都知事選の行方は意外に気になる

高齢者福祉をちゃんとやってくれる人がなるのかが一番のテーマだが、そこらへんのところがよくわからない

一人暮らしも多く、家族や近所のシステムが崩れ、またニュータウンと言われるところが高齢化しているのだから、東京の高齢者問題は意外に深刻なのだが、あまり表に出ない

前の知事選でも、唯一、それを問題視していた共産党の候補は惨敗した

福祉、とくに高齢者福祉のニーズは美濃部さんのころより、はるかに高いのに、この20年くらいh福祉は票にならないと思われ続けている

それに風穴をあけないといけない気がするのだが

知り合いに聞くと、前回の選挙で実は共産党に入れたという人が意外に多いのだが、本来、共産党を必要としている人が東国原氏にいれたようだ

さて、そういう折、実は昨日から、宮崎にきている

講演会なのだが、最近、九州ずいていて、先週も佐賀にいたし、来週は福岡と長崎だ

九州の好きなところは、食べ物がおいしいことと、生活を楽しむという感覚が強いところだ

セコセコと貯金するというイメージがあまりない

農業より、畜産のほうが、コメより果物のような商品作物のほうが、稼ぎのもとになっているからなのだろうか?

聞いてみるとけっこうな不景気らしいのだが、なんとなく、アジアな感じがしていい

ただ、ちょっとがっかりなことも多い

空港を出ると、祝巨人軍優勝のでかでかとした垂れ幕

ほかの球団もキャンプをやっているのだが、宮崎というと巨人という刷り込みなのだろう(水谷などの名選手の出身県なのだが)

さらに泊まったシェラトンにはタツヤカワゴエミヤザキというレストランがあった

テレビに出ているシェフのレストランなのだが、イタリアンのシェフのはずなのに、ホテルの1階に表示される、そのレストラン紹介のメニューの写真に大々的にテリーヌなどがでてくる

この県の人はテレビに出てくる人ならなんでもいいのか(前の知事を含め)、と思ってしまった
(もっともこのホテル自体は県外者だ泊まるので、テレビに出ている県知事が宣伝したくらいで、宮崎の産品が売れるくらいだから、宮崎にくる観光客ならテレビに出ている人で十分喜ぶと、むしろ冷めた計算が働いているのかもしれないが)

ジャイアンツファンとテレビ好きというのが妙に結びついていしまう

私のきらいな「いなか者」のパターンだ(私の定義では地元のチームを応援するのはいなか者ではない。東京にこび、東京に洗脳されて、東京のもののほうがいいと思うのがいなか者である)

で、帰りに宮崎ラーメンが食べたいと思い、行きの飛行機の出口のそばにあった響というラーメン屋に行くと11時開店という

11時半の飛行機なのにどうしようとおもったら、5分ほど店を早くあけてくれて、間に合うように作ってくれた

ちょっと塩が強いが、とんこつは臭みがなく、いいラーメンだし、もやしとの相性もいい

あわてて食べたので、少し舌をやけどしたが、おいしいと言っていい

ついでに、そのラーメン屋が開くまでの待ち時間に飲んだ宮崎マンゴジュースが950円

ラーメンよりずっと高いが、やはりうまい

ということで宮崎のことを好きになって帰った旅だった