昨日のマスコミ批判だが、すべての記者とか、すべてのマスコミ人が取材嫌いの手抜きと言っているつもりはないのをお断りしておく

そういう人が入りやすいと言うだけの話で、私の知っている某国営放送の記者は、なんでこんなにというくらいよく取材しているし、知っている

私がたまたま知ることのできた自民党の大物の愛人の名前をはっきり知っていた(私は口に出さなかったが向こうが教えてくれる形だった)のにも驚いた

本日も朝日新聞の取材を受けたが予定時間を超えてまで話を聞こうとする態度は、こちらにとっては迷惑だが、記者魂のようなものを感じた

ひどいのは多いがまともなのもいる

だからと言って、金のために事実をねじまげる金持ち記者の大罪が許されるわけでないと言いたいのだ

また、こういう取材者魂のある記者たちにしても、給料が安くても今の仕事を続けるかもわからない

だから、国営放送ならともかくとして、大マスコミの場合、スポンサーに及び腰になる気がしてならない

http://www.axis-cafe.net/weblog/t-ohya/archives/000902.html

というようなブログがあるらしい(というかメッセージを送りつけてきた奴がいる)

この人は週刊誌のコメントというのは、こちらが言った通りに書くと思っているおめでたい人のようだ

私は、「もし認可前に推薦入試の内定がでているとするなら」という言葉は取材時に発言している

法律で認可前の推薦入試募集が禁止されていても学校周りをしていたという話は聞いたことがあるし、その程度のことをやりかねないと思ったという背景はある

今回は、それをやっていなかったのなら、立派な学校としかいいようがない

パチンコを含め、非合法黙認が当たり前の国だから

このブログの主はいみじくも、「仮にそうだとすれば同氏の知識水準は問題の田中真紀子・文科相とたいして変わらないことになり」と論じているが、仮にそうだとすればということばが週刊誌では抜け落ちることが多い

ただ、知識水準と言うが、状況を知る由もないのに、知識云々の話ではないだろう

私は官僚でもマスコミでもないのだから、情報が入らない中で、仮に~~としたらという形でコメントせざるを得ない

いずれにせよ、審議会以外に民意を反映しない形で、国民の税金を使う大学の設置を許すことは私には許されないし、こういう上げ足とりをする人間がいるから官僚支配が治まらないのだろう

マスコミがろくに取材をしないでものを書くと言うが、タダ原稿のブログの場合、取材記者を雇う金などないから、世間で喧伝されていることが本当であったとしたら、というスタンスで書いていることを健全な読者の方には理解してほしい

さて、日経を見ていたら、ニコ動で、共産党の志位委員長が、尖閣問題について発言したら大人気だったと出ていた

領土問題とか、紛争とかいうのは、安上がりに人気とりをする手段には昔から使われるものだ

今回の中国や韓国の強気も、2012年問題と切って離すことはできないだろう

でも、ちまちました、人も死なないような領土問題で、たとえば、年間1万人も経済理由の自殺が出ていて、変死者も年に15万人も出ているが、そのうちどれだけが餓死かわからないらしい

領土問題より、もっと人が死んでいる問題に真剣に取り組むのが共産党で、そのためにたとえ人気がなくてもいいというスタンスがかっこよかったのだが、共産党までポピュリズムに走るのはきわめて残念だ

もちろん、北朝鮮や中国や旧ソ連をみてもわかるように、共産主義国はすべて領土問題では強硬派なので、共産党のポピュリズムというより、こっちが本音なのかもしれないが