自衛隊が死ぬのが怖いと書いたことで、バカにしている、彼らの誇りを傷つけていると批判を受けた
このメッセージの主も書いておられるように、誰もが死ぬのは怖い
ただ、戦地に赴いた時に、死を覚悟している人と、絶対に死にたくない人とが闘ったときに、やはり死を恐れないほうが強いということはある気がする
だから、ベトナム戦争でも圧倒的な武器のアメリカ軍に北ベトナムが勝つような奇跡が起こるし、戦争で勝ったはずのイラクで自爆テロのようなものがしょっちゅう起こるとアメリカが出ていったりする
私は自衛隊がきちんと任務をしていないと言っていないし、震災のときであれ、イラクへの派兵のときであれ、立派な仕事をしたと思っている
イラクでは、どこの国に統治してほしいと住民にアンケートをしたら、圧倒的多数の民衆が日本だと答えたそうだ
私は9条を改正して、自衛のためでなくても戦争ができるようにしたときに、今の自衛隊では戦えないと言いたいだけだ
たとえば、アメリカに頼まれて派兵したとして、2,3人死んだくらいでやめようという話になって国際的に恥をかくだけだ
だったら9条があるから行けないと言っていたほうが、自衛隊の名誉が守られる
自衛隊の人間には死をいとわない人もいるだろうが、組織として、原発の近くに行かせない、JCOの臨界事故のときでも出動を嫌がるということがあれば、日本の新聞記者やテレビ局の死者が戦地に赴くのを嫌がるのと同じで、自衛隊員であっても軍人とは言えないと言いたいだけだ(そういう点で、日本の新聞記者やテレビ局の社員は、マスコミ人かもしれないが、ジャーナリストと言えないと思っている。昔は日本の記者だって戦地に言ったし、暴力団に殺されかけても、彼らを取材したりしていた)
死ぬのが怖いのが悪いわけでももちろんない
ただ、死を覚悟しないと務まらない職業がある(医者だって、戦場に赴くときは死を覚悟する。私はその覚悟がないからいかないだけだ。ただ、原発は怖いと思わないから、今だって、1号機の中に入れと言われれば入るし、毎月広野に行っている。熱いのが嫌だから爆発しているとき)
自衛隊を国防軍と名を変えるのは勝手だが、募集のときに、死も覚悟しろくらいのことを言ってほしいものだ
第一、安倍氏にしても、部下に死を命じるなら自分だって、国のために命を捨てる覚悟がほしい
戦前の日本軍だって、特攻隊に死を命じながら、自分たちは逃げ惑っていたと思えないような動きをしている奴が将官クラスで何人もいたらしい
戦争というのは、自分がいい恰好をするためのものでなく、命がけのものだ
もちろん、自衛のための戦争だって命だけであることには変わりない
命が惜しくなれば降伏するしかない
昔と違って、降伏した後でも殺せば、少なくとも国際的に断罪されるようになっただけましである
ただ、領土紛争は起こっても、中国にしても、北朝鮮にしても、自分の財産が没収されたり、アメリカの報復を覚悟の上で、日本の本土はおそらくは攻めてこないだろうというだけの話だ
(誰かが、中国で、貧乏人がクーデターの形で政権を奪取したら、このセオリーが成り立たないと言っていたが、そのリスクはゼロでない)
さて、前置きが長くなった
本日は、私の古巣であり、老人医療の原点である浴風会で、私の映画『「わたし」の人生』をやってくれるとのことで、そのミニセミナーの講師に呼ばれる
私が退職してからできたホールはけっこう大きかったが、ちゃんと客が埋まって本当に嬉しい
2万坪もある広い敷地がだいたるところに老人施設ができていて、まさに高齢者のコングロマリットである
講演が終わって、ちょっと感慨にふけっていたら、中年の男性から声をかけられた
顔と名前は一致しないが、老年医療を一生懸命なさっている人だと思った
結論的には、私の読者で、親御さんが浴風会でお世話になっている人だった
そして、二人のお子さんが、私の主宰する緑鐡受験指導ゼミナールに入って、一人は東大、一人は一橋に現役合格されたそうだ
その感謝の言葉をいただいた
これは本当に嬉しい
実際、最近、合格実績が非常にいい(最後まで続けてくれた人に関してだが)
にもかかわらず、震災以降、どんどん入会者が減っている
そんなに景気が悪いのだろうか?
高い金を使って予備校なんかに行くより、よほど、自分にあった勉強ができるし、志望校対策もしっかりやるし、それ以上に自学自習の習慣もつくのに
選挙の結果といい、受験生の親御さんと言い、日本人の選ぶ能力が落ちている気がしてならない
このメッセージの主も書いておられるように、誰もが死ぬのは怖い
ただ、戦地に赴いた時に、死を覚悟している人と、絶対に死にたくない人とが闘ったときに、やはり死を恐れないほうが強いということはある気がする
だから、ベトナム戦争でも圧倒的な武器のアメリカ軍に北ベトナムが勝つような奇跡が起こるし、戦争で勝ったはずのイラクで自爆テロのようなものがしょっちゅう起こるとアメリカが出ていったりする
私は自衛隊がきちんと任務をしていないと言っていないし、震災のときであれ、イラクへの派兵のときであれ、立派な仕事をしたと思っている
イラクでは、どこの国に統治してほしいと住民にアンケートをしたら、圧倒的多数の民衆が日本だと答えたそうだ
私は9条を改正して、自衛のためでなくても戦争ができるようにしたときに、今の自衛隊では戦えないと言いたいだけだ
たとえば、アメリカに頼まれて派兵したとして、2,3人死んだくらいでやめようという話になって国際的に恥をかくだけだ
だったら9条があるから行けないと言っていたほうが、自衛隊の名誉が守られる
自衛隊の人間には死をいとわない人もいるだろうが、組織として、原発の近くに行かせない、JCOの臨界事故のときでも出動を嫌がるということがあれば、日本の新聞記者やテレビ局の死者が戦地に赴くのを嫌がるのと同じで、自衛隊員であっても軍人とは言えないと言いたいだけだ(そういう点で、日本の新聞記者やテレビ局の社員は、マスコミ人かもしれないが、ジャーナリストと言えないと思っている。昔は日本の記者だって戦地に言ったし、暴力団に殺されかけても、彼らを取材したりしていた)
死ぬのが怖いのが悪いわけでももちろんない
ただ、死を覚悟しないと務まらない職業がある(医者だって、戦場に赴くときは死を覚悟する。私はその覚悟がないからいかないだけだ。ただ、原発は怖いと思わないから、今だって、1号機の中に入れと言われれば入るし、毎月広野に行っている。熱いのが嫌だから爆発しているとき)
自衛隊を国防軍と名を変えるのは勝手だが、募集のときに、死も覚悟しろくらいのことを言ってほしいものだ
第一、安倍氏にしても、部下に死を命じるなら自分だって、国のために命を捨てる覚悟がほしい
戦前の日本軍だって、特攻隊に死を命じながら、自分たちは逃げ惑っていたと思えないような動きをしている奴が将官クラスで何人もいたらしい
戦争というのは、自分がいい恰好をするためのものでなく、命がけのものだ
もちろん、自衛のための戦争だって命だけであることには変わりない
命が惜しくなれば降伏するしかない
昔と違って、降伏した後でも殺せば、少なくとも国際的に断罪されるようになっただけましである
ただ、領土紛争は起こっても、中国にしても、北朝鮮にしても、自分の財産が没収されたり、アメリカの報復を覚悟の上で、日本の本土はおそらくは攻めてこないだろうというだけの話だ
(誰かが、中国で、貧乏人がクーデターの形で政権を奪取したら、このセオリーが成り立たないと言っていたが、そのリスクはゼロでない)
さて、前置きが長くなった
本日は、私の古巣であり、老人医療の原点である浴風会で、私の映画『「わたし」の人生』をやってくれるとのことで、そのミニセミナーの講師に呼ばれる
私が退職してからできたホールはけっこう大きかったが、ちゃんと客が埋まって本当に嬉しい
2万坪もある広い敷地がだいたるところに老人施設ができていて、まさに高齢者のコングロマリットである
講演が終わって、ちょっと感慨にふけっていたら、中年の男性から声をかけられた
顔と名前は一致しないが、老年医療を一生懸命なさっている人だと思った
結論的には、私の読者で、親御さんが浴風会でお世話になっている人だった
そして、二人のお子さんが、私の主宰する緑鐡受験指導ゼミナールに入って、一人は東大、一人は一橋に現役合格されたそうだ
その感謝の言葉をいただいた
これは本当に嬉しい
実際、最近、合格実績が非常にいい(最後まで続けてくれた人に関してだが)
にもかかわらず、震災以降、どんどん入会者が減っている
そんなに景気が悪いのだろうか?
高い金を使って予備校なんかに行くより、よほど、自分にあった勉強ができるし、志望校対策もしっかりやるし、それ以上に自学自習の習慣もつくのに
選挙の結果といい、受験生の親御さんと言い、日本人の選ぶ能力が落ちている気がしてならない