介した記憶があるが、早稲田で野球をやりたいと一生懸命勉強していたら、スポーツ推薦の連中が完全にレギュラーを握り、自分の出る幕がないというのは、あまりに気の毒だし、そういう学生の立つ瀬がない

フィンランドなどのように、大学の受験資格試験に受かっていないと大学に入れず、そうでない場合は職業大学というシステムにしておけば、その試験に受かった子は(もちろん、甲子園球児だって受かる子はいるだろう)、早稲田の野球部、受からない子は、早稲田スポーツ大学という職業大学の野球ぶということになるほうが、私にはすっきりする気がする

ただ、桜宮高校については、なんと体育科のほうが普通科より偏差値が高いそうだ
(もちろん、受験科目が少ないと数字のマジックでそうなることはある。早慶のほうが東大より偏差値が高いということもあるように)

ただ、調べもしないで書いたのは確かなので、関係各位にお詫びしたい

あと、不登校の子が緑鐡に入ることでやる気になってくれたというメッセージをいただいた

こういうのは本当に嬉しい。期待にこたえるよう、講師に発破をかけたい

「首相・安倍は、タカ派にも拘らず、人命尊重と語りました。
 嘗てのイラクの人質事件の時の小泉とは違いました。あの時は、「テロには屈しない」「人質は自己責任」と言っていたにも拘らず。勿論、当時安倍も、小泉と一緒に行動していたハズですが。
 まぁ、今回の人命尊重、分からないでもありません。
 嘗ての人質は、日本の戦争参加への反対をする一般人です。今回は、日本のタメのゼニ儲けになる企業の人たちです。あの企業には或いは関連企業には、政治献金を受けたりしているのかも知れません。
 結局、と思います。ゼニ絡みになってくると、と。途端に政治家は態度を変えるのだな、と。」(引用終わり)というメッセージ

確かに、昔と対応が違うのには違和感がある

「先生がたまにおっしゃる「受験産業は受かってなんぼ」です。
これも、その通りだと思います。
でも、本当は受からなくても、先生の教育を受けられた方は、その事自体がとても有益なのではないかと、思います。
産業としてみれば、受かってなんぼですが、国益としてみれば、受からなくても、貢献度は高いと思います。」(引用終わり)
というありがたいメッセージ

確かに、受験勉強で、工夫するとか、教師のいいなりにならないで、自分で問題解決をしていく姿勢を身につけることは、受からなくても役立つとは思う。でも、やはり成功体験は人間を変えるし、大きな自信を与える。やはり、受験指導者である以上、受からなくても役立つというのは逃げのように感じるし、受かってほしい

さて、私がアルジェリアに関してテロリストという表現を使ったことに対して、こんなメッセージ

「テレビでは、アルジェリアの事件について、
テロだ。と言い、
イスラム武装組織のテロリストだと言いますが、
中日新聞(東海地方でしかわかりませんが)の中日春秋という
コーナーで違う見方がされていたので
ご紹介させていただきます
すでに、ご存知でしたら申し訳ありません

http://www.chunichi.co.jp/article/column/syunju/CK2013011902000087.html

の記事です。」(引用終わり)

確かに、彼らがテロリストというべきかは難しい

実際、装備とか、動きや人数の点では、反政府軍といっていいレベルという話もある

それとこれまでのテロと違って、ある程度、警備がしっかりしたところを襲っているという点も違うようだ

いずれにせよ、彼らの狙いは、一つには、確かにフランスのマリ攻撃をやめさせるというのが表向きだが、本質的にはアルジェリア政府の弱体化だろう

9.11のテロにしても、テロで大量に殺人をすることより、アメリカの弱体化が目的だったという説がある

実際、このテロによって、アメリカの航空会社は大ダメージを受けて、倒産した会社もいくつか出た

航空機産業も、国内企業に買ってもらえなくなって、エアバスに負けたし、アメリカへの観光客も減った

そして、イラクやアフガニスタンに馬鹿な戦争をさせることで、財政赤字が膨らみ、その割には石油利権が得られず、さらにイスラム諸国の(とくにサウジアラビアのような親米国の)反米感情が強まった

今回も、アルジェリア政府への批判が強まっているし、アルジェリアが投資リスクの高い国という評価に一変した

命が惜しくない人間が10-30人もいれば、かなり自分たちの目標を達することができるという点で、「人命尊重」の国より、この手の狂信的な反政府軍やテロリストが怖い気がした