昨日のブログでもう一つ気にかかったことだが、「要領良く努力すれば受験生全員が一流大学に入れるならみんなやってますよ」という部分も気になっている
私が見るところ、要領よく受験勉強をやっている人などほとんどいない
恥ずかしながら、上の娘の受験のときも、努力はちゃんとする子だったが、親の言うことは聞かないで、塾や予備校ばかりを信じてしまう
私から見る限り、要領がいいとはほど遠かった
地方に行くと、学校がものすごく要領の悪い勉強を押し付けている実態をよく見受けるが、ほかの勉強法を探そうという受験生は少ない
確かに、全員が一流大学に入れるかはわからないが、昔と比べて少子化で受験圧力が弱まっている上に、私の本に限らず、受験勉強法の本が売れず、昔と比べて勉強法を工夫する人が少ない中で、ちょっと勉強法を工夫して、きちんと勉強をすれば、かなりの確率で一流大学に受かるというのが、私の通信教育をやっている限りの実感だ
ついでにいうと、通信教育をやっていると、私の勉強法の本についての誤読をしている受験生も多い
書き方が悪いのだろうが、さすがにそこまで都合よく読むのはというものが多い
ネットを見ていればわかるが、私の被害者と称する人たちはほとんどが、本のやり方で上手くいかなかったという人で、緑鐵の元受講生というのはほとんどいない(緑鐵の元講師を語るインチキ――これについてはおおむね調べられる――実在するというのなら、名乗り出てほしい。むしろ、改善点があれば改善する)
さて、昨日は、精神分析学会で仙台に来ていた
学会はあまり面白そうでなかったが、久しぶりにアメリカ時代に一緒のクラスで勉強をしていたアメリカで臨床を続ける日本人医師と食事をした
食べログでいい点のすし屋に行ったが、東京のものと比べて洗練されていないし、つまみはともかくとしてすし飯はいただけなかった
でも、楽しい一時だったのは確かだ
アメリカで精神科医をやり、格差社会の実情を知るその先生もオバマが勝ってほっとしたという
テレビ討論での演説はそのくらいロムニーがうまかったらしい
そして、貧しい層が格差是認論者に入れるというパラドックスは日米変わらないようだ
宇都宮健児氏が都知事の候補に立候補するというニュースを聞いた
実は、前回の日弁連の生活保護たたきと闘う集会で初めてお会いした
これから、税金は金持ちから取れという運動をしていきたいとおっしゃっていたが、こんな形で政治的活動デビューとなって驚いた
私も、今回の都知事候補の中で、唯一、リベラル、ソシアルの立場として期待している
ただ、残念ながら、原発については、まったく私は逆の考え方をしている(実は、大阪のたねまきジャーナルも、数少ない格差是正側の番組なので、存続のための寄付をしたが、この番組も京大の小出先生に出演を続けてもらうというような脱原発論なのは、私と違う考え方である)
いいたとえかどうかはわからないが、脱原発というのは無農薬野菜や有機食品のようなものだと私は思っている
確かにそのほうが健康にいいのかもしれないが、現在のレベル(福島のような40年前のものでないという意味で、あるいは現在の日本の基準の農薬という意味で)のものなら、原子力で発電をしたり、多少の農薬を使っていても、健康や寿命に対する影響は大騒ぎするようなものではないと考えている。タバコやアルコールのほうがはるかに毎年死者を出しているし、依存症を作り、自殺に追い込むという点では、パチンコのほうがはるかに怖い
いっぽうで、有機や無農薬の食品は、そうでないものの倍や3倍の値段になる
原発をやめて、産油国の言い値で原油を買わされるようになれば、電気料金も3倍くらいになるという試算もある
金持ちにとってはへでもない金かもしれないが、生活保護やワーキングプアにとってみれば、死活問題だ
有機食品や無農薬野菜であれば、貧しい人は買わないで、そうでないものを選ぶという選択もできる(もちろん、ほかを切り詰めて、そういうのを買うのは勝手だが。ただ、そのせいで文化的生活ができないとメンタルヘルスには悪いと思うが)
しかし、脱原発の場合は、金持ちや中流の都合で、貧しい層の選択肢はない
せっかく、生活保護の人でもエアコンを使ってよいという判例が出たのに、電気料金が高すぎて、また使えなくなって、熱射病で死ぬのでは、健康を守るための脱原発がパラドックスになってしまう
思うに、原発を地方自治とリンクさせてはどうか(これはとある地方の偉いさんと意見の一致したところだ)
原発の稼働している県については、電力会社も、迷惑料みたいな形で、電気料金を安くしてあげる
すると原発があっても電気料金が安いなら、その県に移住するという人も出てくるだろう
とくに工場などは、みんなその県に移転するだろうから、雇用がものすごく生まれる
観光や、水産業、農業で食っていくつもりの県なら、工場はこなくても、電気料金が高くても、脱原発でいこうという話になるだろう
それを選挙という民意で決めればいい
私なら、浮いた電気料金でおいしいものを食べたいので、原発のある県に引っ越したいが、実は、東京も離れたくない。でも、東京の金持ちたちはどうせ原発を拒否するだろうと思えてならない
私が見るところ、要領よく受験勉強をやっている人などほとんどいない
恥ずかしながら、上の娘の受験のときも、努力はちゃんとする子だったが、親の言うことは聞かないで、塾や予備校ばかりを信じてしまう
私から見る限り、要領がいいとはほど遠かった
地方に行くと、学校がものすごく要領の悪い勉強を押し付けている実態をよく見受けるが、ほかの勉強法を探そうという受験生は少ない
確かに、全員が一流大学に入れるかはわからないが、昔と比べて少子化で受験圧力が弱まっている上に、私の本に限らず、受験勉強法の本が売れず、昔と比べて勉強法を工夫する人が少ない中で、ちょっと勉強法を工夫して、きちんと勉強をすれば、かなりの確率で一流大学に受かるというのが、私の通信教育をやっている限りの実感だ
ついでにいうと、通信教育をやっていると、私の勉強法の本についての誤読をしている受験生も多い
書き方が悪いのだろうが、さすがにそこまで都合よく読むのはというものが多い
ネットを見ていればわかるが、私の被害者と称する人たちはほとんどが、本のやり方で上手くいかなかったという人で、緑鐵の元受講生というのはほとんどいない(緑鐵の元講師を語るインチキ――これについてはおおむね調べられる――実在するというのなら、名乗り出てほしい。むしろ、改善点があれば改善する)
さて、昨日は、精神分析学会で仙台に来ていた
学会はあまり面白そうでなかったが、久しぶりにアメリカ時代に一緒のクラスで勉強をしていたアメリカで臨床を続ける日本人医師と食事をした
食べログでいい点のすし屋に行ったが、東京のものと比べて洗練されていないし、つまみはともかくとしてすし飯はいただけなかった
でも、楽しい一時だったのは確かだ
アメリカで精神科医をやり、格差社会の実情を知るその先生もオバマが勝ってほっとしたという
テレビ討論での演説はそのくらいロムニーがうまかったらしい
そして、貧しい層が格差是認論者に入れるというパラドックスは日米変わらないようだ
宇都宮健児氏が都知事の候補に立候補するというニュースを聞いた
実は、前回の日弁連の生活保護たたきと闘う集会で初めてお会いした
これから、税金は金持ちから取れという運動をしていきたいとおっしゃっていたが、こんな形で政治的活動デビューとなって驚いた
私も、今回の都知事候補の中で、唯一、リベラル、ソシアルの立場として期待している
ただ、残念ながら、原発については、まったく私は逆の考え方をしている(実は、大阪のたねまきジャーナルも、数少ない格差是正側の番組なので、存続のための寄付をしたが、この番組も京大の小出先生に出演を続けてもらうというような脱原発論なのは、私と違う考え方である)
いいたとえかどうかはわからないが、脱原発というのは無農薬野菜や有機食品のようなものだと私は思っている
確かにそのほうが健康にいいのかもしれないが、現在のレベル(福島のような40年前のものでないという意味で、あるいは現在の日本の基準の農薬という意味で)のものなら、原子力で発電をしたり、多少の農薬を使っていても、健康や寿命に対する影響は大騒ぎするようなものではないと考えている。タバコやアルコールのほうがはるかに毎年死者を出しているし、依存症を作り、自殺に追い込むという点では、パチンコのほうがはるかに怖い
いっぽうで、有機や無農薬の食品は、そうでないものの倍や3倍の値段になる
原発をやめて、産油国の言い値で原油を買わされるようになれば、電気料金も3倍くらいになるという試算もある
金持ちにとってはへでもない金かもしれないが、生活保護やワーキングプアにとってみれば、死活問題だ
有機食品や無農薬野菜であれば、貧しい人は買わないで、そうでないものを選ぶという選択もできる(もちろん、ほかを切り詰めて、そういうのを買うのは勝手だが。ただ、そのせいで文化的生活ができないとメンタルヘルスには悪いと思うが)
しかし、脱原発の場合は、金持ちや中流の都合で、貧しい層の選択肢はない
せっかく、生活保護の人でもエアコンを使ってよいという判例が出たのに、電気料金が高すぎて、また使えなくなって、熱射病で死ぬのでは、健康を守るための脱原発がパラドックスになってしまう
思うに、原発を地方自治とリンクさせてはどうか(これはとある地方の偉いさんと意見の一致したところだ)
原発の稼働している県については、電力会社も、迷惑料みたいな形で、電気料金を安くしてあげる
すると原発があっても電気料金が安いなら、その県に移住するという人も出てくるだろう
とくに工場などは、みんなその県に移転するだろうから、雇用がものすごく生まれる
観光や、水産業、農業で食っていくつもりの県なら、工場はこなくても、電気料金が高くても、脱原発でいこうという話になるだろう
それを選挙という民意で決めればいい
私なら、浮いた電気料金でおいしいものを食べたいので、原発のある県に引っ越したいが、実は、東京も離れたくない。でも、東京の金持ちたちはどうせ原発を拒否するだろうと思えてならない