本日より、三軒茶屋中央劇場で『「わたし」の人生 我が命のTANGO』が再公開される

http://eiga.com/theater/13/130605/3063/

東京ではこれが最後になるかもしれないので、ぜひ観にきてほしい

この映画館は、昔の名画座の名残がある

建物は決してきれいでないが、値段も安いし、二本立てで上映しているようだ

昨日は、灘高の同期会

グルメジャーナリストをやっている同級生がオーナーの韓国料理屋、溜池山王の韓すぶんで集まる

http://tabelog.com/tokyo/A1308/A130802/13139134/

なかかなおいしい

かつて私がいじめられたころの、私が4人がかりで、泳げないのにプールに突き落とされた、加害者の一人が名乗り出ていたが、意外に忘れるものだ

犯罪レベルのいじめは、警察が介入すべきだが、いじめが人間を強くする部分も元被害者の立場からは言っておきたい

安倍政権の悪口をさんざん言ってきたが、これだけ国民に期待感を抱かせるのは、大したもんだし、一度失敗した経験は活かしているようだから、失敗経験のない人よりましかもしれない

ただ、心の病だけはバカにしているとひどい目にあうということだけは、老婆心ながら心配する

本日もたくさんメッセージをいただく

気になるものが一つ

社会的勝ち組連中は、そんな人達に良く言います。
 「仕事など死ぬ気で探せば幾らでもある」と。
 しかしこれ、可笑しな言葉だと思います。
 たかだか仕事探しに、命まで賭けなければいけないのか? 命まで賭けて仕事を探さなければならない現在の社会状況や仕組みと言うものを変だとは思わないのか、と感じます。
 そして、死ぬ気で探し出した仕事が、便所掃除やドブ浚いなら、目も当てられません。低賃金劣悪な派遣労働ならば、「蟹工船」です。
 「死ぬ気で探せ」と言う人は、えてして、自分の現在の仕事を、命まで賭けて探してはいないでしょう。「死ぬ気」で仕事探しをしたことの無い勝ち組連中に限って、容易く他者にはいいます「死ぬ気で仕事を探せ」と。
(引用終わり)

私も実はそう思う

たとえば、ストレスがあるとすぐにおなかが痛くなる人が、親方からすぐにボロクソに言われる肉体労働の職場でつとまるのだろうか?

少なくとも私はつとまらない

うつ病の患者さんにも、「死ぬ気で仕事を探せ」とはよう言わない

「生活保護は国民の権利なんだから堂々と受けて下さいね」「この病気になられる前は、ちゃんと税金を納めておられたじゃないですか」とたぶん言う

私だって、なんらかの事情で仕事ができなくなって、いろいろな借金もあるので、貯金ゼロというか、自己破産ということになったら生活保護を申請にいくだろう

これまで、こんなに税金を払ってきたじゃないですかと言っても、おそらく役人は、「まだ、働けるでしょう」と言うだろう

働けないから申請にいくのに

ちゃんと働けたら、生活保護よりまともに稼げるし、こんなに役人にぼろくそに言われることはない

でも、うつになったり、病気をしたり、腰が痛かったり、文筆業がさっぱりできなかったりするから申請にいくのだ

そのどこが悪いのか?

「仕事など死ぬ気で探せば幾らでもある」という人たちが、本当に、そんな状態になったときに、そんなことが言えるのか?

だいたい、多くの人がうつ病という病気を、バカにしているし、どんなにだるく、つらいかをわかっていないし、自分だけはならないと思っている

現状の放射能で、福島原発のすぐ近くに住んでいる人が奇形児を産む確率の100倍くらいは、普通の人が将来うつ病になる確率はあるというのに

あと、和田式で受験勉強をしていて不安だという受験生の方

本の通りというのが、思ったより誤解が多いので、個別対応ができるように緑鐡受験指導ゼミナールをやっている

http://www.ryokutetsu.net/

確かに本の通りやっていても、伸び悩む時期もあるし、さすがに全員東大に受かるというわけにはいかない(本の発行部数のほうが東大の定員より多い)

読んでいない人より、合格する確率は高いと信じているとしか言いようがないし、やっていれば成績や学力は上がる

東大に行けなかった(行かなかったというほうがいいのかもしれない)人から、たまたま同じ昨日に元緑鐡の地方の受講生の親御さんからこんなメッセージをいただいた

理3へと本人は希望してましたが、模試ではとても届きそうになく、理2へと転換しましたが、私自身が地震や放射能が怖く(柏市は数値が高いという記事があったので) 学校の担任からは東北大医学部を勧められましたが、それも、同じく怖く、女の子を狙ったいろんな事件があると手元から離すのが怖くなり、本人はあまり納得(偏差値的に)はしませんでしたが、地元の●●大学医学部へ今通ってます。(ご迷惑がかかるといけないので名を伏せました)
ずっと公立でしたし、塾にも行ったことなく、部活も3年夏までやっていたのですが、現役で余裕で医学部受かったのは、勉強のペースを作ってくださった緑鉄会(これは緑鐡受験指導ゼミナールのこととご理解下さい)のおかげです。お礼を言う機会もなく、申し訳ありませんでした。中野先生にもよろしくお伝えください。
娘は現役理3のイケメン中野先生のお手紙を励みに勉強してました。
医学部だと家庭教師の時給が3000円だし、現役で女子で一般入試で合格した子は5人位だそうで、同学年の中でも一目置かれてるそうで、今は娘も満足に通ってます。(引用終わり)
(ちなみに中野講師は本当に、こちらが悔しいくらいのイケメンである。通信だから顔を合わせたことがない――合格パーティに来られていては別であるがー―のが残念だ)

こういうメッセージは本当に嬉しいし、自分でもやりがいを感じる

そして、このメッセージが、悩める受験生に大きなヒントになるように思う

今のご時世、臨床研修が好きなところが選べるから、東大に固執する必要はない

とにかく、不安なメッセージの主も自分を信じて頑張ってくれれば、東大でなくても、それなりに満足できる大学に合格できるはずだ

そして、頑張ることに今は意味がある

頑張って、自分なりに勉強法を工夫してつかんだ栄冠なら、それが東大でなくても、そうでない場合とは違った人生につなげることができる

私は、メッセージを送って下さった方の娘さんはきっといい医者になると信じている

もちろん、東大を志望する以上、受かるに越したことがないから自分を信じて頑張ってほしいが