日本の外交問題が話題になることが多いが、いつも問題になるのは、韓国や中国の強気だ

韓国は、大統領が竹島に来たかと思うと、今度は閣僚級で大統領の除幕式を行った

尖閣問題でも、中国は反日暴動が起きて、日本のレストランなどが被害にあっているらしい

で、日本の弱腰外交とか、マスコミも中国や韓国の批判をするのだが、そんなことで向こうが変えられると思うほうが甘い

現時点で、韓国や中国が、これ以上、暴れないようにする手立ては、たとえば、韓国製の携帯電話の不買運動だろうし、韓国や北朝鮮が(とくに北朝鮮が)一番困るのは、パチンコが電気をものすごく食っている、依存症を大量に生むギャンブルで、本家の韓国では禁止されたということに対するデモ活動だろう(おそらくテレビは何万人規模のデモになっても報じないだろう)中国だって、現時点で不買運動をされるのは困るはずだ

相手が嫌がることを考えない限り、相手は増長する

そして、政治家に強硬外交をやらせても、相手に意地を張らせて、効果のない無意味なものになるだけだが(国際司法裁判は多少期待できるが)民間が勝手にやっているデモや不買運動なら、外交問題にはならないだろう(向こうの不買運動を誘発して、売国的経営者が、やめてくれとほざくかもしれないが)

靖国訪問についても、ダブルスタンダードなのが解せない

靖国神社にA級戦犯が合祀されるということは、A級戦犯は、裁判死ではなく、戦勝国による人殺しであるから、戦死なのだという理屈を政治家が認めたことになる

石原都知事のように、日米安保がペテンだ(確かに尖閣や竹島問題で、まったく米軍が動かないことでもわかるように、彼らは日本を守るためにいるのではなく、自国の利益を守るために駐留しているのだろう)、アメリカの戦後占領政策はインチキなので、憲法もおしつけだし、極東裁判も、あんなものは裁判でなく戦勝国による人殺しだという主張だという主張もできない(少なくともアメリカ相手にできない)くせに、靖国に参拝してA級戦犯の合祀を国内で認めるというやり方は姑息に思えてならない

靖国参拝組の人間の中で、アメリカに「これは極東裁判を認めていないということですから」と言える人間はどれだけいるのだろう?

ロシアで叫ぶ勇気もないくせに、国内だけで、大音量で「北方領土を返せ」と叫ぶ右翼と同列だ

国内でだけ勇ましくて、外国にでて、からっきし意気地がない政治家ばかりだと日本がなめられるのは当たり前だし、日本国内でもパチンコ屋のように金のある奴にはマスコミも政治家も逆らえないなら、韓国や北朝鮮に足元をみられるのは当たり前だ

天皇陛下、とくに昭和天皇は、おそらく極東裁判は正規の裁判と認める立場だったのだろうし、今でも認めているのだろう。だからA級戦犯を合祀にしたときから、靖国を参拝しなくなったと考えるのだが、どうだろう?

私自身は、慰安婦だって、日本の当時の娼婦と同じく、金で買われたもので、日本を恨むのでなく、親を怨むべきだと思うが、韓国は国際社会に訴えるということをするだけ勇ましい

靖国参拝するくらいなら、極東裁判はインチキだし、当時のアメリカは国際法違反だと国際社会に訴えるべきだろうし、戦後、5000人もの日本人が米兵にレイプされたことなど、もっとアメリカに出ていって訴えれば、アメリカのフェミニストだって味方につけられる可能性だってある。アメリカの一般大衆は意外にフェアなので、アルグレイブ問題もアメリカ人自身がものすごく怒り情けなく思った

国の中で吠えてばかりいるのでなく、国際社会に訴えるという建設性を日本にももってほしい

おそらく、いろいろと批判をうけるだろうから、この記事はアメンバー限定にしようと思ったが、どういう反響があるかを知りたいので、あえて全員に公開としよう