本日は水曜日で、資源ごみの日なので、時差ボケで早く目が覚めたのを利用して、新聞と雑誌の整理を例のごとく行う

私が海外にいた間に、読売新聞が森口氏をいかに大きく扱っていたのかも、実際に見てみるとびっくりだ

あと、ユニクロが営業利益1000億円以上で、最高益というのも出ていた

昨夜のニュースで社会貢献のために10億円のファンドを始めたというのが、取り上げられていたが、いくらなんでもしょぼすぎないか

コメンテーターも手放しでほめるのでなく、「ユニクロの企業規模を考えたら、どうせだったらもう少し大規模にやってほしかったですね」くらいのことは言えないのか?

ま、そういう人間でないとテレビのコメンテーターとしては生き残れないのだろうが

あと、えん罪で世間の同情を集めた村木氏が、生活保護切りの担当局長になって、インタビューに応じていた

日本人というのが、正義の味方がやったことはなんでも正しいという変な文化もあるし、マスコミも村木氏には借りがあるので、どんなにひどいことをやっても叩けないだろう

ましてや、金持ちと金持ちのぼんぼん集団のマスコミは生保切りを正義と思っているのだから、村木氏とタッグでどんどん生保が切られることだろう

厚生労働省もものすごい考えた人選をやったと思う

弱者の味方のオバマが選ばれようとしているアメリカとは大違いだ

昨日、ラジオを聞いていたら、遠隔操作ウイルスに感染したパソコンからインターネット上に犯罪予告が書き込まれた事件で、TBSに(その番組では自分の番組あてだと言っていた)真犯人を名乗り、犯行の詳細を記したメールが送付されていたという話をしていた

犯行の動機は、警察や検察に醜態をさらさせたかったということだという話も書かれていた

ラジオのコメンテーターは、ここで警察や検察の批判をすると、犯人の思うつぼだというようなことを言っていたが、実際に、警察がやったことがまったく追及されないとすれば、そっちのほうがよほどひどい

実際、このハッカーの予想通りに警察は動いた

やっていない人間を20日以上も拘留して、福岡では現実に一人は自白している

自白の強要がなかった、少なくとも「はかないといつまでも拘留されることになりますよ」くらいのことを言っていなかったとすれば、あまりに不自然だ

民主党は、もともとは取り調べの全面可視化を言っていたはずだが、いつの間にか、法務官僚に取りこまれてしまった

そして、今回は在庫整理の人を法務大臣にしたら、ヤクザとつきあっていたのがばれる体たらくだ

しかし、よく考えたら怖い話だ

いつ、突然、あらぬ疑いをかけられるかもしれないし、警察に踏み込まれてパソコンの中をすべて警察に覗かれてしまう

というか、一人の警察官が腹を決めて、裁判で負けるのを覚悟したら、誤認逮捕などいくらでもできてしまうし、自白を引き出せるということになるだろう

先進国の中で代用監獄が残っているのは日本くらいだ

いくらハッカーのやったことだからといって、彼の言い分のほうが正しいことを証明するような警察の失態だったのだから、取り調べの可視化の話くらい出てもいい

生活保護問題と言い(自分がいつ失業したり、病気をしたりするかもしれないのだから)、この問題と言い、明日は我が身と思えない日本人は本当におめでたい

明日は我が身と思えれば、自分たちのとるべき行動も、投票行動も変わると思うのだが

ところで、また沖縄で日本人の女性がレイプされた

日本人がひどい目にあったという点では、拉致と同じくらい腹が立つ

確率論から言えば、レイプされるほうが、オスプレイの墜落より現実的な脅威である

今のご時世、中国とだって紛争になることはあっても全面戦争はないだろうし、尖閣にだって米軍は出て行ってくれない

そこまで犠牲を払って安保を続けないといけないのかという本質的な問題をすべき時期なのではないか?

安保の代わりに憲法改正というのなら話はわかるが、安保も続けて憲法改正なら、アメリカのポチにされるだけのように思えてならない