パチンコが違法といえない、ギャンブル性なら、公営ギャンブルのほうがひどいというメッセージをいただいた

私もパチンコを違法だと言っていない

景品交換による換金が違法だといっているのだ

たとえば、UFOキャッチャー(古いか?)の隣に、それを10万円で買う店があれば、やはり取締りを食うだろう

かつて、いくつものカジノ店が、景品交換のシステムで実質ギャンブルをやろうとしたが、みんな捕まったそうだ(むしろ、堂々と金をかけている違法カジノ店のほうがなぜか捕まらないのが日本の不思議なところだが)

公営ギャンブルのほうが確かにギャンブル性は強いが、どこにでもあるわけでないし、毎日開催ではないので、依存症になる確率は低い

帚木 蓬生氏によるとギャンブル依存症の95%はパチンコ、パチスロがらみだそうだ

それと公がやって、その収益が何らかの公的なことに使われるのと、どこの国の人かわからない人がやって、税務調査もろくにやらないから、どこの国に流れているのかもわからないのとではえらい違いだ

禁止された韓国のパチンコはもっとカジノのようなものだったという話だが、私もいったことがないからわからないが、台は日本のものだったり、日本と変わらないようなものだったと聞いている(知っている人がいれば教えてほしい)

少なくとも、精神科医として帚木 蓬生氏も尊敬しているし、パチンコを許せない気分は、多少の理屈をこねられても変わらないだろう(といいながら映画のスポンサーなってくれるなら変わるかもしれないがーー映画屋なんて芸術家とかではなくて、そういう興行師なのだと私は思っている。ただ、日本のパチンコ屋をやるような人に、そんな芸術がわかるような人はいないし、私の映画で涙するような人情を持った人もいないと思っている。いたら、これも失言として謝るつもりだが)

いずれにせよ、自分で稼げるに越したことはないから、今の教育産業の緑鐵受験指導ゼミナールのブラッシュアップに努めている

ということで、昨日は添削講師のミーティング

50人くらいは集まってくれただろうか?

受験勉強法の指導や、受験計画の作成はうまくいっているので、ちゃんと宿題をやってくれる子は、それなりに伸びるのだが、もう少し、それを確実にしていくのにはどうしたらいいのかというような話題になる

一つは、ケアレスミスをなくす指導ということで、これについては近々、かなりの自信作が出るから、読者の方で受験生の方や、その親御さんの方は期待してほしい。

講師もそれをきちんと読んでもらってそういう指導をしてもらう

やはり、基本的に人間というのは単純にできている(私も含めて)もので、いい点をとるとやる気になる

学力以上に、ミスをしなくなることが点数を上げていくのは事実だろう

今回は、宿題をちゃんとやってくれるのに、模試などで伸びない、学んだことが受験学力になってこない生徒のことも問題になった

いかにこれまでに学んだことを体系化するかということだが、これが東大生の場合は自然にできてしまうので、意識しないのではないかという話になった

確かにそうだ

これまでに学んだことを名づけたり、意識化させたり、学ぶべき本の目次を読むだけでもかなりの効果があると、ある講師がレポートした

また、音読をさせるとごまかし読みをしないので、数学の解答などでも目で追いかけるのでなく、音読させていると

講師の中に、こういう私でも気づかないようなことを実践して、少しでも生徒の学力を上げるように腐心している人がいるのが、本当にうれしい

私自身は教育産業で金儲けをすることは悪いことだと思わない

ゲームとかで、相手の学力を奪うようなことで金儲けをするより、両者が得をするのだから、はるかに建設的だ(ただ、私の場合、格差是正の夢があるので、原価率をかなり高くしているので、生徒数が少ないと経営がかなり苦しいのは事実だが)

儲かったら、映画の資金にしていきたいという夢もある

ただ、それ以上に、生徒への愛とか、相手が伸びることへの喜びがないとこの仕事は続けていけない

いい講師が育ってくれると、こちらとしても本当にうれしい

やっていてよかったと思える充実した一日だった